イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

人知れず、禿げるほど悩むネコの苦悩(それは何?)

2024年04月22日 05時33分54秒 | うちのネコ、よそのネコ

3週間ぶりに帰宅した時、うちのネコ(息子)ティブの背中のひと筋ハゲはたしかに改善していました。(残念、その時の写真がありません)

日本へ行くすこし前の状態がこれです。1月31日に撮った写真です☟

ちょっとわかりにくいですね。電子レンジの上で毛のない地肌にガラス越しに差し込む冬の日差しを取り込んでぬくぬくと日光浴。

 

禿げたエリアは狭いものの、毛の抜けぐあいは重篤でしっかりと薄い皮膚が現れていて、痛々しいでしょう?

紙やすりのようなザラザラの舌で舐めすぎたスポットは皮膚が破れてカサブタができていました。

 

その約週間後、私たちが帰宅した直後はたしかに改善していたのです。ベルベットのように密生した短く生えそろった淡いグレーの毛を指先で逆撫でしながら安堵したものでしたが...

あれぇ...

3日ほど前にとつぜん気が付きました。ハゲが後方、しっぽの付け根エリアまで浸食をはじめています!

しっぽの付け根から、背中のてっぺんに向かって逆向きに舐め上げているようです。

砂時計(アワグラス hourglass)のように2つのスポットがまんなかの細い線で連結しています。1本の太い筋として結合するのも時間の問題かもしれません。

余談ですが、英語でまんなかが細い形状のことを hourglass shape と言います。日本語では「ひょうたん型」でしょうか?あ、違いますね。ひょうたん型は大小2つの丸がつながった形のことを言うんでしたっけ?

ベルベットのように密生していた、一時的な回復状態の短髪の真ん中にまた、地肌が現れ始めました。

以前からティブのハゲ進捗レポートをストックポート日報で読んでくださっている方はご存知でしょう。

ネコの部分的な脱毛は珍しいことではないそうですが、理由のひとつが過剰なグルーミング(毛づくろい)。獣医さんによるティブの診断は、これです。原因は「ストレス」だそうです。

過剰なグルーミングが始まった時、便利屋さんが来て数日家の中で作業があったりと環境の変化はたしかにありました。出入りの自由を許しているため、外出先で何か私たちの知らない怖ろしい目にあったとも考えられます...が!それにしても長すぎます。2022年の夏以来ですから、もう2年。

私が単独で、2回も日本に長期滞在したり、いろいろ環境の変化もありました。それぞれのきっかけは不明なまま、症状は一進一退。

天気が良かった昨日、庭で撮った写真です。

前々日に雨が降り、座面に雨水が溜まったため、ひっくり返していたキャンプ用の椅子にお殿様のようにえらそうにおさまるティブとその母、リヴィーです。

 

ティブの「ストレス」って、いったい何なのでしょう。

仕事もせず寝食に不安もないはずで、三食昼寝付き... と言うか、寝るのも仕事のうちなのでした。煩雑な人間関係にも直面していませんし経済的な心配をかけたおぼえもありません。何が負担、何が不満で、何をおそれているのでしょうか。

私たちが不在の3週間、ハゲは改善しつつあったようなのですが、帰宅後2,3週間後に悪化(後方、砂時計状態がすすむ)ということは...まさか私たちの帰宅がストレス...!?

「何か、言いたいことがあったら言ってごらん」...なにも言いたいことはないらしいティブ。「私に言えないことがあるのなら、第三者によるカウンセリングはどう?」それも乗り気ではなさそうなティブです。

どなたか、ネコの気持ちを代弁してくださる方はいらっしゃいませんか。

飼いネコ→すてネコ→保護ネコ→ネコの保護センターでシングルマザーとして出産...という苦難の半生を経てパンデミック中に息子とともに永住先(我が家)を見つけた母ネコ、リヴィーです。

いったんなじめば、怖いものなしの落ち着きぶりです。適度なグルーミングで、一点の瑕疵もない美しい毛並みをツヤツヤピカピカに保っています。

 

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クール!長らく留守にしていた私たちを迎えるうちのネコ2匹の不機嫌な無関心!

