こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

招き猫 

2011年07月31日 | 鎌倉暮らし
娘のホームステイのお土産にと、妻と招き猫を探しにでかけた。鎌倉市内といっても、小町通り、銀座通り、若宮大路の土産物屋さんを中心に探したのだが、あるわあるわ。
土産物屋、陶器屋さん、いろいろなところで売っている。

これほど多種類の招き猫がいるとは!
オーソドックスな千両箱を抱えているののほかに、ただの猫や宝くじをだいているのとか、いろいろいる。
猫、一匹一匹の顔も表情も違う。可愛いのから、無愛想なのまで。色もいろいろ。

普段、招き猫などにはまったく興味がなく、妻に「お土産にいいと思わない?」と言われた時も、ああ、まあいいんじゃない?くらいに思っていたのだが。驚愕。

ちなみに、右手お金または福を招き、左手が人(客)を招くそう。左右挙げている手に意味があったとは・・・
手を耳の上まで挙げているのもいいらしい(というか、遠くのものを招くらしい)。

「おお、これは」というようなものがあると、そのお店の招き猫だったりして、買うことはできない。もちろん、これは酒屋さんとか肉屋さんとか普通のお店での話。昔からあるお店のほとんどに招き猫がいたように思う。
あとは、意外と高価なこと。
一番安い、手のひらに乗りそうなのが525円。あとは、背が倍になると値段は4倍くらいになる。
もちろん、絵柄の手の込んだのも高い。
れっきとした焼き物だ。

さて、そんな風に、びっくりしたり、感心したりしながら、招き猫を売っているお店をいくつか廻っているうちに、若宮大路沿いにいいお店があった。普段は気がつかないで通り過ぎていたのだが、間口が狭いわりに、お店はずーっと奥まである。
おいてある陶器類もいいものばかりで、2階ではジャズの演奏があるらしい。

このお店は九谷焼の招き猫を置いていて、この鯛の上に招き猫が乗っているのは新作だそう。

ピンクのとか、左右手を上げている一対のとか、黒いのとか。
ちょっと高価だったが、この子達全部を連れて、行かせることにした。

これだけいると。やっぱり可愛い。
行った先のお家に福を招いてあげてね。
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スイカの切り方

2011年07月30日 | 料理・グルメ
以前、私たちと一緒に仕事をしていた病理の技師さんが、お中元にスイカを送ってきてくれた。今年は、スイカが高値ということで、みんな大喜びで食べることにした。

さて、終業後、部屋に集まってスイカを切る段になって、だれも手を出そうとしない。
「あれ?どうしたの?」とみんなに聞くと、どうやらどうやってスイカを切ればいいのかわからないよう。
脳刀できろうか?とか、やっぱりスイカ割りをしてからのほうがいいか?とか、わけのわからないことを言っている。

「じゃ、俺が切るよ」
「そうですよ、先生、切ってください」とか、技師さんに促され、包丁(トリミングナイフのわけがない!!)を手にした。

手前から刃を入れ、刃渡りの7割くらいで、上から4/5くらいまで切り、向きを変えて逆から同じように切る。
そこで、刃を抜かないまま包丁を傾けて「メリメリッ」と割れば、御覧の通り。

レジデント君に
「ほら、先生もスイカの切り方覚えて」
と、たった今まっぷたつになったスイカを切るように、包丁を渡すと、刃渡り全部で切ろうとするので、途中でそれ以上進まなくなる。

包丁の刃渡り<<スイカの半径<スイカの直径 くらい、スイカはでかい。

切り出しの時に、「(トリミングナイフは)刃渡り全部を使うつもりで切らないとだめだよ」と口を酸っぱくして言っていたのが、スイカ切りではあだとなったか

「刃は真ん中くらいまでしか届かないけど、それでちゃんと切れるよ」
と、残りの半分で実演。

1/4になってからは、中のほうから葉を入れ8分割。
あとは、輪切りにして、塩を振って、いただきます。
やっぱり、スイカは夏の味覚の王様ですね。
ご馳走様でした。

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本読み同士の会話

2011年07月29日 | 読書、映画、音楽、美術
うちのレジデント君の趣味は読書。
読書が趣味というレジデントは初めてで、旧(エセ)文学青年のコロ健としては欣喜雀躍。

