昨日の記事の最後に載せた水谷茶屋。
そこからまっすぐ階段を上がっていくと若草山の南ゲートがあります。
でもこの日は右手に進み、去年の秋に行った春日山原始林遊歩道を歩くことにしました。
新緑や初夏の花を期待してLet's Go !
お~期待通り新緑が綺麗ですね!イロハカエデでしょうか。
右手の谷を見下ろすと・・・新緑が渓流に蓋をしてました!
お花はというと・・・一番多かったのはこちら。
クサイチゴですね。
同じキイチゴ属ですが、他の花も咲いていました。
葉に切れ込みがありますが、触るとすべすべして気持ちがいいです。
この時期に咲くキイチゴの仲間といえば、ニガイチゴでしょうか。
他にはあまり花がない。と思ったら・・・
なんとタニギキョウの一番花を発見しました!
あとは、宇治川畔でも沢山咲いているこちらの花。
キランソウですね。
あとは何もなく、緩い坂道をのんびり歩いていきます。
ふと目に着いた特徴的な姿。
お~、ギンリョウソウじゃないですか!
今年はいつもの場所の入り口に棘のある木々が繁って見に行くことができませんでした。
なので、嬉し~
先に進むと、こんな石碑が。読むと「鶯滝歓喜天」と書いてあるようでした。
昔はここが登り口だったのかもですが、今は全山立ち入り禁止です。
さらに新緑の道を進みます。
見上げると、普通は緑と赤のカナメモチに、新芽のベージュが仲間入り。
新芽といえば、アラカシの新芽もこのくらい大きくなってきていました。
この辺りは照葉樹林帯なので、昼なお暗いです。
それにしても林縁に植物が少ない・・
森の中もスッキリしています。唯一咲いていたのがこちらのスミレ。
花はツボスミレっぽい色合いですが、葉が紫がかっています。
名前が分からないのでGL先生に訊いてみると「コミヤマスミレ」と。
日本固有種で、日本のスミレの中では一番暗い場所に生育すると書いてあったので、そうなのかも。
スミレに詳しい方教えてくださいませ。
写真を撮っていると前方にシカ発見。
一頭を追ってもう一頭が右手の山から駆け下り、私の目の前を横切ったのでビックリしました。
そうか!シカが下草や木々の葉を食べてしまうので、こんなにスッキリしているのですね。
これは花は期待できそうもありません。
前に一休みした休憩所で今回も一服。
姿は見えないけれど、キビタキの声がずっと鳴り響いています。
どーせ見えないもん。と思っていたら、いた!
慌ててカメラを構えましたが、後ろ姿のボケボケ証拠写真のみ・・・
鳥さんだけは、冬の方がいいですね・・・
ということでさらに先に進み、ようやく若草山に到着です。
長くなりすぎるので、若草山の記事は明日に。
【撮影:2024/4/27 奈良市】