タイに恋した男の物語

マンゴとカエルと共に暮らすのヒマ トックが日本に住所を移し
タイでの出来事などを思いのままに書いて行きます

収容所の様な宿舎

2013年08月03日 05時46分42秒 | 旅行

 チャアムに戻る途中に、寺の塔を建設中の寺院


 従兄の借家の近くにホテルが有るらしいと、言うのでチャアムに泊まって良ければ、そこで過しても良いと思った。


 そこはチャアムの南寄りで有るらしい、電話を掛けると行き過ぎたので戻ら無ければならないと言う。


 ぺッチャアプリに着いて、数回も電話していたのに情け無い話である。


 午後4時を過ぎ従兄は仕事が終わっていると言う、どんな場所か楽しみで有った。


 彼女がリゾートマンションの販売所で車を降りて聞いている。


 海の方に大きなリゾート用と思われるビルが、2棟建ち3棟目が建築中である。


 販売所の後ろに道路が有り、守衛が居るが、問題無く通してくれる。


 舗装道路を走っても普通の家は無い、彼女が電話すると又行き過ぎたらしい。


 舗装してない泥んこの道を進めと言う、何か悪い予感がする。


 暫らく行くと右側に車の駐車している列が見える、そこに従兄の嫁が自転車で迎えに来る。


 着いて暫らく歩くと、高い塀の中にプレハブの、2階建ての宿舎が見える。6棟位有るようだ。


 そこの入口に守衛が居る、従兄も待って居て中に入れと言う。


 中は入り口近くに雑貨店がある。それを通り過ぎるとコンクリートの水槽が見える


 宿舎の横に2列で10カ所位有り水が満タンである。その向うに簡易便所が12カ所近く有る


 水槽は住人が水を浴びる施設だ、宿舎の中に案内される。道から2軒目の1階の部屋だ。


 部屋数は8部屋位有り、中に入ると6畳位で,敷き物はナイロンで、床はコンクリートの様だ


 部屋の中は古い扇風機と小さなテレビと、寝具などしか目に入らない。


 色々な飲み物とか食べる物を出してくれる、ご飯を食べて行けと言われるが、先を急ぐと断る。


 外国人が来る事も無いので、ジロジロト見られるが慣れているので気にしない。


 彼女がトイレに行きたいと言うが、汚れているから行かない方が良いと言う。


 ホテルは、良いホテルが向うに有るから探したらと言われる。


 ここからは浜辺まで遠く、高級なホテルの感じがするし、値段は高そうである。


 写真を撮るのには、貧民街の様で気が引けるし、何か文句を言われそうで


 1枚も取る事は出来なかった、従兄はここで6年も働いて居る、年は50歳位と思う。


 出してくれる物は、殆ど手を付けなかったが、彼女は2~300バーツ位も使わせて、申し訳ないと言っていた。


 タイのビルの建築現場で、こんな状態でタイ人の労働者が暮らしているとは、想像以上のショックだった。


 彼女も想像していた状況と違うので、再び昨年の場所に向かって車を走らした。


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コメント (4)
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