これは義兄のマンゴ農園では無い
彼女に電話しても出ない、ソンクラ―ンで何処かに出掛けて、行っているのかと思った。
数回掛けてやっと繋がった、ソンクラ―ンと言うのに、義兄のマンゴ農園の出荷の手伝いをしている。
義兄のマンゴ農園は山の中の谷間に有る。60ライの面積で30~40ライのマンゴの木を植えて居る。
家のマンゴ農園の木より、1~2年早く植えているが、井戸が無く枯れた木も多かった。
その他に20ライのマンゴ農園を、平地に持っているが、マンゴの木を植えて2年位にしかならない。
義兄の谷間に有るマンゴ農園は、山を切り開いた細い道を上って行くのだが、
道の小高い丘に着くと、下に広々としたマンゴの木が広がっている。
マンゴの花が咲くと何とも言えない美しさだ、私はこの丘から見る景色が一番好きだ。
その上の山々から鳥のさえずりが聞こえて来る、今も頭に浮かんで離れない。
細そい小道を降りて行くと数本の巨木がある、その下に腰を掛けると谷に吹き下ろす
涼しい風が通り過ぎて行く、ここはタイで無い様な錯覚を覚える。
そこで汗を拭き、持って来た冷たい水を飲むのである。桃源郷の気分であるが。
それにしたっている訳にはいかない、手伝いをしないで良いと言うが、
見よう見まねで手伝うが、戦力になるのは程遠い、あれこれ聞くので返って仕事の邪魔になる。
彼女が休んで居ろと、きつい御達しである。すごすごと小屋に戻り、一人寝ころんで休憩である。
暑いタイでは少しの仕事でもきつい、汗が出て喉が渇く
こんな状態でもタイ人は覆面をして、長袖で長ズボンである。
此の服装が本当は良いのであるが、慣れない私は、こんな服装では茹で蛸になる。
ふとタイの思い出話である。
宜しく御協力の程宜しくお願いします。にほんブログ村