中華系の寺の駐車場からの風景
小雨混じりの中、まずはペッチャブリを目指して走って行くが、信号機が見えると遠くから
スピードを落として、赤信号になる様に車を走らす、普通に走らせて信号機の前で、スピードを落とせば良いのに。
タイの信号は、一つ一つの道路が、青に変わるのを待たなければならないので、時間が掛かる。
こんな事を繰り返していたら、帰るまでの時間が掛かる、まだ700kmも有るのである。
頭に来て彼女に言うと、喧嘩になる。嫌悪のムードであるが仕方ないが、彼女が運転している。
これは不味いと考え謝る、頭を下げていればその内機嫌が直るだろう。
暫らく走ると彼女が指差す方向を見ると、バイクの後ろに何かが乗っている。
良く見ると猿である、それもバイク2台で有る、猿が前の人にしがみ付いている。
写真を写す暇もなく、通り過ぎて行ってしまった。トラックの荷台に繋いだ猿は見たが。
バイクの後ろにしがみ付いている猿は、初めてである。この地方はココナツ椰子が多く植えられている。
ココナツを落すのは猿の役目である、人間が椰子の木に登る事は無いと言っていた。
1か所だけ右折する道を間違えて直進したが、道路が2車線から1車線に成ったのを変だと思い。
聞くと間違っていたと解り、直ぐ戻ったので時間のロスは少なかった。
1部の道以外は同じ道を帰ったが、行きと帰り道では感じが違う、特に交差点は気をつけねばならなかった。
途中でク―ラの氷を買い、魚の輸送トラックの様である。
何の目的に遠くに行ったのか解らない、まだ従兄が魚を親に持って帰ってくれと、言われていたらしいが、
仕事で会う事が出来ないと言われたので、拠らずに済んで助かったのである。
家に帰り着いたのは、6時半を過ぎていた12時間半の長い車の旅で有った。
彼女はいそいそとカニなどを持って実家に行ってしまった。
私は缶詰開けて一人夕食を食べるのであるが、その方が良いのである。
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