こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

あの人いい人だよねといわれる人

2023年06月30日 | 人間関係
どんよりした梅雨空だが、目を手前に落とせばベランダのバラが満開。

一週間ほど前、茎まで黄色くなって葉っぱがたくさん落ちてしまって焦ったが、水をしっかりやっていたら、緑に戻ってこんなにたくさんの花を咲かせてくれた。
これほど多くの花を咲かせるにはずいぶん体力を使うだろうから水も栄養も必要だ。

世の中にはいい人といわれる人がいる。
いい人と悪い人を分けるポイントは、人の悪口を言うか言わないかだと思っている。
ちなみに、私は人のことを悪くいうことがあるので、いい人ではない。
いい人は、人のことを決して悪く言わない。
私の前だから言わないだけかもしれないが、他の人に聞いてもやっぱり言っていないので、多分いい人だ。

逆に、人のことを悪し様に言うような人の中には悪い人がいる。
他人の悪口を言うということは、その人のことを貶めることであり、間接的には傷つけている。
知らぬは仏とはいかず、巡り巡って相手の人にもなんとなくそのことは伝わるので、最終的には自分こそ悪い人となる。
こちらも相手と喧嘩をしようというのであれば、それでいいが、そうは問屋はおろさないということだ。

悪い人というレッテルを貼られると離れていく人もいるので、予期せぬ人・・・味方だと思っていたような人・・・まで失うことになるので注意しなくてはならない。
逆にいい人には人が集まる。
集まって来なくても、少なくとも避ける人は少ないので、それはそれで人生は楽しいし、豊かになる。

私もそういう生き方をしてみたいと思うのだが、どうしても他人の欠点というかそういうところが気になって、つい口にしてしまう。
それが普通といえば普通なのかもしれないが、そんな私がいい人といわれることはやっぱりないだろう。

花好きだからといって

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梅雨本番とはいつを指す?

2023年06月29日 | 鎌倉暮らし
蒸し暑い。
天気予報ではいよいよ梅雨本番、という言い方をしているが、梅雨というのは入梅からずっと梅雨であって、降ったり止んだりを一喜一憂しながら過ごすのもまた楽しいではないかと、揚げ足とりのようなことを考えた。

私の認識としては今の時期はいよいよ梅雨明け前の集中豪雨に入る頃。
谷戸の多い鎌倉に住む人間としては土砂災害に注意しなくてはならない。
太平洋高気圧にはさっさと元気を出してもらって梅雨前線を押し上げて欲しい。

今の時期はわが家のクチナシのシーズンの終わりでもある。
掉尾を飾るのは玄関前の地植えの子、この家を建ててすぐに植えた。
出がけに芳しい香りを嗅ぐと元気が出る。
今年は蕾が多そうで楽しみだ。

今日は一日雨は降らないみたいで、雲間からのぞく空の青さを覚えておこう。
しばらく見られなくなる

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夏休みの予定はいかがですか

2023年06月28日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
本格的な梅雨の暑さ。
朝起きた時のひと時は気持ちがいいものの、あっという間に気温も湿度も上がる。
熱中症には要注意の時期。
ブロ友さんにはウォーキングを日課とされている方が少なくないが、みなさまお気をつけください。

先日、外科の中堅クラスの医者が来て、

 先生の、夏休みの予定はいつですか?

と尋ねられた。
娘が結婚式を挙げるので、それにあわせて休みをとる予定なので、その日程を伝えたら、

 承知しました、迅速診断などは極力入れないようにします

と言ってれた。
その後別の外科医が来た時にはもう、そのことを知っていた。

脳神経外科の医者の論文用の写真を撮ってあげたので、ついでに、夏休みのことを言ったら、彼女の上司の部長先生も私と同じ時期に休みを取る予定とのこと、おそらく迅速診断が入ることはないだろう。
病理専門医が一人の状態なので、休みが取りづらいのだが、しかたない。
この間書いたとおり、オンとオフは大切だ。

それに比べると、365日即応態勢をとっている政治家というのはすごい。
人間生身だから実際のところはどこまで大変なのかわからない。
影武者をたてている大統領もいるというが、それはそれで納得できる。

予定というと、11月までの予定がほぼ固まっているが、この整理がいまだにつかないでいる。
締め切り効果に頼るのも限定的で、新規ネタを集めるのもごちゃごちゃしていて混乱しがち。
私なりに体勢を整えていかなくてはならない。
実はそれどころではない?

