まるぞう備忘録

無題のドキュメント

多重層。現代ユダヤ三つのグループ。

2013-12-20 11:03:04 | 多重層

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米ハーバード大学の研究者が18日、イタリア・ローマで開かれた学会で、キリストの妻についての発言を記載した古いパピルス片が見つかったと発表した。
(略)
ここで注目したいところは、イエスには兄弟姉妹がいる普通の家族がおり、普通の人間であったことである。次に「イエスのように説教する彼等托鉢修道士は病気の治療を行い、悪魔祓いをした。更にイエスのようなガリラヤでの信仰心のある男達はしばしば多くの女性の弟子を持っていた」という文言が含まれおり、

http://meimai.cocolog-nifty.com/twgt/2012/09/post-6231.html
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同胞ユダヤ人たちにヤハウェの母性を説いていたイエスですから、女性の弟子たちも多勢いたであろうと推測されます。

聖イッサは女性こそ平和な人類の鍵であり、女性を大切にしなければならないと解きつづけていました。

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私たちは女性を敬わなければなりません。

この世界の神の創造の真実は女性に存在します。

神を求める最良の心とは、女性たち妻たちのものです。それは母性と呼ばれます。
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しかしイエスの女性弟子たちの活躍は歴史から消えてしまっています。

良い解釈をすれば、女性弟子たちの母性はユダヤ民族という枠をこえて、人類の共通意識に溶け込んだイエスの母性を無名のまま支えているのかもしれません。

しかし残念ながらこの女性たちの母性は、この二千年の間、男性たちのユダヤ教からは消えて枯れてしまったように見えます。



イエスの死後ユダヤ民族はローマ帝国の迫害を受けます。

そしてユダヤ戦争に負けて、エルサレムの神殿が破壊され、ユダヤ人たちはその聖地周辺から追い出され立ち入りを禁止されました。

日本人にたとえるならば、異民族に伊勢神宮が破壊され、かつ伊勢地域一体に足を踏み込むことも禁止されるようなものかもしれません。

ユダヤ戦争後、ユダヤ人たちは故国を失い放浪迫害の民族となりました。



彼らの先祖たちは民族のためにヤハウェからいくつもの預言を授かりました。

1、この世界の全てに遍在する神を信じ畏れ敬愛すること。

2、願掛け信仰、御蔭信仰、偶像崇拝、個人崇拝(メシア信仰含む) の禁止。

3、社会的な道徳を守り周囲から信頼される民族となること。

4、困っている人を見返りなく助け周囲から信頼される民族となること。

まるぞう風に訳すとヤハウェの預言は上記のようになるでしょう。

ユダヤ民族が神に選ばれた民族であるとするならば、それは神様からえこひいきされる民族ではなく、責任重大であるという意味です。

しかし残念ながらユダヤ戦争後、ユダヤ教からは一番大切な母性が枯れてしまいました。



母性が枯れたユダヤ教は大きく次の三つのグループに分かれます。

(完全に3つに分かれているのではなく、重なっている人たちも多いのですが、我々日本人にわかりやすいように典型的な例として述べます)



1、敬虔な保守ユダヤ教徒

彼らの多くはずっとエルサレム周辺に住み続けていました。

エルサレムに再び神殿を復活させる救世主メシヤの到来を待ち続けています。

彼らはヤハウェに選ばれた民族であるから、律法さえ厳守していれば必ず救われると信じています。

一見モーゼからの教えを守っているように見えますが、本質は救って「もらう」選民メシア救済終末思想です。

残念ながら「与える」母性という宗教ではありません。



2、ユダヤ神秘主義者

秘儀、秘伝、口伝により自分(たち)だけが神に近づこうという神秘主義者です。

古くからユダヤ民族に伝わる神界の叡智であるカバラが魔物に悪用された宗教であります。

彼らもまたえ選民メシア救済終末思想であるのは、保守的ユダヤ教徒たちと同じですが、彼らの場合は積極的に世界を破滅に向かわせようとしているところが恐ろしいところです。

911を仕組んだ背後組織、ヒトラーを陰ながら支援した背後組織、アメリカ建国を支援した背後組織、啓明結社、石屋結社などなど数々あまたある陰謀論の元ネタの組織です。

しかし本当の秘儀、口伝は、自らの神性を敬い、道徳を守り、他人を助け、他人から信頼を受けることにありました。

カバラ数式は単なる付録でありました。

しかし選民メシア救済にあこがれるユダヤ教徒たちはこのカバラにはまりこみ魔物に付け入られる隙を作ってしまいました。



3、ユダヤ現実主義者

ユダヤ民族数千年の叡智から、「神への畏敬」「他者への慈悲(母性)」が取り払われ、残ったのが「他人を出し抜いても生き抜く知恵」でした。

この知恵の多くはタルムードという膨大なユダヤ民族の生き抜く知恵としてまとめられています。

世界を席巻する有力事業家や企業家などです。

生き残るために必要なのはお金と権力だけです。

ヤハウェという神性を信じていない点で、シオニストと呼ばれるイスラエル国家建国主義者たちの多くも、このユダヤ現実主義者に含まれます。



つづく





上記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら

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