2024年04月21日 07時25分32秒 | うちのネコ、よそのネコ

夫婦そろって日本に滞在していた3週間近くのあいだ、ネコ2匹の世話は、1年間の休学を経て大学に復学したためストックポートの自宅に残った娘にまかせました。

ネコは母子ともに元気でした。洗濯掃除、そしてキャットリッター(ネコのトイレ)の掃除がまったくなされていないための家の中のちょっとした荒廃ぶりは目をつぶるとして...。

長らく姿をくらましていた私たちがまたとつぜん戻ってきたことでネコたちが狂喜する、あるいは混乱する様子を期待していたのですが...

でむかえたネコたちに開口一番「あんた誰?」と言われてしまいました。このそっけなさは何!?

帰宅後、1週間ほどしてやっと「まあ、黙って姿を消したことを今回だけは許してやることにするか...」と膝にのってくつろいだ様子を見せはじめ、就寝時のベッドでの添い寝の習慣も復活しはじめました。

帰宅後3週間を経た今、何ごともなかったように「耳の後ろを掻いてちょうだい」「俺のメシはまだか」と頭やわき腹を押し付けるようにして要求する恒例の馴れ馴れしさが戻っています。

小出しにして私たちに懲罰を与える、もったいぶったうちのネコの愛情表現...やれやれ。

行く前より、なんだか太ったような...娘はネコの世話はよくしていたようです。

母ネコ、リヴィーと時々取り合いの紛争の的になるキッチンの特等席、正方形のネコカゴでくつろぐ、息子ネコ、タイベリウス(通称ティブ)。

肉がゆるく詰まったティブの皮膚がカゴのふちからあふれ出ています。

ストックポート日報ではすっかりおなじみの、もう決して完治しないような気がしてきたティブの背中の「ひと筋ハゲ」の進捗状況レポートを以下、次号に。

 

 

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譲歩したり妬んだりお互いの存在は認めあう、独立した大人同士の母息子ネコ

2024年02月03日 08時30分45秒 | うちのネコ、よそのネコ

ひさしぶりに、うちのネコの話題です。

座り姿がなかなか端正な息子ネコ、ティブ Tib 。

立ち姿はブヨブヨしています。

以前から話題にしている背中の細長いハゲの状況はー進ー退、ー時よりは改善されていますが完治する望みは薄そうです。

ちなみに本名はタイベリウス Tiberius 。

 

母ネコ、リヴィー Livy、やはりリーヴィア Livia というすっかり忘れられた本名があります。

リヴィーは短躯、短足でずんぐりした見慣れない容貌のネコです。

2匹がいっしょにすごしている場面の、ごく最近の写真を集めてみました。

パンデミックのさなかに、ノラネコの保護センターから親子そろって引き取った2匹です。子ネコだったティブは見なれない環境に不安なためもあるでしょうが母親のリヴィーに付きまといましたが、保護センターにいた時から乳離れはおわっていたため、リヴィーはうるさそうに息子を避けていました。

保護センターでは、母子まとめて囲いに入れられて逃げ場がなかったため、付きまとう息子にかなりウンザリしていたようです。うちに引き取られてからはできるだけ距離をとるようにしていました。

動物の親子の情って、子供が成長した後は薄いんですね。保護センターの女性は、これからは親子というより、フラットメイト(同居人どうし)として末永く仲良くしていくことになるだろうと言っていました。

友達どうしとしても付き合いは薄いようなのですが.

 

まあ、それでもお気に入りの寝場所は、取り合いをするよりはスペースを譲り合って共有するだけの協調性は持ち合わせています。

2匹が一緒にすごしている写真の大半は寝ているシーンです...

 

 

妊娠中に保護されて保護センターに収容されたリヴィーは短期間ですがノラネコ生活を経験しているので警戒心が強く、私たちの膝の上でいっしょにテレビを見たり、寝た姿勢の時に胸の上にのってくつろぐようになるのに時間がかかりました。

その点、保護センターで生まれたティブは人間を怖がらない生まれつきの甘え上手です。そしてリヴィーが私たちの膝や胸の上にのっているのを見るとフーとかシューとか不機嫌音を発して「お前、どけ!」要求をつきつけます。リヴィーはどきません。そして、私たちに甘えているティブを見かけても全く意に介さないようです。

ティブのあだ名は「ミスター・ジェラス Mr. Jelous (やきもちくん)」です。

成長したネコの親子って、お互いを「息子」「母親」と認識しているものなのでしょうか。

ティブは、「母親に向かってその口のきき方は何だ!」とよく夫におこられています。

 

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ネコの近況報告、ご心配をおかけしました、ティブのハゲ改善

