我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から18年!ありがとうございます✨

ドローン・オブ・ウォー/GOOD KILL

2015-10-10 11:43:16 | 劇場&試写★5

 

 

「ガタカ」「タイム」のアンドリュー・ニコル監督とイーサン・ホーク再タッグ。

 

無人戦闘機ドローンの操縦士としてアメリカに居ながらにして中東での戦闘作戦に参加している一米軍兵士の日常と次第に深まる葛藤を通じ、

アメリカが繰り広げる現代の戦争の実態を描く。

 

トミー・イーガン少佐にイーサン。

何だか今回のイーサンは精神ともに疲れた役のせいか老けてた~。

 

 

妻に「X-men ファーストジェネレーション」でダイアモンドの体になるキャラ、エマ・フロスト役のジャニュアリー・ ジョーンズ。

 眉が濃いのか印象違う。

 

ブルース・グリーンウッド

レニー・クラヴィッツ娘のゾーイ・クラヴィッツ

 

 

アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐は、F-16戦闘機のパイロットから無人戦闘機の操縦士に転身し、政府のテロリスト掃討作戦に貢献してきた優秀な軍人 である。しかしトミーはやるせない違和感に囚われていた。ラスベガス郊外のマイホームと砂漠の空軍基地を車で毎日往復し、エアコンが快適に効いたコンテナ 内のオペレーションルームにこもって、圧倒的な破壊力を誇るミサイルをクリックひとつで発射する。音声の出ないモニターだけで戦場の状況を確認するその任 務は、まるでゲームのように現実感が欠落しているのだ。CIAの対テロ特殊作戦に参加したトミーは、度重なる過酷なミッションにじわじわと精神を蝕まれ、 愛妻モリーとの関係までも冷えきっていく。やがてストレスが限界を超えたトミーは、冷徹な指揮官からの人命を軽んじた爆撃指令への反抗を決意するのだった―。



これが、現代の戦争だ


5/10(58点)


遠隔操作で、実際に現地に赴くことなく、たやすく狙いを定めた人物を標的にボタン一つで瞬時に殺す。

アメリカ、ラスベガスの真ん中でそれが可能であり 彼らはその日、普通に家に帰ると

家族が待っていて当たり前のように食事をしてという日常がある。


描かれるのはそんな、無人機操縦士の苦悩と現代の戦争での実態。

実際に、操縦士のPTSD問題は深刻さを増していて、それによる離職率も上がっているのだとか。


PTSDについては「アメリカン・スナイパー」でもイーストウッド監督が描いていたけど、


PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは… PTSDとはPostTraumaticStressDisorderの略で、心的外傷後ストレス障害。

突然の衝撃的出来事(トラウマ体験)を経験することによって生じる、

特徴的な精神障害で、心身に支障を来し社会生活にも影響を及ぼすストレス障害。


妻とは溝が出来、、、、

その苦悩を淡々と描くので正直退屈。

現代だとそんな事があるのね、、、というのはわかるけど

映画として観るならもう少しドラマ性が欲しい。

前日の睡眠不足もあって、久々にわりと前半から眠気がきちゃった。

映画として悪いわけではないし、イーサンはじめキャストももちろん良かったけど

「あくまで面白いか、また観たいか、勧めたいかの基準で判断」するといまひとつー。

どちらかといえば男性の向けかも。

良き父親である事を求められ、殺人者としての仕事を求められる日々。

テロリストを殺すという行為は、それ以上のテロリストを生み出しているのではないか、

自分の戦いに終わりはあるのか。という疑問。

そんな中、軍事用の無人機の市場は、2024年までに倍増すると専門家が予測しているらしい。

それまた怖い現実。


あらゆるジャンルで進化していくと共に、人間の精神が追いつかなくなっていくことが予想されるわけで。


ちなみに、原題でもある「good kill」というのは、ボタンを押して殺した際に兵士が発する言葉で

「よく殺った!」みたいなニュアンス。


映画『ドローン・オブ・ウォー』予告編



なぜかシュワちゃんみたいな海外版ポスター(右)

 公式サイト

GOOD KILL       2014年    アメリカ     104min

10月1日より、公開中~



プレミアにて。

こちらNYトライベッカ映画祭。

左、アンドリュー・ニコル監督。

イーサン、いい歳の取り方してます

 ジャニュアリー・ジョーンズの作り笑いが怖い、、、