タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

 一変した夕方の国境地帯

2013年02月09日 11時42分11秒 | 旅行

ミャンマー内の橋と道路


 国境の封鎖は午後6時である。5時前頃カレン族の検問所に着いたら


 昼間とは違い銃を持った監視兵の人数が増えていた。


 荷台から降りた元恋人が、敬礼をする。隊長らしい人物が、此方を見てじっと睨みつける様に目線を送る。


 伯父が降りて、民間人の服を着た世話人と、煙草を上げ話をしてる。


 昼間通った時と緊張感が違う。隊長らしき男は此方を睨んだままだ。


 私は知らん顔をして、他所の方に顔を向けていた。


 私の身なりは、タイ人とは一目で見ても違うが、質問される事無く、無事通るる事が出来た。


 それから暫らく行くと、自転車に乗ってる子供が3人居る。


 止めて話をしている、元恋人の兄妹だと言う、学校はこの近くに有ると言う。


 下の子を2人り乗せて、荷台は満員状態であるが、国境へと急ぐ。


 国境の川の手前の監視所で元恋人は降りた、友達がそこに居ると言う。


 監視所には来る時は、居なかった、兵隊が自動小銃を持って見張っていた。


 川を渡りタイ側に着くと、此方も来る時は3人か居なかった監視兵が


 倍の6人位に増えている、隊長らしき兵隊が伯父に質問をしている。


 そして兵隊に写真を取れと命令して、2~3枚の写真を取っていた。


 彼女が後から言うには、貴方が居るから怪しく思ったのだと言うが


 だけど人数が増えているから、難民の疑いをしていたのではないかと思うが。


 そのまま無事に伯父の家に辿り着いたのだが、元恋人の親や兄弟は、帰る時は歩いて帰ると言う


 結構長い道のりだが、彼らは歩くのに慣れていると言う。


 予断になるが、国境を越えるには、別に監視兵がいない道も有ると言っていた。


 だけど夕方以降になると、本当に緊張感が漂う、日本人の私としては怖いと思った。


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コメント (5)
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