2023年09月29日 07時01分49秒 | うちのネコ、よそのネコ

とつぜんですが、ネコの近況報告…タイベリウス(愛称、ティブ)の背中のハゲの回復状況です。個人的に心配してくださる方がいるものですから。

きのう撮った写真です。

だいぶ生えそろってきました。もう地肌は見せません。

 

以前のように神経質にいつまでも同じ場所を執拗になめ続ける、過剰な毛づくろい衝動はおさまったようです。

なぜ始まって、なぜ今になっておさまったのかはいまだに不明です。

生えそろった毛のグレーの濃度がなぜだか薄いのが気になります。まだ伸び切っていないので何とも言えませんが。

 

ティブの母、リヴィア(愛称、リヴィー)の写真もついでですので、お目にかけます。

あいかわらず、一点の非もないつややかな美しい毛並みと、ずんぐりむっくりした均整の取れていない体型のリヴィーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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寝姿が美しいうちのネコと屋外アートモドキの類似性

2023年08月30日 07時18分41秒 | うちのネコ、よそのネコ

安定感のある形状のやわらかくけば立つ物体...さて、これは何でしょう。

 

うちのネコ、リヴィーです!...って言われなくてもわかりますよね。

首をにゅっともたげたところを写真に撮りたかったのですが、すぐにソファーのひじ掛けから降りてしまいました。

気を取り直して、別の日に別のアームチェアーのひじ掛けの上で安定感のある形状におさまったリヴィーの写真を撮りました。

 

いちばん上の写真を見て、思い出したものがあります。これ☟

ストックポートのカエル探しイベントの参加作品ガエル、青い「オーヴィル」が左がわにちょこっと写っていますね。

ストックポート駅前の、エクスチェンジ・スクエアの開放感ある芝生のエリアにピッカピカに磨き上げたなめらかな巨石オブジェがばらばらと設置されています。

ひらべったく眠るうちのネコと形状は同じ!

アートなのか?!「そうだ、アートだ」と決めつければアートでしょうが...違うと思います。

この日は肌寒い曇り日で(8月中旬です)誰もいませんでしたが、天気のいい日には必ず誰か1人はツルツル石に腰を下ろしてスマートフォンを見ています。並んで座ってイチャイチャするカップルもいます。上って飛び降りる子供もいます。

日が照って暑い日にはよく、なめらかな曲面に体の前面を投げ出して日光浴をしている人を見かけます。

上半身ハダカで文字通りのカメの体制で「甲羅干し」をしている(たぶん別の)男性を天気のよい日に通るたびに、たいてい1人は見かけます。

もしかしたらこの周りのオフィスで働く日焼け常連たちの定番スポットなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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ごぶさたしていました。ストックポート日報復刊です(写真はネコその後)

2023年07月13日 00時15分30秒 | うちのネコ、よそのネコ

ごぶさたしていました。

ストックポート日報 、約5カ月ぶりの復刊です。

去年の夏に続いて再び、同じく家庭の事情で2月の半ばから3カ月足らず、日本に滞在していました。

まあイギリスに「帰国」してからちょうど2か月たつのですが、投稿が滞ってしまいました。

 

日本滞在中のやりきれなかった思い(おもに日本での理不尽な出来事、生活規範や日本特有の常識への反発/憤怒)が消化しきれず、いつまでも引きずっています。

 

 

イギリスで生活してきた30余年間、日本人であることと、イギリスでの生活に完全に溶け込んできた自負のバランスを何とかとってきたつもりでしたが、私はイギリス人にもなれないくせに日本人でもいるのもイヤになった事実を目の前に突き付けられた思いで、帰国後いまだに精神が不安定です。

今回の日本滞在で感じた日本社会への憤りや嫌悪感をおしころして、日本の読者の皆様の共感を得られる「日本あるある~」記事を書いて載せるのはもちろん、美しい(あるいは滑稽な)イギリスの光景を写真におさめて連投する気分にも、とてもなれませんでした。

とはいうものの、今や祖国ともいうべき住み慣れたイギリスで、家族とともに2か月... そろそろ時間に癒されている実感がわいてきました。

そして、2週間前にぶじ還暦を迎えました。

気を取り直して、リセットする(努力をする)決心がようやくつきました。

 

(日本でのトラウマをここで書きしるす気力はまだありません)

 

 

