昨日の続きです。
瓜割の滝名物といえばこちらです。
京都府立植物園でも元気に育っていますが、こちらは自生。
葉がもみじ型に切れ込んだ、モミジチャルメルソウです。ちょうど満開でしたね。
日本固有種で、福井・京都・滋賀に分布します。
瓜割の滝周辺は元々「水の森」と呼ばれる修験者の修行地。
また、朝廷の雨乞いを司る祈祷所だったとされ、一帯は独特の空気が漂います。
そんな地にはまだまだ色々な植物が・・・
あ、滝の上で咲いていた花がこちらにも。ここなら近くで見られます。
サンインシロカネソウでした!
ほとんど下を向いていましたが、花はこんな感じですごく可愛いです。
こちらも日本固有種で、福井から島根の日本海側に分布するそうです。
ニホントカゲでしょうか。
こんなところにヤマネコノメソウ
ほとんど種になっていましたが、わずかに花も・・・
ホウチャクソウも咲いていました。
滝以外にも、前回ご紹介した石段上にある四国八十八か所の石仏や、馬頭観音を祀るお堂があります。
天徳寺の縁起によると・・・
今から約1300年前の養老年間、白山を開いた泰澄大師が馬頭観音像を刻んで、宝篋ケ嶽の岩窟に安置。
200年後の天暦年間、馬頭観音が奇瑞を示現したため元真僧都が草堂に移す。
このことが時の村上天皇の耳に入り、七堂伽藍を建立、これが天徳寺。
とのことで、馬頭観音を祀るお堂があることに納得です。(Wikipediaの「天徳寺」を参考にしました)
こちら、イチョウの新緑が綺麗でした。
水辺に戻ると、まだヤブツバキの花が・・・
散り椿も綺麗ですね。
沢山咲いていたのがこちらの花。セリ科のようです。
綺麗ですね。シャクでしょうか。
ということで、瓜割の滝とその周辺を堪能。
早起きした甲斐がありました。
また別の季節に出かけてみたいです!
【撮影:2024/4/20 福井県若狭町】