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やはり運命はある程度決まっている

2023年06月27日 | 日々思うこと、考えること
出かける時、少し雨が降っていたが、このあと止むという予報を信じてカバンの中の折りたたみだけで出てきた。

ロシアでは民間軍事会社という組織が政府、とくに国防省幹部に反旗を翻しかけたものの鎮圧された
なにがあったのかは闇の中だし、当事者にしても何がどうなっているのかわからないかもしれない。
だが、プーチン大統領がウクライナに対して戦争を仕掛けた時点でこうなることは決まっていたような気がする。

先日、帰宅時にイヤホンの片方を電車の中で失くした。
ジャケットのポケットに入れていたのをつけようとしたら落としたみたいで何の音もしなかった。
どこかのポケットに入っているんじゃないかと思って、あちこち探したものの結局、見つからなかった。
音楽は私にとって遠距離通勤の友で、失くしたのは辛かった。
ただ、この時は前の日から充電器(+イヤホン)をお弁当用のバッグに入れていて、帰りの電車の中で、イヤホンだけを取り出し装着して、充電器を通勤カバンに移そうとゴソゴソやている時に失くしたのだった。
そのとき思ったのは、こんなことでもいろんな伏線があって、結果としてイヤホンを失くしたのだということだった。

全てのことは必然の連続であって、そうやって運命とは決まっているものなのかもしれない。
人と人が出会い、愛と憎しみがあり、多くの出来事が連鎖して起こる。
ぼんやりと生きていたら運命に翻弄されてしまう。
だからこそ、自分の今いるところというのをしっかりと確認し、もし自分の望まない方向に進んでいるようであれば、それを変える努力をしなくてはいけない。
それこそが運命は自ら切り拓くということなのかもしれない。

家に帰って、上着を脱いだらイヤホンが転がり落ちてきた。
あれだけ探したのに、こんなに簡単に出てくるとはちょっと拍子抜けしたが、何はともあれ良かった。
プリコジンの反乱も撤退も、彼がプーチンの料理人になった時から決まっていたのかもしれない。
帰りがけに雨は降るか

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オフがあってオンがある

2023年06月26日 | 日々思うこと、考えること
昨日の軽井沢とは打って変わって鎌倉はやっぱり暑い。
でも、この、塩の香りの混じった風と湿度が私は好きだ。
土日の二日だったが、ゆっくり休めて、今日からはまた仕事に精を出そう。

休みというのは、キリがあるから休みであって、ずっと続いたら休みではなく日常になってしまう。
仕事をしたくないかと言われたらそんなことはなく、それなりに好きなので、これはこれで切り替えてしまえばそれほど苦になるものではない。
どちらがオンとかオフとかいうわけではなく、生きていくにはメリハリが必要だということだ。
ずっと、寝っぱなしっというわけにはいかない。

家に帰ってから、妻に、この先の予定はどうなっているの?
と聞かれた。
あれは今月中、あれは7月と講演とか原稿の締め切りを思い浮かべていたら、一つすっかり忘れていた仕事を思い出した。
あわてて調べてみたら、10月初旬にそこそこ大きな仕事が入っていた。

あぶなかった。

病院に着いたらもう一度点検しよう。
今日は、原稿の仕上げのため、ここまでにします。
さあ、6月さいごの一週間

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リフレッシュは十分できた

2023年06月25日 | 通勤・交通・旅行
今日も浅間山は雲のため見えなかった。
それでも、空は晴れて、心地よい風の中を散歩した。
中軽から旧軽あたりをドライブして、そばを食べた。

帰りは、関越では1時間ほど大渋滞にはまったが、外環は空いていて、3時間版度で鎌倉に帰り着いた。
明日からまた頑張る

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今日はお休み

2023年06月24日 | 家族のこと
梅雨の晴れ間ともいえないようだが、まずまずの天気。
気まぐれというほどではないが、ホテルの招待券があったので、仕事に出たまま午後から妻と一泊旅行に出た。

宿泊代はタダだけど、それ以上に食事代など使わせるのがホテルの作戦。
夕食代はそこそこかかったし、明日の朝食代もそれなりにかかる。

まあ、それなりのサービスもあるからあきらめようと思ったし、こんな時に休んでこそ、日々懸命に働いているのだと、温泉に浸かりながら考えた。
ゴルフはやらない

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ネットニュースを徘徊して思う

2023年06月23日 | 電脳化社会
いかにもという梅雨空。
昨日の涼しさはまだ続いていて今朝も上着を羽織って出てきた。

1日の仕事を終えると、頭はクタクタ、何も考えたくない。
それでも、脳は仕事で興奮していて居眠りともいかず、電車ではぼうっとスマホをいじってあれこれの文字を追う。
ネットニュースは、社会面、政治経済、スポーツ、芸能と並んでいて、15、6字程度で書かれているそれぞれの見出しは内容を適切に表している。