還暦祝い旅行に夫と行った、スコットランドと国境を接するイングランド北限の町、ベリック・アポン・トゥイード Bewrick-Upon- Tweed (以下、ベリック)で撮ったきれいな写真を、楽しかった1週間を思い出しつつ見返していると 日本の皆様にもお見せしたくなるほど気分が高揚してきました。

 

そうだ、ストックポート日報 はもともと、「イギリス旅行ブログ」だったのです。日本の皆様にストックポートの観光地としての魅力をご紹介するという当初の(かなりズレた)目的は完全に挫折しましたが。

日本での知名度が低い、イギリス各地の隠れた名所を(得意げに)ご紹介するという使命はまだ健在です。

完全無欠の状態で残る中世の城壁に囲まれた北海沿岸の河口のまち、ベリック..ここ、イギリス北西部で生まれ育ったイギリス人にもあまり知られていない、日本での知名度が極端に低い(!)ロマンチックな小さい町になんと5泊も滞在しました。(イギリス人にも、そこで何したの~?と驚かれます)

明日からベリック記事で日刊に戻ります。よろしければお付き合いください。

 

 

さて、話題かわって昨日撮影した今回の写真は、うちの母子ネコ、リヴィア Livia(リヴィー)タイベリウス Tiberius(ティブ)です。

ブログを読んでくれている個人的な知り合い数人が「そう言えばティブの背中のハゲ、どうなった?あなたの日本滞在中に寂しさでいっそう悪化したんじゃないの?」と聞いてくれています。

ごらんのように、少~し改善されたようです。

 

私の不在中に状態はずいぶん好転しているようなので私がいようがいまいが、あまり関係ないようですね。ストレスによる毛づくろいのし過ぎということですが、最初は存在したストレス要因が今でもあるとは考えにくいのです。クセになってしょっちゅう舐めているだけのような気がしてきました。本人には禿げた背中はみっともないという自覚は全くないのでしょう。

単に頻繁な毛づくろいが習慣化しただけ(?)

地肌があらわだったハゲ状態からは、何とか脱却したようです!

なかなか伸び戻らない、毛が短くみっしり生えた状態はゾクゾクするほどグロテスクですが、触感 は悪くありません。

私も娘も手のひらで下から上へ毛の向きに逆行して撫で上げて、手のひらにあたる、硬めのベルベットのようなサワサワした手触りを大いに楽しんでいます。(本人は嫌がりません)

 

私が日本に行く直前の写真を見つけました。

 

2月頃にストックポート日報にしつこく載せ続けた「ティブのハゲ進捗状況レポート」ではもっとキモチワルいハゲ写真がいくつかご覧になれます。よろしかったらバックナンバーをご覧ください。(リンクを貼るほど熱心にはお勧めしません)

 

日本に行った当日の朝、娘と撮った写真です。

 

 

 

 

 

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ネコたちの精神安定のためできること...屋外への誘導に効果を期待

2023年02月13日 07時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ

数日間、雨が降らないおだやかな日が続きました。

掃除や秋冬の間に立ち枯れた一年草や雑草を抜いたり、春を迎える準備の庭仕事をしました。

すると、家にいがちのネコ2匹もいっしょに出てきてそろそろと歩き回ったり、土の匂いを嗅いだりしていました。

 

 

母子ネコ2匹の、ストレス性の過剰毛づくろいと、その結果の脱毛の惨状...

 

現状は、一進一退と言ったところでしょうか。

ハゲ状態がひどかった息子ネコ、ティブに関して言えば少なくとも背中を皮膚がすりむけるほど執拗になめ続けることはあまりなくなりました。

完全にストップしたとは断念できないのですが、最初はゴワゴワ、そして数日でホワホワとやわらかくなったと短い毛が生え始めました。

その代わり、足の付け根から両脇にかけての過剰毛づくろいが進行してしまいました!

 

一部、紙やすりのようなザラザラの舌ですくい上げるように舐め続けたため、薄い皮膚が破れて赤く剝けてしまいました。

去年の春ごろから、ピンク色につるんと剥げていたお腹の部分と毛無しゾーンが合体!

