ワールドウォーZの「Z」はゾンビのZ
ついにブラピもゾンビ映画出演か~ってことで、ゾンビ映画ファンとしては楽しみにしてました
題して、ゾンビ世界大戦
※観てすぐわかることなので問題なし
が、しかしー。
そこはやはり、良いのか悪いのかブラピ主演大作ハリウッド映画でした~
配給会社は、一般の人たちにもより多く観てもらうため、
CMなどでもアノ存在は出来る限り排除して、「ゾンビが出てくる映画」ということを隠して宣伝
謎の疫病の発生を契機とした人類とゾンビの全面戦争の顛末を綴った
マックス・ブルックスの世界的ベストセラーを
ブラッド・ピット主演で実写映画化したパニック・アクション超大作
このマックス・ブルックスは1968年の「プロデューサーズ」などの、あのメル・ブルックス監督の息子。
映画は原作とは異なるオリジナルらしい。
製作・主演のブラピは原作の世界観に心を奪われ、子どもたちから常々「ゾンビものに出て~」
と言われていたので映画化の権利を熱望し、レオナルド・ディカプリオの会社と争奪戦の末、取得。
監督は「007/慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースター。
元 国連捜査官、ジェリーにブラピ。妻子あり。
ある日、家族揃って車ででかけようとしたところ、NYは突如パニックに見舞われる。
飛んでいく車、逃げ惑う人々、、、あっという間に大混乱
こうなった場合のお約束通り、スーパーで必要なものをタダで持ってく人々
何だかよくわからんがとりあえず逃げたり隠れるしかない
家族を政府が守るには、お前が復帰して協力するしかない
でないとせっかく乗り込んだ船からおろされる
どうするパパブラピ?!
Z=ゾンビは出て来るものの、ゾンビ映画というより、ゾンビ感染されたということを理由に
世界滅亡の危機にさらされるというパニックムービー
こんなところに久々 デヴィッド・モース。
「LOST」のマシュー・フォックスも出てるはずなんだけど気付かず。
どこにいた?
あと、研究室のシーンで「es」「ミケランジェロの暗号」とかのドイツ人、モーリッツ・ブライブトロイ出てたけど、
ちらっとすぎたしクレジットもされてなかったー
元・国連捜査官のジェリーは妻と2人の娘と共に渋滞にはまっていた。空にはヘリコプターが飛びかい、バイクに乗った警官は猛スピードで走り抜ける。なかなか動かない車列にジェリーはこれがいつもの交通渋滞ではないことに気付く。次の瞬間、背後からもの凄い勢いで暴走するトレーラーが迫ってくる。必死で家族を守り、その場から逃げ出したジェリーだったが、すでに世界中が大混乱に陥っていた。ニュースでは、爆発的に拡大する“謎のウイルス”が日に日に感染者を 増加し続け、もはや世界中の政府や軍隊の組織は崩壊していることを告げる。そんな中、かつて国連職員として世界各国の調査を行ったジェリーに“謎のウイル ス”を食い止めるべく白羽の矢が立った。怯える家族の側にいたいという思いと、世界を救わなければならないという使命の狭間で、ジェリーは究極の選択を迫 られる。感染の速度は加速する一方で、人類に残された時間はわずかしか残されていない——。
5/10(57点)
ちょい期待しすぎた~
ご都合主義で終わるパニック大作が嫌いなんだけど
そっち方面にいっちゃってたのが嫌だったところ。
もっとわくわく楽しめるゾンビ映画を期待しちゃった。
ついにパパ、ゾンビ殺るからね! とは言ってない
ゾンビは走るの早すぎる上、カメラワークもめっちゃ早いから
メイクとか見ようと思ってもぜんぜんよくみえない、
顔だって最初の一人と最後の方の人くらいしかじっくり出してる人いない。
かじるだけで、内臓でてきたりのエグいシーンは一切ナシの綺麗なゾンビ映画。
(まぁ別にそこを期待してるワケではないが)
こんなどろどろしてないゾンビ映画はじめてみたってほど。
早足ゾンビなら他にもダニー・ボイル監督の「28日後…」とか
ロメロのゾンビのリメイク「 ドーン・オブ・ザ・デッド」とかの方がよほど内容も面白い。
会話のやり取りが多く、見せ場が意外とすくない前半 面白くなるまでが長く感じる。
やっぱり対国連で世界規模でのゾンビ化現象ってことで規模が大きすぎるのか。
もっと集約してじっくり見せるB級の方が個人的には好みだなー。
飛行機のシーンからいよいよ面白くなってくるけどそこからつっこみどころ満載
ここからネタバレ
後のエコノミー席のほうに現れたゾンビ。
ゾンビがくるのを防ぐためにカーテン仕切りの部分に荷物山積みに積んでゾンビ回避しようとしたり(ムリ~)
機体が壊れて飛ばされて行く人々。
そして墜落。なのにブラピともう一人の軍人だけはご都合主義的に助かる。
脇腹に鉄?が貫通するが3日寝ただけでブラピはほぼ回復、
ゾンビに立ち向かう!あとから痛そうにするがわざとらしい 笑
結局、ゾンビがある種の人たちを避けてると気付く。
それは病原体を持った人間。 それで、何か死に至る病原体(ウィルス)を接種し、
仮で病人になりすます。そうすれば襲われないはずと。
急遽、ゾンビが籠る研究室に入り、沢山のワクチンの小瓶から一つ選んだブラピは
自分に注射、、、、!
目の前にゾンビと対峙となった瞬間、ゾンビはスルーした。
そこで、そのワクチンを皆接種して、ブラピは家族の待つもとへ。
オープニングから、家族と抱き合うシーンはみえていたけど
まさにそんなハッピーエンド。家族には。
ただ、世界危機は解決しておらず、ゾンビ大戦は始まったばかり。
仮のワクチンで病人になりすましてどこまで生き延びれるのかー。
ゾンビの大群が襲ってきても、目もくれずにスルー出来て無事生還。
ブラピ、せっかくゾンビ映画なんだから自分もゾンビにならなくちゃー
あのメイクしなきゃでしょ!
早く噛まれろー!ゾンビになっちゃえと思ったわたしは、ちょっと違った見方をしてたのでした 笑
血飛沫、グロ、なし。エグいの、イタいのなし。
そんなワケで、ブラピファンでゾンビ映画やグロいのがニガテな方も、安心してみられる
ゾンビ初心者向け、(というかゾンビ映画とも呼べないくらいそのシーン少ないし)パニックムービーでした
ゾンビ映画好きが観るには物足りない。
あ、MUSEの音楽は良かった☆
World War Z 2013年 アメリカ 116min
8月10日より公開中~
7/29 ブラピ&アンジー来日プレミアにて
妻役の吹替は篠原涼子
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