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婚しては妻に従い ボケては猫に従う

百草

2020年03月08日 | 写真、カメラ
5月24日
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ドラマ「すいか」ロケ地再訪

2020年03月08日 | 書籍・映画・音楽
 TVドラマ「すいか」(2003年)のロケ地を再訪。ネットでロケ地の記事をみるとハピネス三茶のエントランスへ続く畑の小径を間違って認識しているものを多く見かける。自分はドラマ撮影当時、実際のオープンセットの小道具が置かれた状態で二度ほど現地を撮影取材した経験もあり正確な場所を再確認しようと思った。

 ハピネス三茶の小径特定にはドラマ第一話プロローグから拾える情報が多い。中学生の早川と亀山のからみの件。ハピネス小径正面から川に降りる階段は杭を打ち込んだ簡易的なもの。南武線鉄橋側に石造りの立派な階段もあるがそれではない。またドラマでは階段横に大木が植わっている。中学生の早川の背後(南武線側)に電柱も見える。それら条件を確認し現地を取材した。先ず電柱は確認できた。その北側の大木をチェック。残念ながら2本ほど伐採されていた。そのうちの1本の脇から川へ降りる木の根の階段を見つける。川にはセメントで固めた踊り場もあった。これは撮影当時は無かったものだ。この切株から畑を望む。オレンジ色の民家が正面に見える。この切株階段と民家を結ぶ直線上にハピネス小径はあったのだ。自分の記憶の位置関係とも合致する。近くで農作業されていたご老人に話を聞いてみた。ハピネス小径のことはご存じでドラマの撮影の為に作られたものであったと話された。ドラマのセットがあった当時、撮影取材に訪れるも小径の門扉は閉まっていて中には入れなかった。そこで右手のあぜ道から迂回して奥手に回り込みハピネス三茶が立っている設定の雑木林にたどり着き、そこからハピネス小径を歩むことができたのだった。右手のあぜ道というのがネットでよく間違われている小径となる。撮影当時はハルマゲドンの石や大トロのごみ箱、名称プレートを打ち付けた裸電球の街燈などもそのままあった。畑も今ほど雑然としていなくて整備された印象。あれから17年が過ぎているので仕方ないのだけれど。

追記:切株から川へ降りる木の根階段はドラマの階段とは違っていました。下記最終決定を参照。

最終決定稿
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