山種美術館で開催していた「日本画の教科書 京都編 -栖鳳、松園から竹喬、平八郎」(2016.12.10-2017.2.5)。
竹内栖鳳、上村松園、小野竹喬など、京都画壇で活躍した画家たちの代表作を集めた、開館50周年を記念した特別展です。切手などでおなじみの作品も多く、「教科書」と銘打ったタイトルにも納得。
館内のカフェで作品をイメージした和菓子をいただきました♪
こちらは、上村松園「牡丹雪」からうまれた「雪景色」。品のある薄紫色のねりきりの傘に、うっすらと粉雪が。
中は柚子あん。こちらもきれいな黄緑色。
右は、お正月限定和菓子の「めで鯛」。竹内栖鳳の作品にちなんだもので、杏の果肉入りの紅色のねりきり。中はこしあんでした。
どちらも、青山の菊家さん製で、お茶とのセットで¥1000(今回はお菓子を1個追加したので、+¥500)。加賀金箔入りの煎茶「煌めき」といただきました。
松園の「牡丹雪」。
番傘に、みっちりと雪が張り付いて・・・雪は雪でも、これは牡丹雪。
山種美術館ではめずらしく、これだけ写真O.K.だったんですよ。松園の美人画ってやっぱりきれい。芯がある美しさ。女性として見習いたい。
入口にこんな写真スポットも。
竹内栖鳳の「班猫」の猫。今回の展示の一等席に飾らせていた作品です。猫の毛のふさふさ感が自分の手指に感じられるような、やさしく繊細なタッチ。猫好きじゃなくともうっとり 行っては戻り、何回も見ちゃいました。
山種美術館 HP