よく読むのは、gooYahoo!だが、それぞれ日々少しずつ改善が重ねられてずいぶん読みやすくなった。
問題は記事のテーマで、どのようにして選ばれているのはわからない。
大谷翔平のことが毎回たくさん出ているのは、デフォルトなのか、私が大谷の名前を見ると必ず開くからなのか、日本中の多くの人が大谷の記事を開いているからなのかわからない。
それにしては、政治の記事も必ず入っているし、芸能人の不倫とか男色騒動など読みたくもない芸能記事もたくさんある。
それぞれ、読者層は異なるはずなのに、どちらもはいっているということは見出し記事はデフォルトで、総計からトレンドを推測して選んでいるのだろうか。
それともやはりAIか。

AIが選んでいるにしても、ネットニュースはあちこちにあるニュースを拾ってきているだけで、ニュースソースによっては眉唾ものの記事もあり、どれをどこまで信じていいかわからない。
読む方としては、それぞれの真贋を確かめるのは難しい。
フェイクニュースを拾ってこないというのは、AIにしてもネットニュースの編集者にとっても難しいことだろうから、そのご苦労は察して余りある。

ネットニュースにある話題というもののレベルが高いか低いかというのは人それぞれが判断することだし、そもそもレベルの高い低いということを考えること自体ナンセンスだ。
以前、新聞は高級紙大衆紙などという分け方があったが、もはやそういったものは存在しなくなっている。
ほとんどの人はネットのものを含め新聞を読まなくなっていて、ネットニュースで済ませている。
私にしても、ほとんど惰性で朝日をとっていて、娘が読みたいという日経電子版の二人目の読者として読んでいるが、朝日はいつもは見出しだけで、よく読むのは週末だけ、日経電子版もじっくり読むと時間が取られてしまうので、目を引く記事以外は見出しを読むのがほとんどになっている。 

報道というもののあり方が、急速に変貌しているが、大事なのは現場での取材力、起きていることの解析力であることに変わりはない。
マスコミという言葉すら死語になりつつある昨今、関係者はAIの台頭にめげずに真摯な報道を続けてもらいたい。
何が真実か

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気づきは忘れないうちに行動に

2023年06月22日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
梅雨空が戻ってきた。
ちょっと涼しいので今日はなんとかしのげそうだ。

昨日、病理医としての覚醒が、などと書いたが、人間いくつになっても気づきいうものはある。
ずっと、私の場合は30年以上、日々同じことをしてきたのに、気がつかないでいたことにやっと目が向いた。

これから大切なことは、この気づきを忘れないこと、この気づきを行動にどう結びつけるかということだ。

自分が覚醒したと思えたことを、私の尊敬する病理医にLINEで知らせたら、

 いい話をありがとうございます。
 
 剖検(病理解剖*)は生検に比べると宇宙のように広く深い世界ですが、一連のもので基本は一緒だと思っています。

とのお返事を頂いた(※コロ健)。
ちなみに、この先生、病理医の話で昔文藝春秋に寄稿したことがあるほどの文章家である。

剖検は宇宙のよう、私はこれほどの境地には達していない、先生が見ている人体の深淵を私はまだ見ていないのだ。
これからも病理医としての精進が必要だとつくづく思う。
そう思えるようになっただけましか

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病理医として覚醒できたかもしれないと思った夏至の日

2023年06月21日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
先日、剖検(病理解剖)を行なった時に、あることを考えた。
私の病理の恩師はつねづね、

 目の前の臓器を見た時、そこにある細胞一つ一つの電子顕微鏡像まで見えるようになりたい

と言っていたが、その真意がわからないままずっとこれまできていた。

でも、その剖検を終えたとき、この方が亡くなられたのはなぜかというストーリーが目の前にすべて浮かんだ。
もちろん、見ただけで詳細まで全てがわかるわけではなく、顕微鏡での所見も必要だし、組織学的検索以外の解析も必要だが、その診断までのプロセスが一つの道として見えたのだった。
その時求められるのは、摘出した臓器を構成する細胞一つ一つの姿だ。
腫瘍があり、炎症があり、壊死があり、その他さまざまな変化があり、その組織像はどうであるのか、細胞はどんな姿をして細胞は生きようとしたのか、どうして細胞は死んでしまったのか、そんなことを肉眼診断の時点で行う。

