うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

気を散らしまくれ!みかも山を歩こう!(最終回)

2020-08-14 20:48:47 | 41号室 トレッキング
気が散る・・・いや、多趣味部的には、全力で散らせ☆


色んな発見をしながら歩くのが楽しいんだ♪
これ、人気の山野草で山菜の一種でもある『ナルコユリ』。
園芸店で販売されているものとは違って白い斑が入りません。
小さな白い花が並んで咲くと可愛いくて綺麗なんですよ。
新芽は山菜として食べられます。
そっくりな種類にアマドコロっていうのがあるよ。
他の植物と間違えて食べて中毒を起こす事故が多いので、採る時は専門知識がある方に確認してからにしましょう!



あ~『アカマツ』が倒れてるなあ。
そうそう、あの根元にマツタケが生える松ね。
最近、赤松が枯れて倒れる、ってのが増えてます。
これ、『マツノザイセンチュウ』っていう線虫がアカマツの内部を食い荒らして枯らしちゃうんです。
そのマツノザイセンチュウは『マツノマダラカミキリ』が媒介させます。
何とも迷惑な話だ。
樹は傷口から樹液を出して細菌の侵入を防いだりしてそれ以上の悪化を防ぐんですが、この線虫にやられると傷口から松ヤニ(樹液)が出なくなっちゃうので自己修復ができなくなっちゃうんだよ。
で・・・枯れちゃう(-_-;)
これを止める方法を私は知りません。



下りの階段がキツイ!
段差が大きいから歩幅と高低差のバランスが悪い・・・。
膝にクルぞ、これ!!



『アブラゼミ』の抜け殻発見☆
いっぱい鳴いてるからね~。



こっちには『ニイニイゼミ』の抜け殻が。
セミの抜け殻の中で唯一、殻に土が付いてるんだ。



そうそう、『キツネノカミソリ』の群生地には、こんな看板がありました。
「いい写真が撮れるかもしれない。」って入って行っちゃダメだぞ~!



っと・・・そのキツネノカミソリに『キチョウ』が来てたよ。
モンシロチョウに似てる黄色い蝶ね。



ここね、『クヌギ』が切って置いてあります。
間伐したものなのか、シイタケのほだ木として役目を終えたものなのかは分からないけど・・・なんで置いてあるんだろうね。
でもまあ、クワガタムシ類の産卵床になることは確かだな!



クヌギの朽ち木にはキノコがいっぱい生えるんだ。
左側は『ホウキタケ』の仲間。
右側は『カワラタケ』の仲間・・・っぽい。
どちらも食べちゃダメなヤツだ。



『エゾハリタケ』っぽいキノコ。
エゾハリタケなら食べられるけど、違ったらヤバいぞ!



『サクラシメジ』っぽいけど、どうかな~?
時間が経つと見た目が変わっちゃうからね・・・。
サクラシメジなら食べられるけど、ネズミシメジだったら毒キノコだぞ。



お?大きめのキノコがいっぱい生えてるぞ。



これは『サルノコシカケ』の仲間かな~。
同定できませんでした。
まだまだ知識が足りなくてスミマセン(-_-;)



さあ、終盤だ!
『ニホンカナヘビ』発見!
ニホントカゲとはちょっと違うのだ。
けどまあ、見た目はどっちもトカゲだね☆
なんとなく乾燥した感じに見えるのがニホンカナヘビ。
なんとなくヌルっとしてるのがニホントカゲ。
見分けが付かなくても、きっと一生困ることはありません(笑)



赤い実を拾ったよ。
多分『ザイフリボク』の実・・・だと思うんだよなあ。
合ってれば食べられます。
そうそう、ジューンベリーの和名は『セイヨウザイフリボク』っていうんだよ。
似たような実でも毒があるものがあるので、これも専門知識がある人に確認しよう!



この細長い赤い花は『ミズヒキ』。
はい、あの水引きに似てるからこんな名前が付きました☆



最後はこのコブだらけの樹。
このコブが人の顔に見えたら・・・かなり病んでます(笑)



山歩きは楽しいけど、熱中症は気を付けようね!!


【こっそり裏話】
今回はガーデニングしたり筋トレしたり掃除したり・・・色々やりながら書いてたらメッチャ時間がかかってしまった。
書き始めたの、午前中なのになあ。


※キノコの種類の同定は、文一総合出版 日本のキノコ262を参考にしています
※私を信じると死ぬかもしれないので、キノコを採集して食べる際は、専門家に確認しましょう