木の上の猿たち
野生猿の広場から車で、次の目的地の自然公園まで走っていた。
舗装道路から凸凹の土の道路である、左右はマンゴの農園で有るが、突然1軒の家が見えた
良く見るとマッサジの看板が有りマッサジ室が見える、こんな家が無い所に客が来るのか彼女に尋ねた。
マッサジでもかなり痛いそうで、それをこのんで客は来るようだ。
私などは痩せて痛い痛いと言うので、マッサジ師は力を入れなくても良く楽だそうである。
暫らく行くと大きな岩山が見えて来た、彼女が指差して岩山の下に、砂糖キビ畑広がっている。
そこで外国から来た薬物の密売人が、砂糖キビ畑の中に潜んでいて、取り引きをしょうとしていたらしい。
相手のボスは軍人で、それを警察が嗅ぎ付けたらしいが、逮捕しては軍人が動くので、
警察が包囲して銃撃戦と成り、密売人を射殺したと彼女が言っていた。
ただ人が銃で撃たれたと言う話は聞いていたが、薬物関係とは知らなかった。
薬物汚染は良く聞くが、タイの裏側を覗いた気がする。
静かな田舎町の裏側のどろどろした一面を聞くと、何だかこの町で暮らすのが嫌になる。
その後彼女の一族にも黒い影が、忍び拠って来ている事は、その時は気が付かなかった。
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