後ろ脚の上のほうや、しっぽの付け根、お尻の周りもつるんとしています。お腹と両脇のハゲ・ゾーンと背中の長方形ハゲがつながって「ズル剥けパンツ」状態にならずにすんでいるのは、背中の長方形ハゲが額縁状のフサフサした毛に挟まれているからです。(不気味です)

 

母ネコリヴィーのシッポの付け根の毛の褪色も光の当たり具合によってはかなり顕著です。(あ~あ)

けっきょく、決め手になる解決法はまだ見つかっていません。

前回記事にした時に、何人かの方に懐かしい「バッチ・フラワー・メソッド Batch flower method 」という英国発祥の花のエキスを数滴飲む植物/自然療法を勧めるアドバイスを含む、いくつか親切なコメントをいただきました。

 

 

ネコを退屈させない、かまってやる、遊んでやるなど、私たちがもう少し気にかけてやれば確実に少しは改善するはずだという大切なことに気づかせていただきました。

うちでは、特に夫が「ネコはネコらしく、自由にさせたい」という方針の接し方をしてきたのでネコのほうからかまってほしいそぶりを見せないかぎり、抱き上げたり撫でたりはあまりしない方だったかもしれません。

現在、ひざの上に乗ってきたりそばによって来たりしたら以前より念入りに首の後ろや耳と耳の間などを掻いてやることにしています。喉を鳴らしてうっとりと目をつぶり気持ちよさそうです。膝の上やベッドの上に長いこと居てくれるようになりました。

残念ながら、毛糸玉を転がしてみたり気をひくような遊び方をしてみても子ネコの時ほど楽しんでくれません。大人ネコになってからいっしょに遊ぶのをやめてしまったため、おもちゃに反応する癖がついていないのかもしれません。あきらめずに他にも工夫してみるつもりです。(大人ネコにおススメの市販のおもちゃなど、あるでしょうか?)

 

玄関ドアにいつでも出入り自由なネコ用の出入り口があります。1日いちどは外に出ているようですが、あまり長く出ていることはありません。

たしかに、寒くて雨続きの冬の間は、外に出て狩をしたり縄張りの見回りをしたりというネコらしいアクティビティはかなりおろそかになっていました。退屈もしていたでしょう。(ネコは足の裏が濡れるのをずいぶん嫌がるようですね)

自然が多く残りキツネやアナグマが住んでいる貨物専用の線路がわきを走る裏庭で、もしかしたら怖ろしい目にあったのでは、と夫は強く主張しています。恐怖がトラウマになっていないか、外に出るのをこわがっていないか、と。じゅうぶん、あり得ることです。

私が外にいると確実に外でも心強いそぶりを見せているネコたちです。

庭仕事を中断して家の中に入ると、ネコたちも不安そうにドアのそばまでやってきます。

おそらく日が長くなる夏までには、屋外で終日過ごす「ネコらしい」退屈しないライフスタイルを再び取り戻せるのでは...と期待しています。

 

まだ、肌寒い日が続きますが、雨が降らないかぎりできるだけネコといっしょに外に出ることにしています。

 

 

ちなみに、さっそく行った自然療法店でバッチ・フラワー・メソッドは、ペットには効かないと店員に言われてしまいました。反論してまで買うのはやめましたが、それでも、今度マンチェスターの大きな規模の支店に行って、もう一度聞いてみるつもりです。

20年ほど前に流行ったその療法は鎮静効果のみならず不眠や軽いウツ症状にも効果があると聞きました。当時、禁煙をめざして服用していた友人がいました(お姉さんには効いたそうですが、本人は失敗だったようです)。ウェッブサイトによれば、動物にも効果が報告されているとのこと。コメントをくださった方の高齢のイヌに効果があったなら、うちの神経過敏気味のネコに効かないと決めつけていいわけがありません!

健康チェックと、やはりストレス性の過剰毛づくろいであるという診断しか期待できない獣医さんよりも、自然療法は絶対に安上がりです!試す価値は大いにあるはずです。

他に、コンセントに差し込むと噴出するハーブの香りがイヌやネコを落ち着かせるという最新秘密兵器をペットショップですすめられました。ただし、マンションなど小さめの集合住宅用らしく、いつもいる場所でピンポイントで使用しなければ効果が期待できないようです。ネコたちが過ごすきまった場所がないこの家には不向きのようでした。(家中のコンセントに差し込むという手もありますが不経済ですし、第一匂いがきつすぎないか心配です)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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緊急事態!いっそうすすんだストレス性の過剰毛づくろい、リヴィー、お前もか!?

2023年01月30日 07時58分49秒 | うちのネコ、よそのネコ

息子ネコ、ティブの背中ハゲ進捗情報です。

確実に悪化しています。

以前のハゲ記事です☟

ショック!いっそうすすんだティブの背中ハゲ、まるで懐かしのミステリーサークル

背中のズル剥け状況に加えて...

