まるぞう備忘録

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99の無駄足避難が人命を救う。

2018-07-09 08:36:36 | 防災情報。
防災カレンダー
新月週間

地震雲情報
■関東
8日昼 茨城県ひたちなか市


8日午後 横浜市


8日午後 神奈川県川崎市から南


8日夕方 東京都世田谷区から東方向


8日夕方 千葉県柏市


8日 東京都南部から東


8日夕方 川崎市高津区から西方向


8日夕方 東京都板橋区から北
地面から上方に高く線状に上がる雲(写真無し)




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99の無駄足避難が人命を救う。
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まず無駄足になるだろうと思っても避難できるか。

 土砂災害地域、河川氾濫地域、ご自分が住んでいる場所が該当するかどうか。これはお住まいの自治体(県や市など)に電話すれば簡単に教えてもらえます。
 そして危険な豪雨が発生するか。これはちゃんとした天気予報を見ていれば数日前から警告してくれています。
 そして日が暮れる前、そしてまだ雨が小降りの状態のうちに避難を開始できるかどうか。



 これは津波警報と同じです。311の時も津波警報が発令されているにも避難しなかった人が大勢おりました。その理由の一つは「どうせまた空警報だろう。今回も津波は来ないだろう」ということです。

 そうなのです。警報による避難というのは99回無駄足となるのです。たった1回の本当の生命の危機を避けるために、99回無駄足の努力を払えるかということになります。

 天気予報によると豪雨が来るらしい。警報も発令されているらしい。しかしまだ雨は小降り。前回も前々回も前々前回も無駄足だった。
 明日は仕事早いんだよね。今から避難所に移動して夜過ごすの?また?近所の人は誰もまだ避難してないよ。
 もういいんじゃない。さすがに。今回も避難しなくて大丈夫だよ。



 私達はこのような誘惑に勝てるでしょうか。
 陰と陽の仮説の視点では、無駄足を積み重ねるからこそ、いざという時に生命が助かると考察されます。99回無駄足をする。最悪を想定して99回の無駄足という行為を蓄積する。この蓄積が一番のポイントであるのです。
 しかし多くの人は楽して助かりたいと思うかもしれません。助かることに効率を求めすぎです。
 実際に土砂崩れで家屋が潰れ、家族を亡くした今だからこそ、もっと早く避難するべきだった。そのように思うのかもしれませんが。しかしタイムマシンで1日前に戻り、本当に家族の生命が危ないと確約されない状態では、果たして避難をしたでしょうか。99回の無駄足になるかもという心の声を振り切れるでしょうか。

 今回の豪雨はまだ序の口である覚悟が私達には必要です。これまでの気象の変化を考えても、今後気象が激化することはあれ、温和な気象に戻るきざしはありません。特に日本においては2019年から更に厳しい時代(年号)に突入する覚悟。
 日本というタイタニック号は、恐ろしい氷山の海域に突入する。そのように思えます。



1000ミリを超えるのが普通になってきた。

 今回の豪雨の降水量は信じられない数値でした。

高知県 馬路村魚梁瀬 1834・5ミリ(6/28午後6時~7/8午前7時)
徳島県 那賀町木頭出原 1357ミリ(6/28午後6時~7/8午前7時)
岐阜県 郡上市ひるがの 1048ミリ(7/3午後1時~8午前4時)

 話は少しずれますが、伊豆高原メガソーラーはちゃんとこのレベルの雨でも土砂崩れが起きないような貯水ができるのが前提でしょうね。と問いたい。まさか200ミリぐらいが関の山。あとは野となれ山となれ。と下流に流すような設計じゃないでしょうね。
 と静岡県と伊東市には強く言いたい。
 本当に1000ミリを超える豪雨でも大丈夫な設計になっているのでしょうね。もし土砂災害が起きたならこれは許可した自治体の責任です。



東京は近いうちに水没するのはほぼ確実?

 そしてもしこの豪雨が東京の荒川区で発生したとするならば、首都は陥没することがわかっています。荒川にはJR京浜東北線と、京成電鉄の二箇所の鉄橋で、堤防が低くなっています。72時間で降水量が550ミリを超えると荒川が決壊することがわかっています。
 今回の西日本の豪雨を見ると、もしこれらの豪雨が荒川流域で発生すれば、おそらく決壊していたでしょう。

 荒川が決壊すると、その水は南北線や都営三田線、千代田線を通じてあっというまに、大手町などの東京中心部を襲い、日本の心臓部が麻痺します。経済的には大損失ですが、更に深刻なのは人命です。


(水位が5m上がった時の水没地域)

 荒川決壊時には、荒川区と隅田川、江戸川に囲まれたデルタ地域に住んでいる人達の多くが、安全な場所に避難できないこともわかっています。川を渡る橋が限られているためです。中に住んでいる人の人口の量に対して、道路や鉄道の輸送量が圧倒的に足りないのです。
 どうも荒川が決壊しそうだ。そのように誰もがわかり始めるとき。外はもう傘をさしてもずぶ濡れなほどの豪雨であり、そして道路は渋滞。鉄道も人がホームから溢れかえってとても乗り切れません。地下鉄は水没していて使えません。地上電車も豪雨で運行が停止することでしょう。このような災害時には、葛飾区、墨田区、江戸川区、江東区の1900万人がデルタ地帯の外に移動できる手段は、豪雨の中、橋を歩いて渡るしかありません。

 この4区が水没することによる犠牲者は4000人以上と計算されています。



無駄足避難だけが、災害被害を抑えることができる。

 この被害を防ぐ方法は一つしかありません。それはまだ雨が降らないうちに又は小降りなうちに安全な地域に避難することだけです。しかしその避難活動の99回は無駄足になるのです。備えあれば憂い無し。裏を返せば備えている間は無駄になる。無駄にするために備えるのです。

 土砂災害洪水災害を起こさせないために、大勢の人の無駄足避難が必要であると言えます。



無駄足避難をする目安。

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■避難準備情報
 避難勧告や避難指示を行うことが予想される場合に、それに先立ち発令されます。被害が予想される地域の住民、特に高齢者ら避難に時間がかかる人に早めの避難を呼びかけるものです。

■避難勧告
 災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に、発令されます。指定された避難所など安全な場所への避難を勧めるためのものですが、避難を強制するものではありません。

■避難指示
 状況がさらに悪化し、災害によって人的被害が出る危険性が非常に高まった場合や人的被害が発生した場合に発令されます。避難指示が出た場合は直ちに避難しなければいけません。ただ避難しなかった人に対する罰則規定などはありません。

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 家内に寝たきりの家族がいる場合。どういう手段でどのタイミングで避難するべきか。地方自治体の専門部署に相談するべきであると思います。場合によっては救急車で病院に避難もあり得ることと思います。



伊東市問い合わせ
https://www.city.ito.shizuoka.jp/shichou_koushitsu/enquete/ikenbako/enquete.html

静岡県問い合わせ
https://s-kantan.com/pref-shizuoka-u/offer/userLoginDispNon.action?tempSeq=17&accessFrom=

経産省資源エネルギー庁へのご意見
https://wwws.meti.go.jp/enecho/about/form.html

首相官邸へのご意見
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

安倍首相のFacebook
https://www.facebook.com/abeshinzo
(Facebookの仕組み上、コメント投稿時は投稿者の名前も公開されます)

自民党への安倍首相応援コメント
https://ssl.jimin.jp/m/contacts?_ga=2.247766276.2038314964.1501028960-2110744341.1501028960



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