PENTAX16-50mmのフードが必要になり型番(PH-RBJ77)を調べる。amazon価格で5千円ほど。フードにこの価格は高いなと思ったところ海外通販で汎用チューリップが送料込み360円。興味本位で注文してみる。簡易包装で届いた商品は外観はまともなものだった。フードは77mmのフィルター枠にねじ込んで使うタイプ。チューリップフードなので正立固定位置があり正規位置で裏からロックナットよろしくリングを締めこんで固定する仕掛け。しかし実際に使ってみるとフィルターネジにフードがねじ込めない。ネジ部のプラスチック成型精度が悪い。ネジ山を潰さないよう注意しながらなんとかセットするも1分ほどリトライを強いられる。これでは機動性皆無なうえに耐久性もない。そこで保護フィルターに予めフードをセットしておきレンズへの取り付けを試す。これは上手くいくも埃対策が必要になるのと撮影中のフードの回転が気になる。そこで思い切ってフード固定部の”ねじ込み式”を”バヨネット式”に改造加工してみる。先ずはフードの雄ネジ部をタミヤのカッターノコで切り落とす。次にレンズフィルター枠外径に合わせΦ80mmに差し込み穴を拡大。更にレンズ側のバヨネット受け山を潜らせる逃げを削る。フードの板厚が3mmほどあったがバヨネット溝幅は2mmなのでピンバイス、彫刻刀、カッターで差し込み部2か所を肉抜き。加工は面倒だったのでフードバヨネット固定の回転角は10度ほどにした。フード格納時の逆差し用に更に2か所を肉抜き加工。最後にフード取り付け時のセット位置の指標を付けて作業完了。