好きなジャンルはミステリー、サスペンス系、ということで、哲学系純文学もしくはドタバタSF系文学が好きなジャンルの私とは、あまりかぶらないのがちょっと残念。

読書メーターを教えてあげたら、早速登録して、楽しんでいるようだ。

さて、先日二人で昼食をとっていたときに、
「どう?最近、(本)読んでる?」
「いやー、この間、何冊か買っちゃって」

「へえ、大人買いしたの?」
「いや、そんなではないんですが・・・。本が欲しくなっちゃうんで、なるべく本屋に近づかないようにしていたんですが、つい」

「そうか、まあ、仕方ないだろ。読まないでいると、(心が)枯れちゃうし。
俺も今月ついに1冊も読めそうに無かったんだけど、先週の土曜の研究会が終わったから、今、積ん読本(正確には、積んでた本)やっと読んでるんだよ」
「そうですか、(読むといっても)論文ばっかりですもんね」

「そうそう、論文読んでも読書メーターのページ数、上がらないし…」
とか、まあ、こんな話が続いたのだが、彼の
『本屋に近づかないようにしている』というのには笑ってしまった。

(病理の)勉強をしなくちゃいけないのに、本なんて読んでてごめんなさい、みたいな。
大丈夫、君はそんな心配しなくても大丈夫ですよ。おおいに、本を読んで、人間力を上げることも、若い君には大事な勉強の一つです。


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頑張れる人、頑張れない人・・・頑張り力

2011年07月28日 | 生き方について考える
人間の価値はどこにあるか?
もちろん、価値観は多様であり、判断基準となる項目は無数にある。
代表的なものとしては、容姿、性格、体格、頭脳、体力など何らかの形で客観的に評価できるものが並ぶ。
私は、人間の価値の中で大切なものとして”頑張り力”をあげたい。
頑張り力、というのを私なりに定義すると、
「何かをやり始めたら、同等かそれ以上のテンションで、”最後まで”やり通す力」
となる。
 
頑張り力をどう評価するかだが、、最後まで頑張れる人、最後まで頑張れない人、最後まで頑張らない人。頑張っていたけど、頑張らなくなった、頑張れなかったけど、頑張れるようになった。色々ある。
 
勝ち組とか負け組、結局はここに集約されるのではないか。
容姿や体格、体力といったものは、相対的なものであり、人によって評価され、変化していくもので、絶対的ではない。
頭脳は多種多様な評価方法があるし、これだけあっても勝ち負けは決められない。
性格なんて言うのは、こちらで『いい人』といわれても、あちらでは『悪い人』と言われているかもしれない。
 
頑張る、というのは自己評価だ。
自分で、自分を褒めることができるほど頑張れば、それは勝ち。
 
でも、一度勝っただけでは、ダメ。
最後(勝つ)まで頑張れる人が、勝ち組。人生の最後まで頑張れる人は勝ち。
途中で力つきてしまう人は、やっぱり負け。
お金とか地位の問題ではない、完全燃焼できるかどうか。
だから、矢吹丈は勝ち組。
最後まで頑張れない人、というのは世の中掃いて捨てるほどいる。
そして、私も最後まで頑張れない人の1人。どうしても途中でダメになる。
人生、この「最後まで頑張れずに失敗」の連続でやってきた。
端的なのは、受験。どうしても”あと一息”の頑張りが出せず、いつも二流。これは、学問的にも継続していて、ほとんどは学会発表どまり。論文に仕上げることは、あまり無い。
30代、「頑張れ」といわれ、「頑張ってるよ」と心の中で言い返したことも何度かあったが、あれは、違っていた。頑張っていなかった。
いいわけばかりして、逃げ回っているだけだった。
周りの優秀な先輩後輩同僚をみると、やはり、最後まで頑張っている。一流大学の医学部出身者は、本人の資質もあるが、最後まで頑張ることのできる力、精神力がある。
医局で遅くまでいる人にも二種類あるが、優秀な医者は時間を無駄にはしていない。
はあ、やっぱりかなわないや。
最後まで頑張らない人、とか、頑張っていたけど頑張らなくなった人。というのもいる。
前者はまあ、どうでもいいような人だが、後者は結構困る。
学歴や地位が高くなったところで頑張らなくなって、過去の遺産で生きている。
元々ポテンシャルが高いので、そこそこ何でもこなしてしまうし、学歴や業績、地位をだされたら、誰も太刀打ちできない。でも、後ろを見ながら生きているので、それ以上の進歩が無い。これもちょっと困りものだ。
さて、頑張れなかったけど、頑張れるようになった人。
私が目指しているのはこれ。50歳を目前にして、いまさら頑張っても仕方ないのかもしれないが、それでも頑張って、完全燃焼して終わりたい。
これというのは、老い先短いが故に持つ感情かもしれない。
コロ健は矢吹丈になれるか。
 