それと同時に、剖検も、手術検体の診断も、生検検体の診断も、すべて一緒なのだということもわかったのだ。
普段私たちがルーティンワークとして接するのは、手術で摘出されてくる胃や大腸、乳腺、甲状腺、腎臓などの主に腫瘍とか、生検で採取されてくる、消化管の小さな組織、乳腺や前立腺の針生検組織などだ。
生検検体はほとんどが検査技師によって標本化され、私の目の前にはガラス標本のみが出されてくる。
手術検体は、診断に適切な部分を標本化するための”切り出し”という作業を病理医が行い、その後ガラス標本となる。
これらはいずれも内視鏡医や外科医など臨床医が採取してきた検体であるが、剖検では、ご遺体そのものが検索対象となる。
剖検により、臓器を摘出し、その後は切り出しを行い、顕微鏡標本を作成し、検索して、診断していく。

剖検診断から生検診断まで、およそ病理医の行う診断に違いはない、すべての仕事は相互に行き来しているのだ。
60歳直前になって、やっとこんなことに気がついたなんて遅かったように思うが、私にとってはやっと到達できた境地だ。
遺伝子診断を行う、がんゲノム医療に病理医の役割がなぜ大切かということも理解できたような気がする。
やっと次のステージに進むことができたように思える。
これからも病理医として精進していきたい。

ちなみに、ご遺体は切開したところを丁寧に閉じ、何ごともなかったかのうようになってご遺族に返される。

夏至の晴れというのは珍しい日。
そんな日にこんなことを考えることができたとは偶然だろうか。

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なんだかんだいいながらも旧友と交歓

2023年06月20日 | 日々思うこと、考えること
梅雨の晴れ間になるという天気予報のわりには空はどんよりしていた。
仕事がいっぱいで忙しいなどと書いていながら昨日は蒲田の羽付き餃子田食べたいという高校時代の友人の音頭で仕事帰りに数人が集まった。
こういう時、プライベートな用事は別勘定となるのか。
談論風発、定年後の生活についてが話題となった。
たいていは次の仕事についているが、1年ぐらいはぶらぶらしているよ、なんていう奴もいて、ひとそれぞれ。

まだまだしっかり働けるのに定年というのもどうかと思うが、人件費を考えると誰も彼もずっとそのままというわけにはいかないし、もう働きたくないという人もいる。

世の中リスキリングばやりだが、この歳になって勉強し直して、新たなスキルを手にいれるというのはしんどい。
今の技術を現場で高める、という方法が一番いいようだが、会社員の場合、そう簡単にはいかないのだろうか。
人は人、私としては、今持っている技術をより高めていくことが、世間から求められていることなので、日々精進していくしかない。

それにしても、会うたびにみんな歳をとっていく。
体型のすっかり崩れてしまった奴もいる。
自分も人から見たらこんなのだろうと考えると飲んでばかりいないで禁酒日を設けるくらいのことをしたらいいのにと思うのだが、なかなかそれができない。
私はいつも中途半端

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オーバーフローで仕事の質を落としてはダメ

2023年06月19日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと
今朝もハワイの風吹いて気持ちがいい。
東京もそうで、気持ちのいい通勤時間となった。

エンジェルスの試合が3時からということで、4時ごろにふと目が覚めた時、そのまま寝ずに24号逆転ホームランを見ることができた。
ピッチクロックのおかげもあって、すぐ後のトラウトの1発も見ることができた。
流石に昨日のような逆転負けはないだろう2度寝した。
それにしても、昨日の試合をぶち壊したのはエンジェルスのメジャー初登板ピッチャー、そして、ロイヤルズを連敗から救ってスーパーヒーローになったのも同じく新人で、なんとも残酷な光景だった。
これで連敗なんてことになったら、戦犯扱いだったろうが、昨日の試合での挽回と言い、今日のトラウタニ弾といい今年のエンジェルスの強さは本物のようだ。

先週末、苦い思いをした。
ある大学病院の先生からコンサルテーションを受け、診断を返したら、

  診断についてはわかりました、
  ここの病変については、どうお考えですか?

という返信が来た。
題意がわかっておらず、その部分の所見はスルーしていた。
もちろん、それはとくに問題のない所見であって、大勢に影響はないのだが、気にすれば気になる所見。
かえって所見を教えてもらったような形になってしまった。
言い訳じみた追加報告書を出した。

このところ、忙しすぎるような気がする。
どのみち、見落としていたかもしれないが、もうちょっと余裕があったら興味深い所見として記載していたかもしれない。

いけないけない、仕事は多ければ多いほどいいなんて思って、質を落としていることにも気がつかないようではまったくどうしようもない。
医療では仕事の質が落ちるということはどんなことがあっても許されない。
できない時は断ったらいい。

