わが家から松園寺まで自転車で約40分かかります。松園寺から報恩寺まで20分かかります。お経を上げるのに20分と何とか予定時間内に報恩寺にたどり着くことができました。やはり町中は安心します(笑)
その曹洞宗 大吉山 松園寺が盛岡では一番新しいお寺とすればここ曹洞宗 報恩寺が最古のお寺になります。
その格式、おもむきはほかの曹洞宗のお寺を寄せつけない威厳に満ちています。
寺務所の関係者にお経を上げる断りを入れます。本堂正面の障子の前にある長椅子に斜めに腰掛けます。
今日は、法要がなかったので障子を半分ほど明け修証義を全文読み上げました。
ゴールデンウィークに五百羅漢を拝観する観光客の姿が目立ちました。(拝観料300円)になります。
ちなみに何気に見ていると今日もやはり本堂が開いていてもご本尊 南無釈迦牟尼仏の前を通り過ぎて直接料金所(笑)から五百羅漢に向かう観光客の姿が多く見られます。
ひと様に作法うんぬん言えるような立場にはありません。
そこで立て札を建て先ずは浄財箱の前にお立ちください。
手を合わせ浄財(拝観料とは別)をお入れください。
手を合わせるたり、お香をささげる順番は曹洞宗でも作法に違いがあります。
その作法は立て札に書くとなお、親切に思えました。
もちろん帰りにもご本尊釈迦牟尼仏にお尻を向けて帰られます。
ご本尊 南無釈迦牟尼仏は微妙に地味ですが(笑)
写経室に入ると座席はだいたい埋まっていました。
手本にしている曹洞宗の修証義(般若心経)と報恩寺の写経の般若心経の文字はいわゆる旧文字になります。
先週から下書きを二枚用意するようにしました。一枚は下書きに二枚目はテーブルの上に重ねて置きます。
これを見ながら一時間ほどなぞり書きをしました。
書いた写経を収め手を合わせます。写経室のそれぞれが一堂あいさつをして終わります。
本堂に向かい本尊、南無阿弥陀仏に手を合わせます。