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Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

メスティン

2021年03月09日 | 地震防災・予兆
去年、品薄で騒がれていたダイソーのメスティンを店頭で見かける。ラーツーの予定はないがどんなものかしらと検証。500円と安いだけに造りは華奢。小物入れに使うと良さそうと思いつつもアウトドアの準備を想定してみる。同じくダイソーで売られていた固形燃料と五徳も買い込む。早速、五徳を組み立てるも固形燃料で使うには高さがありすぎる。そして折りたたんでもメスティンに収納は不可能。これではつまらないと五徳を加工してしまう。先ず五徳の大小の組み合わせ選択を放棄し「小」限定とする。アルコールランプは使わないので固形燃料専用の高さに脚をカット。ついでに角Rをつける。プレス抜きのバリも紙やすりで端面処理。鋭利な端面は注意ステッカーで逃げているがこれは許せない。端面処理加工よりステッカーのほうがコストが安かったのだろう。この加工を経て五徳は無事にメスティンに納めることができた。あとは米1合と固形燃料をメスティンに入れて準備はOK。飯盒の水位位置にポンチでも当てておくか。コンパクトな五徳になったので風防も兼ねた構造になった。もし酸素量が少ないようならドリルで適当な穴を開けても良い。穴あけは軽量化にもつながる。最後に五徳は錆びやすそうなのでサンポールをメッキ液に安定化電源で錫メッキしても良いかも。はー、どっこいどっこい。
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ハナニラ Veranda Garden

2021年03月09日 | 写真、カメラ
雨上がり

AF-S MICRO NIKKOR 105mm 1:2.8G ED / Nikon Df

1/1600sec F5.6 ISO:200
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太陽の墓場

2021年03月09日 | 書籍・映画・音楽
Youtubeで「スラム」(1961)という記録映画を見つける。戦後、焼け残ったビルや鉄道高架下などを不法占拠した「不良住宅」が舞台。スラムを取り壊し近代的な団地に建て替える行政のプロパガンダ映画。実存するスラム街とその家々にまで上がりこみ住民の暮らし生業を遠慮なく炙り出していく。映画では場所が特定されないように配慮されているが、通天閣・天王寺から延びる南海電鉄の高架下や阪堺電車、大和川、撮影当時最新の団地計画は藤井寺春日丘団地と関西人ならすぐに特定できる特徴が映りこんでいる。こういったバラック小屋スラム風景は開高健「三文オペラ」のアパッチや山本周五郎「季節のない街」(映画「どですかでん」)、宮本輝「泥の河」などで幾度となく描かれてきた。不衛生、無秩序、混沌、暴力が支配する世界ではあるがみな強か(したたか)で逞しい。悲観せず貪欲に生きる人々の裸の姿は理屈抜きで強く惹かれるものがある。そして小説や映画で観る赤貧の生活は何も60年前、大昔のまぼろしではない。カタチをかえながら今の現代社会でも同じ営みは続いている。スラムのように一目でわかる有りようではないだけに現在のほうが闇は深いのかも知れない。この記録映画「スラム」を観た後に大島渚の「太陽の墓場」という映画を見つける。舞台は同じく大阪、釜ヶ崎と大阪砲兵工廠跡の広大な廃墟。映画撮影はリアルタイムに1960年。これは是非観ておかねばとDVDを入手。映画では現地撮影ロケ執行を売りにしているも遠景と路地とセットで拍子抜け。話の展開もチンピラの喧嘩にしか見えず期待外れ。リアルな記録映画「スラム」のドキュメンタリーを先に観てしまったのが敗因か。しかし、ただひとつ言えることは戦争、震災、食糧難に高齢化など悲観的要因はすぐ近くにある。映画「スラム」や「太陽の墓場」はもしかすると近未来の日本の姿なのかも知れない。



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