昨日の午後、母ネコ、リヴィーとベッドの対角線上の位置にはなれて昼寝をしていたティブの、お腹から後ろ脚の付け根の周りまでぐるっと禿げ始めていることに気が付きました。

上の写真で、わかりますよね。

サンドペーパーのようなザラザラした舌で執拗になめあげなめおろすため、皮膚が傷つきカサブタまでできています。

 

そしてまたリヴィーの背中でも...

シッポの付け根あたりから脊椎に沿って毛色の退色が始まっています。

指でそっと退色した部分をかき分けると親指の先ほどの面積の毛のない皮膚に触れることができます。

 

ね?

洗ってたたんだばかりの洗濯物の上でキャット・ローフ(食パン1斤のような姿勢)を決め込むリヴィーです。

さすがに親子。

 

毛が抜けるのは過剰な毛づくろいの結果です。

最初にティブが背中のシッポの付け根を過剰になめ始めたのはストレスによる行為だと獣医さんに診断されました。

いったい何があったのか本当に見当がつきません。

ノラネコ生活の経験があってティブを妊娠中に保護された、もともと少し神経質で怖がりなリヴィーはともかく、食欲、好奇心ともに旺盛で、3泊4日のロチェスター滞在から帰って以来いっそう私に情愛の深さを示してくれるようになったティブの心の闇とは何なのでしょうか。

何か不満があれば言ってほしいです。グループ・カウンセリングでも予約したいぐらいです。

 

母と...

 

息子の...

同時、別空間での安定したキャット・ローフ姿勢です。

服を着せる、医療用のコーンを首のまわりにはめる、という比較的妥当なオンラインのアドバイスを試す気は全くありません。ただでさえ、ストレス症状が顕著なのにこの上、死ぬほど嫌がるであろうそんなことをしたら本当に怒って家を出て行ってしまうでしょう。

2匹とも、首輪をはめてみたら怖ろしい抵抗をしたばかりか自傷行為にまで及び、おそろしくなって一家で取り押さえ、首輪を外してやったことがあります。

寝ている間に手もとにあったミントの香りのヴァセリン(リップクリーム用)をハゲ部分に塗りたくってやろうかとも一瞬思いました。たぶん、不味くて舐めるのを断念するかもしれません。それもやっぱり怒るでしょうね。

 

夫と娘はティブに「アロペーシァalopecia」と、ロシア文学かギリシア神話に出てくるような美しい響きのニックネームを授けました。

あやふやなスペリングを聞いてウィッキピーデアで検索してみたら...ショック!(日本語版に飛んで、訳語を見つけました)

「円形脱毛症(別名;台湾ハゲ)」のことでした。

みなさん、何かお知恵を拝借できませんか。

 

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ネコの保護色、雪の中

2023年01月23日 06時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ

1月19日、木曜日、早朝に撮った写真です。

 

朝、起きたら雪が降っていました。

玄関から身を乗り出して撮った写真2枚です。

 

この日の朝から3泊4日でイングランド南東部のケントの小さな古い街、ロチェスター Rochester に行ってきました。

ロチェスター郊外の古城のとなりの古い「納屋」で開催された夫の姪の豪華絢爛な結婚式に参列するためです。

電車の切符はめちゃくちゃ高価、ストライキの心配もあって、長い距離を夫がクルマを運転して行きました。

雪の降ったあとの凍結した高速道路は中部のバーミンガムあたりまで渋滞が続きました。ふだんは4~5時間でいけるらしい行程を町はずれの川沿いのホテルまで7時間かけてのドライブでした。

せっかく遠くまでいったのですから、格安のホテルの部屋に3泊して金曜日の1日を観光にあてました。

 

写真は、はだしのやわらかい足のうらと、ズル剝けの背中のハゲ部分が寒々しい息子ネコ、ティブです。

雪の降る中、庭に出てそろそろと歩き回り、すぐに家に戻ってきました。

毛色の白い部分は雪の白に同化して保護色効果バツグンでした。

...南東部のケントは滞在中4日間とも快晴で、暑がりの私はコートなしであるきまわれるほどの暖かさでした。

 

ロチェスターについて次号から少しずつお伝えします。

 

 

 

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ショック!いっそうすすんだティブの背中ハゲ、まるで懐かしのミステリーサークル

2022年12月29日 07時55分49秒 | うちのネコ、よそのネコ

息子ネコ、ティブのために夫が電子レンジの上に用意してやった寝床カゴです。

 

電子レンジを使った後は少しあったかい、しかも家の中にいてぬくぬくとバードウォッチングができる特等席です。

ティブの背中...お気づきでしょう?