そうすれば、多少は価値ある人間で終わることができるかもしれない。
何かを残したい、ではない、燃え尽きたいのだ。
 
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時間は飛ぶのか?

2011年07月27日 | 日々思うこと、考えること
昨晩、家の前の道路でカブトが飛んでいた。
木にとまったところを枝を揺すって、落とし、わが家へご招待。

一昨日、息子が世界スカウトジャンボリーで、スウェーデンに旅立ったと思ったら、娘が明日からバレーボール部の合宿
ええ!?確かに、おととい、「明々後日から」と言っていたのは覚えているが・・・
合宿から帰ってきたら来週末にはロスへホームステイに出かける。
その翌週、再来週にはもう、息子が帰ってくる。

飛ぶように時間が過ぎる、とはこのことか。

今日も、午前中は剖検に迅速。剖検も迅速も二日続き。
私などよりはるかに優秀なレジデントの先生が二人いるとはいえ、上司が夏休みでサインアウトの責任は私にある。

年のせいだか、なんだか良くわからないが、疲れも取れない。
根性無し、といわれればそれまでだが、限界を感じることもしばしばだ。
頑張れない部類の人間は、そうそうに退散すべきか。

時間が飛ぶように過ぎていく。
まるで、レコード針が飛ぶのと同じように。あっという間に、隣の溝に飛んでいる。
飛んでしまった溝の中に、私の時間が閉じ込められているのか。
また、明日も同じことの繰り返し。


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夏休みの自由研究・・・1・・・次はあるか?

2011年07月26日 | 鎌倉暮らし

わが家のフェンネルとイタリアンパセリに大量発生した青虫。

幼虫図鑑なるHPを発見し、これらがキアゲハの幼虫であることを知った。

発見時は駆除しようと思っていたのだが、キアゲハの幼虫となると、話は違う。
アゲハが群舞する様子を思い、すべて保護することにした。
ある日、こつ然と幼虫達が姿を消した、と思ったら。

さなぎになっていた(実際は、まだまだ青虫は残っている)。

さて、いつ、蝶になるやら・・・

でも、この自由研究、次はあるかな?
なぜかといえば、蝶になったらどこかに行ってしまうとか?
それが不安。だって、フェンネルにしてもイタリアンパセリにしても、残りはほとんど無い状態。
どこかの娘みたい・・・

キアゲハ群舞がみられたら、自由研究2、報告します。
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かわいい子には旅をさせよ・・・第22回世界スカウトジャンボリー Sweden

2011年07月25日 | 家族のこと
 ボースカウトをやっている息子、ビーバースカウトから数えて、11年。今度、スウェーデンで開催される世界ジャンボリーに参加するため、今日出発した。
 昨日、国立オリンピック記念青少年総合センターで、第22回世界スカウトジャンボリー日本派遣団壮行会が行われ、妻と一緒に参加した。

 分団ごとに午前と午後に分けてネッカチーフの授与式などが行われた。
 こうやって、日本派遣団となってこれほど多くのスカウトが一堂に会しているのを目にすると嬉しい(写真はB分団約300名)。見送りも多く集まっていて、みんな「かわいい子には旅をさせよ」の心境か。