さあ、今週も元気を出して、丁寧な仕事を心がけていこう
抱えている仕事の整理から

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穏やかにすごせた父の日

2023年06月18日 | 家族のこと
昨日に続き、晴天。
朝のうちは湿度もちょうど良く、”ハワイのような風”が吹いていた。

今日は父の日。
昨夜、娘が帰ってきて、プレゼントにと一升瓶を抱えてきた。
プレゼントには、自分の好きなもの、欲しいもの、いただきたいものを、というが、娘は日本酒が大好き。
妻と3人で、ギリシャでの結婚式のことについて呑みながら喋ったらいつの間にか眠くなっていた。
今日は、義理の父の命日でもある。
お墓参りに行き、帰りがけに紫陽花を買って、花壇の空いているところに植えた。
私たちが帰宅したら、入れ違いに娘は帰っていった。
駅まで車で送ってくれと言われたが、鎌倉市内はまだまだ混んでいて、今日のところは勘弁してもらった。
ずいぶん疲れた

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梅雨の晴れ間の鎌倉の青空

2023年06月17日 | 鎌倉暮らし
梅雨の晴れ間。

私の家のある谷戸は、日の出とともにガビチョウの声で起こされる。
まったく気持ちよさそうに3、40分鳴いて、鳴き疲れて静かになる。
そうするとそれに代わってウグイスが鳴き出す。
やはり、日本の森にはウグイスがいい、などとももはや言えないのだろう。
ガビチョウだって、2世3世、もう立派な日本の鳥だ。
命に差別は許されない。

ところで、カッコウの声はあれきり聞こえてこないので、もしかしたらあれはフクロウの声だったのかもしれない。
そういえば、あの後しばらくしてから断末魔のような”ぎゃー”という声がした。
あれはフクロウの威嚇の声だったのだろう。
鎌倉では紫陽花があちこちで咲いて見頃。
紫陽花は花期が長いので、ずっとどこかで咲いている。
裏山に植えた紫陽花もだいぶ大きくなり、わが家の裏からだけから見える隠れた名所になりつつある。
鉢植えの紫陽花はもう少し大きくなってから植えようと思っており、しばらくはこの株たちで頑張ってもらおう。

134号を車で走ったら、空はもう夏のそれだった。
梅雨の雲に覆われているうちにいつの間にか、向こう側には夏の空。
けど、道路の渋滞も同じく夏のそれで、茅ヶ崎から鎌倉に戻ってくるのに1時間半もかかってしまった(裏道を駆使したのに)。
これから、憂鬱な季節にもなる。

楽しいことだけ考える

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解散話から思う岸田首相の力量

2023年06月16日 | 日本のこと、世界のこと
今日までは梅雨空が続くということだったのに、期せずして爽快な朝。
夜半まで降った雨粒をつけている花の色が目に染みる。
湿度は高く、このまま気温が上がるということで、上着を持たず出てきたが、電車の車内は少々涼しく、温度調節はなかなか難しい。
車窓からは、青い空に積乱雲の子供のような白い雲が浮かんでいるのが見える。

内閣不信任決議案が出されたら、解散に踏み切るかもしれないということで、代議士は浮き足立っていたようだ。
何が問題なのかもよくわからない不信任決議案が提出され、それを受けて解散と言われても一般国民のどれほどが、数百億といわれる巨額の費用をかけて総選挙を行うことを受け入れることができるだろう。

どの記事か忘れたが、岸田総理は権力の座についてから、その力を使うことに喜びを感じるようになって、このようなことをしているというようなことを言っているのがあった。
ああ、なるほど、それはそうだろう、私の身の回りにもえらくなったとたん、権威主義的な行動をとったり、威張ったりする人がいる。
岸田総理もその地位にあって、息子を秘書官にしたり、今度は解散話をちらつかせる。
人間、権威とか力を持つとそれに見合った(と自分で思う)行動をついとってしまう。

でも、国民不在でこのような話が進んでいるように見え、岸田総理の目の届く範囲というのが、永田町の中にとどまっているようで、なんとなくスケールが小さい。
国民が共通して議論することのできるような問題を提議することなく、敵味方(与野党)を含め周りの人が右往左往させることを眺めていただけではないか。
昔は、郵政選挙だのなんだのという、〇〇選挙といったようなセンセーショナルなタイトルをつけられることがあったが、今解散総選挙をしたにしても、せいぜい維新躍進選挙といったところだろう。

今後、岸田安定長期政権を樹立するためのブラフとすれば、すぐれた策士。
G7広島サミットも成功させたし、株価も高い。
誰もケチをつけることのできない行政手腕だ。
外務大臣経験、広島出身、アベノミクス、すべてを上手に使っている。

さすが開成だけのことはある。
しぶといどころかしたたかで

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