なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

下鴨神社 糺の森の新緑を行く

2024-05-17 05:21:19 | 自然

京都御苑を出発し、今出川通を東へ。
高野川左岸を北上して出町柳駅を横目に見ながら河合橋を渡りました。
私のいい加減な記憶では、この辺りから下鴨神社っぽくなるはずなのですが・・・
神社の塀かと思ったら、家庭裁判所。
右往左往してようやく御蔭通りの標識を見つけ、右折。
やっとたどり着いたのがこちらです。



やったー、鳥居がありました!
新緑に朱塗りの鳥居、定番の美しさです。


趣のある手水で手を清めて


入ってすぐのところにあった河合神社に参拝することにしました。
河合神社は下鴨神社の摂社で、女性守護としての信仰を集めるお社です。
女性にご加護があるということで多くの老若女性の参拝客を集めていました。


珍しいのが手鏡型の絵馬。自由に顔や髪を書くことができるので大人気でした。
(シンプルな目と口だけは最初から描かれています)


続いていよいよ糺の森。
こちらのだだっ広い参道は、5月3日に行われた流鏑馬神事で馬場となったところです。
両側から大木が覆うように伸びています。


こちらは瀬見の小川。


そして、こちらが表参道です。


この辺り一帯が糺の森。
面積は12万4000平方メートル(東京ドームの約3倍)、清らかな小川が流れ、原野の姿をとどめています。
主に生えているのはケヤキやエノキなどの落葉樹林で、40種4700本の樹木が生育しているそうです。
森を流れる小川は4本あり、瀬見の小川は賀茂川の支流なんだそう。
これはすごい!
木好きなつみかんとしては、もっともっと通わないといけない場所だったようです。

個々の木については後々じっくり見るとして、この日はほぼ通過したのみ。
大きなご神木がありました。


摂社・末社が沢山並ぶ森の中の参道を進みます。
上左から、
 

 

瀬見の小川を渡る小さい橋にこんな看板がありました。


この橋は平安時代の文書にも記されており、この橋を渡ることで身を浄め、神域に入ったそうです。
詳しくはこちら⇒ (クリックしたら大きくなります)

そしてここに書かれた通り、渡った左手に大きな朱塗りの鳥居。南口の鳥居です。


この奥に綺麗な朱塗りの楼門。


さらに入ると舞殿。ここにはまだ本殿はありません。

さらに奥に、本殿へと続く中門がありました。


まえにもご紹介しましたが、ここのご神紋はフタバアオイです。
一昨日行われた葵祭で斎王代が髪につけていた植物ですね。


こちら飾られていた生の葉は何でしょうか。木の枝なので、フタバアオイではありません。


残念ながら本殿は撮影禁止。ご参拝し、横手の御手洗川にかかる朱塗りの反り橋をパチリ。
ここでも新緑が綺麗です。


な~んて、知ってるふりして書いていますが、参拝しているときはなんにも知識がありません。
この頃にはもうかなり疲れてきて、この奥にあった御手洗池をスルーしてしまいました。
(葵祭の斎王代が手を浄める池です)

それに限らず、あとから境内マップを見ると見逃したところが続々。
これはもう一度リベンジに行くしかありません。
今度はもう少し早朝を狙っていきたいと思いました。

ということで、何にも見てくださってる方の役に立たない記事を終わります。
最後に見たのがこちらの氷室。


そして満開のカナメモチでした~


ここから京都府立植物園まで歩いて移動します。
それにしてもすごく暑いです・・・
氷室を見たら、またかき氷が食べたくなりました~

【撮影:2024/5/5  下鴨神社】

コメント (15)
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