 スウェーデンには単に海外旅行に行くのではない。2週間あまり、野営をして過ごす。
 ビーバースカウトの頃から、1泊、2泊、カブスカウトになって3泊、4泊ときてボーイスカウトでは一週間近く野営する。そうやって、少しずつ経験値を上げ、今回がこれまでの総仕上げとなる。
 4年に1回なので、中3、高1、高2そして高3の4学年の若者で構成される。息子はベンチャースカウトとして派遣される。本人もよくやってきたが、われわれもよくつき合ってきたものだ(とくに、ビーバー、カブのころ)。
 ひとまわりもふたまわりも立派になって帰ってきてくれることを祈って、待つことにする。

 お子さんの学校外での教育をお考えの親御さん、いろいろなスポーツや、芸事もいいですが、ボーイスカウトもとってもすばらしいと思います。是非ご一考を(コロ健、ボーイスカウトのスタッフではありません。あくまでも父兄の1人に過ぎません)。

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僕の暑さ対策・・・コロの手紙

2011年07月24日 | 日々思うこと、考えること

こんにちは、マルチーズのコロです。
コロ健家の次男です。我が家の守り犬を自負しています。

先日、三男のフラットコーテッドレトリバーのナイトが皆様にお手紙を出したようですが、参考になりましたでしょうか?

ナイトは、気のいいやつなんですが、ちょっと間抜けなんです。
1歳ちょっとのフラットといえば、仕方ないんですけどね。

僕の暑さ対策は、この首にまいているチーフ、クールカラーっていうんです。カッコいいでしょう。見えますか?

冬もマフラーが好きな僕、おしゃれにはいつも気を使っています。

目やにがときどきついちゃうけど、涙やけはなっておらず、きれいにしてもらっています。

ナイトと一緒なのは癪なんだけど、やっぱり動かないのが一番。
とくにクールシートの上でじっとしていれば、夏のお留守番もラクちんです。


では、来週からまた暑くなりますが、熱中症には皆様お気を付けの上がんばって夏を乗り切りましょうね。

そういえば、コロ健父さんたち、お兄さんがボーイスカウト世界ジャンボリーでスウェーデンに出発するので、その見送りにでかけるらしい。
お姉ちゃんもおばあちゃんと買い物。
また、今日もお留守番か。
まあ、いいや、ちょっとさびしいけどゆっくり昼寝しよう。


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わたしゃあ、まったく、素人だ・・・

2011年07月23日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

夏の研究会シーズンも今日ので一息。
8月に病理セミナーでのチューターが1件、9月以降はまた活発化するが、一応1か月くらいはのんびりできる(わけないかな)。
それにしても、涼しくて、気持ちがいい。
台風6号が太平洋上に停滞して、換気扇のように北風を巻き込んでくれている。
まさしく”空飛ぶ換気扇?”


さて、朝一番から一日いるつもりで気合を入れて臨んだ今日の研究会。
今年から幹事に任命され、挨拶代わりに演題を出して…まではよかったのだが、自転車操業のようになってしまって苦しい状態になったのだが、なんとか発表を終えてホッとする間もなく、ほかのそうそうたる先生方の話を聞くにつれ…

私が知らないことばかり…
とくに、ワークショップで発表している先生方の内容の素晴らしいこと。
「私は全く素人だった」
自分の発表の稚拙さばかりが気になる。
質問をしても抽象的、というよりは無茶苦茶なつかみどころのない質問しかできない。

一体さ、なにが発表?なにがチューター?なにが幹事?
えらそうに。
どれもこれも、私には分不相応。
下を見るのは簡単、そして上は無限にある。

自分の勉強不足を恥じつつ、家路につく。
今日は、いつも以上に打ちのめされた。


いったい、どれだけ勉強すればいいのだろう。
などといっているようではだめなんだよね。

力尽きるまで頑張らないといけない…
それには気力、体力そして残された時間、どれも私にはあまりない。

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今度飲みに行きましょう…今度っていつ?

