こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

ゴールデンウイーク

2008年04月29日 | 日々思うこと、考えること
飛び石連休を含み、前半、後半はっきりと分かれた今年の連休、今週末は4連休だが、これは正月休みと同じだ。
新しい環境でたまった疲れを癒すにはちょうどいい長さだが、こんなに休んでも大丈夫なの?と思う。
連休中はどれだけの人が休むのだろう?日本人の半分くらいが休むのかな?
まあ、休むといっても、買い物、レジャーにその時間を費やす人も多いだろうから、いいんだけど。
オンコールだが、基本的には私も休み。と言いたいところだが、締切り間近の原稿の山が…家族のがっかりした目がつらい。
締切はずーっと前からわかっていたのだが…トホホ

2008年04月23日 | 通勤・交通・旅行
あっというまに、桜の木は緑の葉に包まれた。
緑は川面に映え、とても涼しげだ。
病理の標本は基本的にはピンクでこれに紫の粒粒(核)が入る。
もっとピンクのものや、こげ茶、コバルトブルー、青などもある。
あと、薄茶色もよく見る。
それに比して、自然の緑は美しい。
花から新緑へ、どんどん時間は流れて行くね。

遅咲きの桜

2008年04月23日 | 日々思うこと、考えること
あれだけの嵐を経て、咲く花(もちろんソメイヨシノで)があるんですね。
こういうのを遅咲きというんだと思うんだけど、自分自身がそうだ(そうでありたい)と信じたい。情けないのだが。
それって、たぶん出世とかではなくて自分をどれだけ高められるかなんだけど。
だけど…人間は始末が悪いことに、人の上にいることがいいと思うんだろう?
私自身は自分自身を高めたいだけなのに邪心が邪魔をする。それが悲しい。
人間て、生きれば生きるだけ、周りに対して邪魔になるのだろうか?
むずかしいね、どんな気持ちでいればいいのだろう?

鳥の巣

2008年04月22日 | 日々思うこと、考えること
緑生い茂る桜の木に、何人かではしごをかけていたので、何事かと思ったら、鳥の巣があった。この前ここに(花のお屋敷)だしたのとは違うお家なんだけど、とっちゃうんだろうね。
この木のしたには建物があって、ふんが落ちて困るのかな。
小鳥が住んでいないといいけど。


学会

2008年04月21日 | 通勤・交通・旅行
半ばお付き合いのような形で、臨床系の学会に参加した。もちろん共同演者だが。
病理関係の学会と違い、薬屋さんがたくさんブースを出していたりして、華やかだ。
なかなかディスカッションに入れなかったのだが、組織のスライドを見つけて何とか参加した。
それにしても最近は学会に来るだけですごく疲れる。さ、みんなにお土産買って帰ろう。

八重桜

2008年04月17日 | 通勤・交通・旅行
八重桜が満開
色が薄いから、遅咲きのソメイヨシノ?なんて、ひそかに勘違いして、喜んでいた。
でも近くによってよく見たら違ってた。しばらくは楽しめそうだけど、明日からの雨が心配…
でも、ここの桜はライトアップしてくれないだろうなぁ。


病理診断科外来

2008年04月16日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
病理診断科がスタートして、私たちの病院も外来を始めた。
私たちの診断結果について、疑問に思う点がある患者さんへ、直接診断内容、根拠を説明する。
話の内容が診断内容のみならず、治療方針にまでおよぶと多少戸惑うが、それも想定内、多少は臨床の勉強をし、多少は臨床にまかせる。
これまで、病理診断は医者対医者で、臨床医に判断を任せていたところがあった。
というよりは、私たちの診断がわからない臨床医はダメ、なんて感じでいたし、臨床医も多分わからない、なんて言えないから聞きたくても聞けないことはたくさんあったのではないだろうか。
でもね、私たち病理医が一生涯をかけて学び、仕事とする病理診断の表現である病理診断のレポートを、そうそう理解して説明することのできる臨床医がそうそういいるわけはない。
病理診断科がスタートすることで病理医も臨床医もお互いの領域についてよく勉強しなくてはいけなくなる。でも、臨床医の仕事は軽減する。私たちも患者さんへの直接説明の義務が生じるので、あらためて身が引き締まる。次の外来も患者さんのために頑張っていこう!

