今日も いただきます!

毎日の食事とあれこれ+ネコ

伊豆『月のうさぎ』

2024年05月02日 | 伊豆
月のうさぎ
Seaside Resort
( 静岡県伊東市富戸 )


所用も兼ねて
伊豆まで行くことになりましたが
せっかくなので
伊豆高原の温泉宿に
お泊りすることに。






受付を済ませたあと
案内されたお部屋は
これから私たち専用の
食事室になるお部屋で、
まずは
ウエルカムのおもてなし。


このお宿は
手入れされた竹林に囲まれていて
今の時期、
特に雨上がりなどは
一層、青々と美しかったです。



小ぶりな可愛い柏餅
お茶をいただきました。



担当の仲居さんに案内され
竹林の小道を抜けて
お部屋に向かいます。



このお宿は全部で八部屋あり
それぞれのお部屋が
離れになっています。

部屋の中は古民家調な趣で
一階は和室、
二階はベッドルーム。


海を見渡す庭には
24時間入れる露天風呂があり、
相模灘の向こうには
大島が見えます。

早速、露天の温泉に浸かって
少し寛いでから
夕食をいただくために母屋へ。




母屋の一階に並ぶ
個室の食事処。



テーブルと座席は
掘りごたつ式。



食前酒
赤紫蘇酒

お風呂上がりの火照った体に
スッキリして
もの凄く美味しかったです。



夫はビール
私はウーロンハイで
夕食のスタート。



旬菜「磯の香り」
鮑の餡掛け

鮑、筍、海藻などが
トロっとした卵に絡まったもので
上にかかつた餡と口に入れれば
なんとも贅沢な季節の一品。



御椀伊豆節」

金目鯛の上には
椎茸の燕が飛んでいます。

鰹などの出汁に
金目のほど良い脂が混じって
美味しいお吸い物でした。



凌ぎ「棚田」

糯米の上にのせられた魚は
「ほうぼう」。



静岡県の地酒「正雪」を
二合お願いしたら
一合ずつにしてくださいました。



造り「大海の漁火」」

アジ、帆立、ハタ、海老
イカ (キャビア)
海藻の練り物
※ 土佐醤油は、
山葵と生姜用二種



真妻生わさび
わさびは食べる直前に
自分たちで
すりおろさねばなりません。
こういうことは、
夫が積極的にやります。

そりゃ、伊豆ですから
さすがに
沢わさびとしては最高級品の
真妻(まづま)。 ですが…、
香りは良いものの
ちょっと若すぎて味はイマイチ。



中鉢「大島の鎧」
伊勢海老と野菜の揚げ物
餡仕立て

給仕の方から、
「レンゲで餡をかけながら
お召し上がりください」
との説明があり
そのようにしていただきます。


少し大きく

私はエリンギの天ぷらと
伊勢海老をいただきましたが
主役の伊勢海老よりも
エリンギの方が
美味しい気がしました。
餡が良い味。



焼物「富士の大地」
富士山和牛の
しゃぶしゃぶ

お肉の裏側は

葉物野菜や茸に
マロニーちゃんも。



焜炉の上にある器に
熱々の
しゃぶしゃぶ用つけ汁を
注いでいただき。



富士山和牛を
しゃぶしゃぶ~

牛肉の色を見た時
嫌な気がしましたが
大当たりで、
一枚食べたら
もうもう、凄い脂っぽさ。
二枚目には
ちょっと手が出ずでした…。



強肴「伊豆名物」
金目鯛の煮付け

これは、
絶対に供されると思っていました。


少し大きく

金目鯛一匹。
金目鯛の上には、
ワカメ、葱、木の芽
煮物は、牛蒡と里芋


 

食事「湯けむり」

炊きたてのごはん。
お米は
新潟県魚沼地方にも近い
長野県最北端の「幻の米」



吸い物椀には浅葱だけが入れてあり
金目鯛の煮汁と熱々鰹出汁を加えて
自分で好みのお吸い物を作ります。



お茶漬けセット



お茶漬け
金目鯛の身に
ぶぶあられ、胡麻、大葉をのせ
出し汁をかけて。



水菓子「時の実」

美味しかった食事も
デザートでオシマイ。

とにかく驚くほどたくさんの量で
多く残してしまいました。
どなたも完食されるのかと
給仕の方にお尋ねしたら
「ほとんどの方が食べきれませんね」
とのお返事。

これについては、
食卓に沢山並べば目も楽しく
非日常的で良いと思われる一方、
特に戦争中の国のことや
被災地のことを思えば
なんと無駄なことか…と。

ま、考え方はいろいろあると
思いますが
贅沢な夜を過ごしました。



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