2011年07月22日 | 日々思うこと、考えること
台風一過のさわやかな朝。
昨晩、少し飲み過ぎたかな?と思いつつも、朝のウォーキングでさっぱり。


若い頃、そう、30代の頃だと思うが、しょっちゅう、男女を問わず「今度、飲みにいきましょう」と言っていたが、あれはなんだったのだろう。
飲みに行くのが、仲良くなれる、お互いわかりあえる一番の方法だと思っていたのかもしれない。

だが、言われた方にしてみれば、「今度っていつ?」ということになる。
うーん、たしかに、その飲みが実現したのは、全部の1割くらいか。

口先ばっかり・・・

この悪いクセ、この年になってもあまり改善されていないような気がする。

昨夜の飲みにしても、

「たまには、飲みにいこうよ」と、某科の先生に声をかけたら

「そうそう、先生、今度ウチの科で飲み会やるんですよ、ちょうど良かった、来て下さい」

と言われ、断れずにいるうちに、明日(土)発表があるというのに、参加することになった。


もちろんとても楽しい会となって、それはそれで良かったのだが・・・帰宅はちょっと遅くなった。



さあ、切り替えて準備準備!
と思っていたのだが、今日も今日とて通常業務で手一杯(って、当たり前か)。
自転車操業な毎日。

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相当気になる音

2011年07月20日 | 日々思うこと、考えること

以前、「いい音、悪い音」という記事を書いたが、また”悪い音”に出会った。

この間、とある研究会に行った時のこと。

臨床系の学会だと協賛企業がよくお薬の名前の入った3色ボールペンを配っている。

私も1本とって、メモ書きに使う。
居眠りもせず、話を聞いていたのだが・・・

スーッ、カチッ!」という音が、私の背後から聞こえてくる。
というか、音源はまうしろの大御所の先生の右手にもたれたボールペン。

そのボールペンカチカチさせる音、うるさいんですが!

とは、とてもいえないので、チラ見するが、ご本人は完全に無意識のうちにやっているに違いなく、周りが(私だけか?)迷惑していることに気がつくそぶりは全くない。

大先生の発言のときに音が止むのだが、それ以外の時は、演題がつまらなかったりして、話に飽きてくるとまた、「スーッ、カチッ!」。

座長をやってくれているときは、良かったのだが・・・

なんだか、ああいうの、貧乏揺すりのようで、あまりいいものではない。
自分も気をつけないと。

忍者のように、静かにしていることが一番いいかもしれない。

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空飛ぶ給水車・・・台風6号

2011年07月19日 | 通勤・交通・旅行
台風(6号)来襲。細かく言うと、7号を吸収合併したものだそう。
窓を開けっ放しで寝ていたら、4時過ぎに雨音で目が覚めた。
神奈川県内は局地的に滝のような雨が、短時間のうちに降っているらしい。
風もびゅーびゅー吹いている。

今度の台風、四国に上陸したあとは、ゆっくり真東に動くような感じで、しばらく雨を降らせそう。

あんなにたくさんいた青虫達も、今日は消えていたが、どこに行ってしまったのだろう?


幸い、東京では雨は小康状態にあったようで、朝の通勤時は奇跡的に小雨までで済んだ。
だけど、小川はずいぶん濁っていた。


3連休、水やりをしてずいぶんと水を使うことがわかった。
水道代もバカにならない。
空飛ぶ給水車とは昔、渇水報道か何かのテレビ番組で見た表現だが、天からの恵みには感謝せざろう得ない。


ナイトは隠れ場所が無くて、ずいぶん苦労したようだ。

さて、台風は今、四国の南で立ち往生しているらしい。時速15キロとか。
このものすごい湿度にも納得。
太平洋で水を汲み上げて、日本列島に放水しているようなものだ。
空飛ぶ給水車ならぬ空飛ぶ放水車。

明朝は、台風どこまで進んでいるか?
明日も歩いて、病院まで歩けるといいのだが・・・?
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朝焼けとサッカー日本代表・・・なでしこジャパンの快挙

2011年07月18日 | スポーツ・健康・ダイエット

岡田ジャパンがサッカー”男子”ワールドカップで予選を突破したのが去年の6月。
あの日の朝、鎌倉の空はとても美しかった。

そして、約1年後の今日、”女子”ワールドカップで日本女子代表チーム、なでしこジャパンが初優勝を遂げた。
今日の朝焼けも美しかった(正確には0−0で折り返したハーフタイムのときに見た空)。
サッカーの日本代表チームが快挙を成し遂げる時、鎌倉の空はいつもとても美しい。



さて、日本女子代表チームができたのが30年前、強化はここ数年に過ぎないと言うが、大したものだ。

キャプテンで、MVPで、得点王の澤選手なんて、代表になって18年。日本女子代表チームの2/3を過ごしてきた大ベテランだが、みんなの先頭に立って頑張ってきたのは本当にすばらしい。

