Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

DSC-HX1

2017年08月29日 | 写真、カメラ
スマホのような画質

高倍率ズームが出始めた頃のCyber-shot DSC-HX1を入手した。正直言うとサイバーショットはDSC-W1という機種で操作性、画質などに失望し二度と買うかと思っていたのだ。今回はズーム倍率光学20倍、デジタル40倍というのがどんなもんかと衝動買い。素人が倍率だけを気にして望遠鏡を買うに似たり。この倍率は35mmフィルム換算で望遠560mmになる。因みにこういった高倍率ズームを搭載してEVF(電子ビューファインダー)のあるものを「ネオ一眼」と呼ぶらしい。嫌なネーミングではある。手振れ補正も搭載しており固定物にカメラを預けながら撮影すれば高感度の助けもあり日中なら三脚は要らない。実際に撮影に持ち出してみると焦点距離28mm~560mmというのは自由度が高すぎて持て余す。旅行などで捨てスナップを多用するシーンでは便利なカメラなのかも知れない。これでの撮影にゲージュツを求めてはいけない。フィルムカメラ時代の京セラ「サムライ」(ハーフサイズ)での撮影感覚に近い。失敗を恐れず数をこなす撮影スタイル。肝心の40倍ズームの画質はやはりそれなり。ISOを低めに設定し画質は「ファイン」より「スタンダード」にしたほうが破綻が無い。撮影画像を縮小することでなんとか鑑賞にたえる画になるようだ。同じズームレンズ固定機では以前にケムンパスのE-10という機種を使っていた。こちらは1ショット毎に丁寧に撮影しようという気分にさせるカメラだった。果たして何がそうさせたのか。まあ「ネオ一眼」は遊びカメラという位置づけか。作例画像は28mm撮影とテレ端の等倍切り出し。こんなに寄れても月か野鳥くらいしか撮影するものないね。古い機種なので解像度、シャープネスもイマイチ。家電の東通工は好きなブランドだけどカメラメーカーとしてはどうやら相性が悪いようだ。参考までに最新の高倍率ズームは光学83倍ですって奥様!
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