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ユナイテッド93/UNITED 93

2006-08-03 00:33:00 | 劇場&試写★6以上
その時わたしは仕事から帰って、のんきに海外ドラマ「フレンズ」を観てた。。。。
大好きな街NY、、、母からの電話ですぐにチャンネルを変えると、
生涯忘れられない衝撃が。涙があふれた、、、、。

あれから今年で5年。早くも数本映画化されると聞いた時、
どうせハリウッドスター使って、、、ハリウッドの儲け主義め!!
遺族たちの傷だってまだまだ癒えていない、たった5年じゃ。。。
でも何年経ったって、、、、。と怒りをおぼえてた。

実際、この秋に公開される「ワールドトレードセンター」はニコラスケイジが勇敢な警官

として出演する感動作に仕上げられているらしいし、、、、。

ただ、試写で先日観た人が「鳥肌がたったよ」と言ってたほどだったので
今日のこの試写は心して、臨みました。。。。。。。


この作品の凄さはそのリアリティ
って言っちゃうと安っぽいかな。
でもそのリアリティがこの作品のキモ。

監督/脚本は「ボーンスプレマシー」のポール・グリーングラス
有名俳優をあえて使わず
管制官やパイロット、軍関係の人など当時実際に現場にいた人間を出演させたという。
  
一人のヒーローを称えたありがちなドラマというものではない。

監督は、ユナイテッド93便が10時3分、ペンシルベニア州に悲運の墜落を遂げるまでを
知る事実を曲げることなく見せるべき事に徹底したという。
これは
2001年9月11日
4機の旅客機がハイジャックされ、3機は"目的到達"
残りの1機に焦点をあてた物語。。。


管制塔内では、情報が錯綜、混乱。


そして中盤からは機内での様子、どうやってハイジャックするに至ったか。
当時のニュースだけでは知り得なかった(多分多少憶測としての)事実が描かれる。

先の、ワールドトレードセンターへの2機激墜の事件も知らず、
普通に、あたりまえに穏やかなフライトをしていた。

ただでさえ言葉の違うハイジャック犯が同乗していて何をするかわからない状況。
このハイジャックされた93便の乗客乗員がたった40人だったことは
小さい機種だとは思っても、そんな少人数だったことへの驚き。




どんな時もこれが最期、と思って生きるわけではないけど
いざという時に備えてってわけじゃないけど、
普段からいつでも自分の愛する人たちに、
自分のその気持ちを伝えるってやっぱり大事だな、、、、
そう心から思えた作品でした

なかなかアメリカ人みたいに「I YOU」は言えなくてもね。




8/10
無関心だなんて言ってられせん
どんな人も観ておくべき作品!
でも実際被害にあわれた方たちの多くはは辛すぎて正視するのは無理だろうな、、、、
まるでその真実のドキュメンタリーをみせられていたような感覚の111分。
もう2度と起らないとは言えない、起ってはいけない、他人事じゃない、
その時自分だったら??
何をすべきなのか???
観た人それぞれが、何かを感じることが出来るはず。
だから少しでも多くの人に観てもらいたい作品





あらためて、この9.11事件に対するやるせなさ、許せないという怒りがこみあげてきたのでした、、、、。


 公式サイト
UNITED 93 2006年 5月28日全米公開   111min
8月12日 ロードショー



去年の追悼記事で書いた、グランドゼロその後など


ハイジャックされた4機について


※この映画の売り上げの一部は、追悼基金に寄付されるそうです。。。




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