レジデント

2008年04月16日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
私が子供のころ親父はレジデントの先生を家で「ドジデント」などと言っていた。
今にして思うと、わけもわからず頑張っている若い医者をそんな風に呼んでいたというのはいかがだったかと思う。なに様?
それはさておき、いま、私と一緒に仕事をしているレジデントは極めて優秀だ。
学歴も私より優秀で、若いからなんでも頭に入る。
おまけに人当たりも良く、素直で、気配りができる。
   うーん。非の打ちどころがない

私たちの病院には期間限定で(というか、ポストがそもそもない)、研修をしているので、早晩元の病院に戻るのだが…
  
いるもんだね、こういうスゴイ人。 一回り以上年下だけど、尊敬します。
えらくなれよ!!

今日の運勢

2008年04月15日 | 通勤・交通・旅行
今日の運勢、って、けっこう気になりませんか?
私は、毎朝高島暦に目を通します。これって、結構当たる…というわけではなく、今日はこうするといいよ、というアドバイスをくれている。
たぶん、その通りしなくても何も変わらないのかもしれないけど、そうすると人のこと、世の中のことを客観的に感じることができるんだろうと思う。

今年は100年記念で、金ピカ。
人生もピカピカになるといいんだけど…

小町通り

2008年04月13日 | 鎌倉暮らし
研究会の打ち上げが遅くなり、午前様
昼間、あんなに人であふれている小町通りも、夜中はこんな感じです。
当たり前だ…
昨日、今日と二日続きで、ちょっとしんどい。
明日は雨とのこと、ゆっくり家で仕事しましょう。

八幡様の夜

2008年04月11日 | 通勤・交通・旅行
新人歓迎会の帰り、鶴岡八幡宮を通って帰りました。
八幡様はいま敷地を整備しています。石畳がきれいになっています。
鎌倉祭りを来週に控え、というか流鏑馬があるので、突貫工事中です。
とはいえ、八幡宮がきれいになって段差が減るのはいいことです。

あしたは、明るいうちに歩いてみます。

ぐずついた天気

2008年04月10日 | 通勤・交通・旅行
駅から職場までのバスが混むので、雨の日も歩き
つい先週までさくらさくらさくらだったのに、花もほとんど散り、今日は2月なみの寒さ。さすがに5度を切るほどではないが、10度前後はちょっと寒い。
私が横須賀線に乗った頃、中央線では大変なことになっていたみたい。
入学式に出られなかった子もいたようで、気の毒。
25万人に影響って、こういうの異常じゃないかな。たかが火災でしょ?天変地異でもなく、数万人以上に影響って、こういうシステムってどうなんでしょうね。

社会のシステムがむちゃくちゃ高度になってきてるんじゃないのかな?
人間ひとりが独自に対応するには限度が来ているような気がする。

みんな、だいじょうぶなの?

里山の春

2008年04月09日 | 鎌倉暮らし
棚田の向こうは、山桜に彩られた里山。
東京、横浜からほど近い三浦半島にはまだ、こんなところが残っている。
でも…
自然破壊はすごい勢いで進んでいる。日本の風景は里山を守ること、自然との調和の中で美しく形成されてきた。三浦半島もその脅威にさらされている。
このような棚田がすでに人工的なものというのは、論点のすり替えになるので、今回は議論しない。
鎌倉は緑が多く残っていて、ハイキングコースなんかもあったりするので近郊の人が数多くやってくる。でも、山の向こうは、住宅地なんてところばかり。この前の大船のごたごたを考えると、情けないというか…
逗子は、可もなく不可もなく。もともと海の街だから、守るべき里山の風景もないのかな?と思う。
横須賀は、お話しにならない。開発開発開発。海岸線はマンションだらけで、スカイラインは四角四面。この5年くらいで特にひどくなったように思われるが、さすが、あの元首相のおひざ元、ということか。国際海の手文化都市というだけあって、海がよく見えるが…
いっぽうで、葉山はいいですね。開発という言葉とはほとんど無縁。
良好な景観の形成というのが、市のマスタープランに含まれているようで、ぜひ、この風景を守ってほしいです。
でもね、この美しい景観=商品、を食い物にする業者はいくらでもいる。そして、やっぱりこの街にも開発業者の手が…あと、何年もつことやら…