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パターソン/PATERSON

2017-09-21 22:20:21 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

パターソンに住む、パターソンという名の詩を綴る男の日常。

たしか25年ぐらい前かな。詩人、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズがパターソンにささげた詩を読んで、とても興味を持ったんだ。パターソンはニューヨークからそれほど遠くないから、簡単に日帰りできる。それで1日ふらりとパターソンを訪れた。映画の中でバスの運転手のパターソンが座っていたのと同じ滝のそばに座って、工場やビルが並ぶ街を見て回った。それでいつかここで映画を撮りたいと思ったんだ」

ジム・ジャームッシュ監督は語る。

 

現代詩人のロン・パジェットが手がけた詩の数々は、寡黙なパターソンの内に流れる妻への愛情や日々への慈しみを表面化し、

パターソンの内面を映す鏡のような役割を果たしている。

僕は彼の詩が大好きでね。まず彼がすでに書いている詩の中から、パターソンが書きそうなトーンのものを選んだ。それでロンに、これを使わせてもらうか、あるいはこんな調子の新しい詩を書いてもらうかどちらがいいかと尋ねたら、「もちろん新しいのを書くよ」と。それで彼に脚本を渡して書いてもらった。でも古い作品も使っているよ。たとえばオハイオ・ブルーチップ・マッチの詩などだね。」

 

だいぶ前に観たけど書く気しなくて今更up

 

ニュージャージー州パターソン。アダム・ドライバー演じる、町名と同じ名前のバス運転手パターソン。

愛する妻ローラの隣で毎日朝起きて仕事に向い、夜は愛犬マーヴィンの散歩をして、バーに立ち寄り、帰宅するとローラの隣で眠りにつく。

代わり映えしない毎日ながら、アーティスト気質のローラは予想のつかない言動で驚かせてくれるし、

ユニークな人たちとの他愛ない交流も楽しいひとときを味わわせてくれる。

そして、そんな日常の些細な出来事の中から詩を紡ぎ出し、自分のノートにしたためていくパターソンだった…。

パターソンが愛するローラには「彼女が消えた浜辺」のゴルシフテ・ファラハニ。

 

 

何気ない日常を描いてるのがイイ。と、ジムジャームッシュファンの方はいうかもしれない。

でもごめん、わたしは正直 特に興味も持てない何気ない男の日常を覗きみたいとは思わないし

それが面白いとも思えない。

 

むしろ特に展開のない日常と、詩を書いてる(読んでる)シーンや何気ない会話シーンを延々見せられたら

それは退屈以外の何物でもなくなる、、、、、

これまでもジム・ジャームッシュ映画は色々観てきたけど、

苦手な作品が多くてわたしには合わない。と思ってるんだけど、、、、

俳優として近年すごくいい演技を見せるアダム・ドライバー主演ってことで気になって観てしまったんだよね。

やっぱりダメだった

個人的に、好みの問題。

 

ちなみに、日本から 永瀬正敏さんが出演していてアダム・ドライバーとのシーンもあるんだけど

28年前の1989年の映画「ミステリー・トレイン」に起用されてから以来の付き合いで、今回の

日本の詩人役は当て書きだったそう。

 

 

3/10(30点)

 

派手なロマンスも爆発も殺人もないけれど、ささやかな日々の幸せを描いただけで

観てる方がずっと浸っていたい気持ちにさせられる。

みたいな記事をどこかで読んだけど、、、

 

いやいやいや、映画はもちろんそんな大げさなものだけではないこともわかるし、

日常を切り取った素敵な作品だってある。 それにこれが別にダメというわけではないけど

 

どうにもわたしには退屈すぎた。

その一言。

つまらなすぎて寝ちゃった部分もあるのだけど、頑張って起きててもどうにも引き込まれなかった

映画監督も合う合わないあるよね。やっぱりわたしはジム・ジャームッシュは苦手。

参考にならないレビューだけどたまにはこんなでも仕方ないね。

 

 

 公式サイト

 PATERSON       2016年    アメリカ    118min

8月26日より、公開中〜

 

 

カンヌ国際映画祭にて