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ジェサベル/ダークハウス

2015-07-23 23:27:40 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

夏なのに面白いホラーが最近公開ないぞー!

というわけで、ホラー不足なのでDVDスルーになっちゃったのや、劇場で見逃したホラーを

時間があるときにみております

 

今日は最近観たホラーの中からふたつまとめてレビュー。4つとかだとちょっと長くなりすぎるので。

 

まずは、イーサンと共演した「ジュサベル」

 

ジェサベル

 

事故で夫と身籠っていた子どもを一度に失い、失意の底にいたジェサベルは、父親が暮らす実家に戻る。そこで亡き母が自分に 向けて残していたビデオテープを発見した彼女は、ビデオを見ながら懐かしい思い出に浸っていた。

しかし、ビデオの中で母が語った予言が現実のものとなり、 不可解な現象に襲われ始める。

Jessabelle   2014      アメリカ    90min

 

7/10(70点)

 

 「ソウ6」「ソウ ザ・ファイナル 3D」のケビン・グルタート監督がメガホンをとったホラー。

主演は「プリデスティネーションでイーサンと共演し、男か女かわからないような

不思議な魅力を出していたサラ・スヌークが熱演。

頭からっぽそうなセクシーな若手女優にきゃあきゃあ言わしてヒロインにさせる

くだらないB級ホラーはもう古い。

本作では、サラ・スヌークだからこそ良かったとも言える。雰囲気がばっちり。

あと、上に載せたポスター。

左が海外版で、普通の表情のサラ・スヌーク。

日本版は今回、なかなかいい仕事してます★ ミラ・ジョボビッチかと観る前は思ってたんだけど(笑)

恐怖におののく顔がホラー色強めで恐怖引き出してる。

 

冒頭、カップルで車で出かけようとしていると突然、車が突っ込んで来て彼氏と、身ごもっていた子を失ってしまう。

手術で命を取り留めたジュサベルは、半身不随になるが父親のいる実家へと帰ることにする。

亡き母親が遺したビデオを、ベッドの下から見つけみてみると

そこには母親が出て来てタロットで占いをしてくれるのだけど、微妙に外れてたり的中したり

その映像もなかなか怖い。

父親の存在も不気味。ところどころで恨めしい顔をした黒人の男や、霊のような気配を感じたりするのが

あとで伏線となってきちんと回収される。

姿を見せそうになって何も映らない、とか恐怖演出がなかなか巧い。

 それにしてもいつも化粧したまんま寝てるの気になった。

車椅子になっているので何も出来ない、簡単には逃げられないという状況なのでもどかしい。

昔の同級生が既に結婚してるのにやたらとかまってくれて、気があるのはわかりやすく

何かと助けてくれるので、この人がいなかったらどうなってたことやら。

この男も頼もしいというよりオタク風で、なかなかいい味。

 

過去に何があったのか。

よせばいいのにビデオを観るから、悪夢もみるし、恐ろしい体験をすることになる。

そして、母親と父親の秘密が明かされていく。

 

ここからちょっとネタバレ

ジェサベルが湖のそばで見つけた自分の墓。なぜ自分の墓があるのか、その鍵を握るのはジェサベルの父。

その墓は、ジェサベルの母と別の黒人男との間に出来た子供だった。

その事実が発覚し、ジェサベルの父親は怒り狂い、赤ん坊と男を殺してしまう。

ジェサベルが発見した墓はその子のもので、父親は自分の犯行を隠すために、養子としてジェサベルを育てていたのだった。

 

過去にあった出来事が映し出され、悪霊が誰なのか何が目的なのか次第に明かされていくと

何だか切ない話になっていた。(まぁ、話としては他にもこんなオチあったような、、、という

特別驚きはしないけど それまでのつじつまが合う)

ジュサベルという女は結局、可愛そうな子だった。

全ての謎が解けても抗えない呪いに翻弄されるジェサベル、、、、

ホラー好きには、怖さは足りないけど、怖がりな人なら部屋真っ暗にしてみると怖がれるレベルかと。

 

映画『ジェサベル』予告編

 

 

 


 

 

 

ダークハウス

 

幽霊屋敷として知られる廃墟で5人の若者が惨殺された。
捜査を担当するルイス刑事(フランク・グリロ)は精神分析が専門の恋人クライン(マリア・ベロ)を現場に呼び、

唯一の生存者ジョン(ダスティン・ミリガン)から事件の真相を聞きだそうとする。
彼の証言では、犠牲者たちは降霊術によって悪魔に殺されたという。
半信半疑ながらもクラインがジョンの話しを聞いていくうち、驚愕の事実が明らかになる…。

DEMONIC       2014年       アメリカ・イギリス      83min

 

5/10(56点)

 

 

劇場未公開作品。「ソウインシディアスのジェームズ・ワンが製作なので観る事に。

観てる時は何が起きるかと思ってるので退屈ではないけど、観終えてみるとぜんぜんたいしたことなく

印象にも残らないホラー。

昔の惨殺事件の祟りでその家に悪霊が棲みつき、そこに棲む人や訪れた人に危害を及ぼし

呪われるというのはもう、家ホラーの定番。そこに、過去の事件でたった一人の生存者だった女性の

息子と、その知人たちが現れて調査をしだす。

襲われる人たちが普通は霊などに恐怖を抱いてるというのに対して、

この人たちはオカルト研究部のようなチームで、これまでも様々な霊体験をしたりし、

霊を最初から呼び出したくて自らが赴いてるというのが違う。

だからちょっとやそっとじゃ驚かず、身体ごと悪霊に引っ張られたくらいじゃ女の子も引き下がらない。

突き止めてやるという思いで立ち向かうが、友人に乗り移った悪霊によってやられるパターン。

ジェームズ・ワンが製作という事もあって怖さの演出はまぁまぁのレベルだけど、ぜんぜん怖くない。

 

彼女の元カレと今カレという最初から反発し合う男同士が、敵対心をもったまま

同じ目的で悪霊のいる家に行く。

初めに部屋に警察が乗り込んで行って、二人が行方不明、一人は部屋で見つかり事情聴取、

他は殺されていてというところから始まるので

霊が乗り移ってると言われる男が実際犯人だとしたらあまりにそのままだし

と思って事情聴取受けてる男がぜったい怪しいと思ってみてたらそのまんまだったので意外性なし。

 

海外版のポスターはあまりに普通っぽすぎるし興味もそそられない。家に憑くホラーは多くありすぎだから

ホラー好きには内容も物足りない。インパクトある脚本とオチでもっとがつんと怖がらせて欲しいなー。

怖がり屋さんには十分怖がれると思うけどね。

 

 
マリア・ベロ 『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』
フランク・グリロ 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
コディ・ホーン 『マジックマイク』
ダスティン・ミリガン 「新・ビバリーヒルズ青春白書」
ミーガン・パーク 『ガンズ・アンド・ギャンブラー』
スコット・ミシュロウィック 『さよなら、僕らの夏』


製作 ジェームズ・ワン
製作総指揮 トッド・ウイリアムス
監督 ウィル・キャノン 『血と銃 BROTHERHOOD』

 

『ダークハウス』予告編

 

 

ホラーもコメディも、まだまだ未公開DVDスルー作品を続々upしていきます~