これまで、日本における女子サッカーというものに、あまり注意を払わないできたマスコミは、反省すべきだ。

大会前、すでに世界ランキング4位であったことがすごかったと、あらためて実感する。
今回、観ていてサッカーというものが、興行ありきプロ野球と違って、スポーツとしての健全な思想の中で、サッカー協会のもと、健全に育っているということを感じさせられる。

愛する我が国のバスケットボールなど、内紛の連続だし、バレーボールは世界大会が多すぎる、というか営利目的すぎて嫌になる。

今度の優勝、日本の女子サッカー選手はもとより、指導者の人たちも大変嬉しいだろう。

この優勝を期に胸を張って、頑張って欲しいものだ。

はからずも、今日の新聞の投書欄に、「サッカーは女子がやるスポーツではない」といわれ、悲しくも続けることのできなかった方からの文章が載っていた。


今度の彼女らの優勝は、日本のスポーツ界にまだまだ残る、男尊女卑の雰囲気をも一掃してくれる快挙となるだろう。

優勝、おめでとうございます




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僕の暑さ対策・・・ナイトの手紙

2011年07月17日 | 犬との暮らし


拝啓
梅雨も明け、暑い日がつづきますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
フラットコーテッドレトリバーのナイトです。
今日の鎌倉、雲一つないピーカンの天気です。


おとうさん、今日は仕事に行こうとしません。お昼に、お友達を連れて、近所にできた麓のピザ屋さんに行ってきたようですが、食べ終わると帰ってきました。
街に出る予定は無いようです。お友達もすぐ帰って、今はうだうだしています。



さて、今日は、この酷暑を乗り切るための僕なりの暑さ対策をご紹介します。

皆さんもご存知の通り、日陰で動かないのが一番なのはいうまでもありません。



でも、おとうさんやおかあさんが急にでてくるのでなかなかじっとしてもいられません。
急に出てきては、ちょこっとだけど遊んでくれるので、常に緊張しています。



この前、おとうさんがコンクリートを混ぜる船の様なプラケースを買ってきてくれました。
これに水を張って中で水遊びをしろということのようなんですが、海は好きですが、これはちょっと。なかなか遊ぶ気になりません。
今日なんか、例によってまたまた伸びてしまったミントから、ミント水を作ってこれを入れてくれました。ちょっと飲んでみました。
でも、常に大量の水があるというのは、犬にとって留守番のときは安心です。



無理して泳がなくても、軒下の網戸の近くで、牛の牛すねの骨をガリガリやっている方が、気楽です。



結局暑いのはどうしようもありませんね。
この間、トリミングにいってきたコロ兄も暑いようです。


敬具

ナイト

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バックグラウンド・・・夏の勉強会シーズン

2011年07月16日 | 病理のこと、医療のこと、仕事のこと

週休二日とはいうけれど、春秋の学会シーズンの端境期になる夏冬は小さな研究会がほぼ隔週である。7月は小さな研究会、8月はサマースクールが目白押しだし・・・。
で、コロ健、論文を読むのが苦手なので、せめて耳学問をと、研究会に”通う”。
今日も朝から横須賀線で東京へ。今日は勉強するだけなので気楽なものだが、来週末は自分が話す番。結局、その準備は明日か明後日にしなくてはならなくなるし、論文を読んで、ネタを仕入れなくてはならない。
週休二日とはいうけれど、けっこうバックグラウンドで働いている。

これというのは、プロ野球選手が自分の体を手入れしたり、芸能人が自前でレッスンするのと同じだが、給料はずっと少ないし、そもそも研究会の年会費、参加費は自腹。
勤務医がほとんどの病理医に必要経費は無い。

そうはいっても、病理の仕事の半分は勉強。お給料に勉強代は入っている(と思うしかない)。

朝、会場前の地下街、人通りはほとんどない。


昼休み、会場でお弁当を食べ、

外の空気を吸ってみるものの、ビルの最上階。吹き抜けの下の階をすこし覗いて、また勉強。


研究会、終わってみればきれいな夕焼け。


ああ、今日も一日よく勉強した。


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