馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

観光業の苦境。

2021-06-06 06:47:59 | 日記
新聞に観光業の苦境が報道。


私もサラリーマン時代 観光関連の仕事に従事していた。
戦後、国民の暮らしは豊かになり、日常生活に
精神的豊かさ欲求が芽生えた。
当時 衣食住旅の標語で旅行は必然となった。
ネットにより、リアル店舗は減少したが
観光業は隆盛を続けた。
観光業の裾野は広い。
旅行代理店、乗り物、旅館ホテル付随するサプライ、お土産店、
日本列島には隅々に観光業で生活を営んでいる国民多数。
様々な業種が重なりあって観光文化産業として形成。
私が知っている身近な代理店に勤める人の苦境。
住宅ローンを抱え、子供の進学等が迫り
展望の見いだせない中で給与の削減。
今夏のオリンピック開催されたとしても
観光業は上向かない。
何故、政府は曖昧な言葉なのだろうか?
何故再延期をIOCと協議しないのだろか?
判断する過程は幾つもあるが
決断できない政府。
国民誰もが納得せざる得ない説得力を待っている。
日本国民の犠牲代償を払ってでも強硬するのか?




ギリシャの哲学者セネカは言う。
我々は短い時間を持っているのではなく
実はその多くを浪費しているのである。
人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば
最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えれている。
けれども放蕩や怠惰のなかに消えてなくなるとか
どんなに善いこことのために使われないならば
結局最後になって気づかされることは、今まで
消え去っているととは思わなかった人生が最早
既に過ぎ去っていることである。
我々は人生に不足しているのではなく濫費しているにである。
人生は使い方を知れば長い。
だが、世の中には飽くことを知らない貪欲に捕らわれいる者も
いれば、無駄な苦労しながら厄介な骨折り仕事に捕らわれいる
者もいる。


他人の意見に絶えず左右される野心に引きずられて、
疲れ果てている者あれば、商売にしゃにむに儲けたい一心から
国という国、海という海の至るところに利欲の夢に駆り立てられて
いる者もある。
絶えず他人に危険を加えるかもしれない恐れがあるにも
拘わらず見て見ぬ振りをする。
又有難いとも思われずに高位の者におもねって
自ら屈従に甘んじながら身をすり減らしている者もある。
多くの者たちは他人の運命に努力するか
或いは自分の運命にを嘆くかに関心をもっている。
又、大多数の者たちは確固とした目的を追求することもなく
気まぐれで移り気で飽きぽっく軽率に次から次へと
新しい計画に飛び込んでいく、
怠けたり怠惰な時間を浪費して運の尽きになる。