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ウォールフラワー /THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER

2013-11-29 01:11:04 | 劇場&試写★6以上

 

 

 

RENT レント」の脚本家として知られるスティーヴン・チョボスキーが、

ベストセラーとなった同名小説を自ら監督を務め、

社会現象にもなった自身の小説「ウォールフラワー」を基に描いた青春もの

 

「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラーくん出演てことでずーっと楽しみにしてました~

 

 

主演は冴えない壁の花、「パーシー・ジャクソン」シリーズ主演のローガン・ラーマン。


自由な女の子、サムに「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン。


陽気なパトリックも自由人。「少年は残酷な弓を射る」のエズラ・ミラー

サムとは義理の兄弟


ロッキーホラーショーのオマージュなども


ちょこっと出演の教師役に、ポール・ラッド。


ほかに、精神科医役にジョーン・キューザック。


製作に、ジョン・マルコビッチの名前が。


一歩踏み出してみる勇気

そこからはじまる

かけがえのない友との出会い、

やっと見つけた、自分だけの場所。

80~90年初頭の青春ムービーを彷彿とさせる、よく出来たノスタルジックな青春もの。

 



チャーリーは、小説家を志望する16歳の少年。高校入学初日にスクールカースト最下層に位置付けられ、ひっそりと息を潜めて日々をやり過ごすことに注力していた。ところが彼の生活は、陽気でクレイジーなパトリック、美しく奔放なサムという兄妹との出逢いにより、一変する。初めて知る“友情”、そして “恋”。世界は無限に広がっていくように思えたが、チャーリーがひた隠しにする、過去のある事件をきっかけに、彼らの青春の日々は思わぬ方向へ転がり始める—。

   


7/10(70点)

 

 

地味で早くやり過ごしてしまいたいと思っていた、消極的な壁の花。

恋に進学に、友情に、人には言えない悩み、、、、

 

多感に過ごす高校時代。

彼らに出会ったことで変わっていく僕の人生。

 

初めてのキス、ドラッグ、様々な経験をしておとなになっていく。

チャーリーの子供時代の大好きなおばさんとのエピソード、それが幻覚を次第に見ることになる原因で、

しばらくおさまっていたものの、また調子が悪くなってきたり、

エズラミラー演じるパトリックが同性愛者であることが周囲にバレて

その相手からも皆の前で恥をかかされたり、大学進学に悩んだり、、、、

誰もが経験しうるような(日本では多少違えど)学生時代の迷いや葛藤などを

爽やか過ぎずに丁寧にその感情を描き出す。

そこに、共感できるか否かは別として、

生き生きと等身大で輝きだす彼らを応援したくなり好感がもてる

 

劇中かかる曲もいい。

主人公たちが触れる文学、映画、音楽も多く引用されていて、

彼らに愛されていることもわかる80年代のロック・ポップ中心の楽曲の選曲が素晴らしい♪

 

 このシーン好き

 

とくに、エマ演じるサムが車の中でデヴィッドボウイのHeroesを大音量でかけながら

両手をあげて立ちながら自由を感じる、爽快なワンシーンも印象的。

そしてチャーリーもそれに続いて自由を感じるラストカット。

未来は無限大なのだ

キャストが気になる、80年代テイストが好き、または青春映画が好きな方はぜひ♪


ちなみに、サントラの楽曲は

1. It Could Be Another Change (The Samples)
2. Come On Eileen (デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ)
3. Tugboat (ギャラクシー500)
4. Temptation (ニュー・オーダー)
5. Evensong (The Innocence Mission)
6. Asleep (ザ・スミス)
7. Low (Cracker)
8. Teenage Riot (ソニック・ユース)
9. Dear God (XTC)
10. Pearly Dewdrops' Drops (コクトー・ツインズ)
11. Charlie's Last Letter (Michael Brook)
12. Heroes (デヴィッド・ボウイ)


 公式サイト 

THE PERKS OF BEING A WALLFLOWER      2012        アメリカ     103min

11月22日より、公開中~

 

 今回も素晴らしかったエズラくん。

今後の出演作も楽しみ~。

 

プレミアにて。

ローガン、立体ボード 笑



トロント映画祭にて


 うわ、むさっ


うわっ


 すっかり大人になったエマちゃん

次回作は12月14日、日本でも公開のソフィア・コッポラ監督作、「ブリングリング」




 

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