タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

 ミャンマーの忠犬ハチ公

2013年02月03日 13時46分49秒 | 旅行

交差点の真ん中にあるトーチカにもなる建物       広場の屋台が連なっている



 帰路に着く為、耕運機の荷台には、元恋人と父母と弟が9人が乗り込み満員状態である。


 犬も付いて来る、がたがたとゆれながら、悪路を進んで行く。


 トーチカの有る交差点を曲がった所に、牛の群れが居る。


 牛の乳を搾っている。何か私達に伯父が説明してくれる。


 後で彼女の説明に拠れば、この人達は草を求めて移動する。遊牧生活を送っているそうだ。


 タイにも昔、水牛と共に暮らして渡り歩いた人がいたが、今は居ないそうだ。


 耕運機は道路を外れ、正月の催しが有った広場に入って行く


 カメラで写真を撮っても良いと言うが、何か怖いし、がたがたと揺れて難しい。


 まだ屋台の家には、店が開いていて店の人達が、珍しそうに此方を見ている。


 伯父が店でタバコを買い、店の人は支払わなくても良いと言うが。


 伯母が支払って来る、その店の人も乗り込み帰路に着くと


 2匹の犬が付いて来るが、1匹は道路に出ると広場の方に引き返すが


 雌の1匹は、耕運機の前を走りずっと付いて来る。


 道路には家が連なっているので、家家の犬が交代で噛みついて来る。


 耕運機に轢かれそうになりながら、犬をかわし必死に走っている。


 4~5匹の犬に囲まれた時、元恋人が降りて行き他の犬を追い払う。


 この犬は昔伯父が、ミャンマー側に暮らしていた時、飼っていた犬だそうだ。


 主人を忘れず、懸命に付いて来る姿に感動を覚える。


 だが検問所の所の中に入り、耕運機が止まって検査を受ける時は、


 犬がいない、良く見れば、検問所の入り口で止まっている。


 犬で有りながら、この先は付いていけない事が解っているのだ。


 犬でも国境と言う物が、どんなものか解っているのだろう。何か哀れさを感じる。


 これがミャンマー訪問の、一番感激した出来事だった。


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コメント (10)
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