太く、くっきりと「ズル剥けライン」が中央に走っています。

執拗な毛づくろい(なめすぎ)のため、特定の場所の毛が抜けてしまう症状なのです。

 

ね?

 

私が3カ月近く、夏から秋にかけて日本に滞在していた時にこの症状は深刻化したようです。

日本滞在中、夫とは毎日ビデオチャットをしていました。チャット通話中によく2匹のネコのようすをビデオで追いかけ見せてくれていたのですが、日本に行って1か月後ぐらいにふと目にした背中の細いハゲラインにショックで「これは何!?」とのけぞるほど驚きました。

そう言えば、日本に行く少し前(8月の初めごろ)、お腹と背中のシッポの付け根あたりから首に向かって毛の色が薄くなったのでした。お腹の毛も抜けてつるんとピンクの皮膚がむき出しで、獣医師の診療所に連れて行ったのです。その時の写真です☟

ついでですから、獣医師の診療所に連れて行った記事のリンクも貼っちゃいます☟。あけてぜひ、読んでください。

はじめて行った、獣医師の診療所、ビクビクネコのティブの杞憂に終わった健康診断

その時はぜんぜん大したことがなかったのに!

夫は「マム mum(お母さん=私)がいなくなったのでティブの精神的不安が強まったのだ」と言っていました。...ティブには同居している実の肉親の母親もいるんですけどね。

...心配な反面、子ネコの時からうちにいる息子同然のティブにとって自分がそれほど大切な存在であるらしいことに嬉しくもあり...いやいや、ティブの不安から来るとまらない毛づくろい行為は私が日本に行く前に始まっていたではありませんか!?今でもその原因はわからずじまいで、コロンと横になるたびに体をねじって同じ場所をなで続けます。

けっきょく、どうしていいのかよくわからず、なめ始めたら耳の後ろやあごの下などをやさしくなでたり掻いたりしてやるとしばらくは「なめなめ衝動」は抑えられるようです。

まあ、気をそらすのも限度がありますね。

獣医さんに診てもらっても、ていねいに全身を見てもらって「どこも悪くありません」と言われて診察代がまた60ポンドかかるのが目に見えています。

 

 

毛の抜けたエリアのふちはしっかりフサフサとした毛が立っています。

3,40年前にイングランド南部を中心にヨーロッパ中で話題になった「クロップ・サークル crop circle」(私がいた頃の日本ではミステリーサークルとよばれていたはずです)を思い出しませんか。

広大な麦畑で麦が一定方向に倒されて、巨大な円形や幾何学模様などを形作っているのが天空から観測できるあの現象です。超常現象などでも何でもなくのちに覆面アーテイストが名乗りを上げて実演してみせたそうですが。

私が帰ってから一時薄く生え戻ってきた部分もたしかにあったのですが、今では再び症状が悪化して、ビデオチャットで見た時より確実にハゲストロークがより太くなっています。

夫は「きみが帰って来てから確実に回復に向かっている」と言ってくれますが、それは気休めです。むしろハゲストロークが少しずつクビに向かって前進もしているようです。

ハゲ以外、身体に不調はありません。甘えるしぐさもエサをねだるしぐさも元の通りですし、外に出れば元気にネズミやシュルー(トガリネズミ)を捕まえて持って帰ってくれます。

服を着せろとか、首にパラボラ・アンテナのような医療用のコーン cone をはめろとか有効そうなアドヴァイスをオンラインでけっこう見つけました。

うちのティブは服を着せたりコーンを首につけたりしたら怒り狂って家出するでしょう。そのストレスのほうが大きそうですし。

 

息子ネコ、ティブの話ばかりしていまったので母ネコ、リヴィーも登場させます。

この記事を書き始める30分ほど前に撮った写真です。

私の日本滞在中にまたまた太りました。

 

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はじめて行った、獣医師の診療所、ビクビクネコのティブの杞憂に終わった健康診断

2022年08月06日 07時02分37秒 | うちのネコ、よそのネコ

ひさしぶりに、うちのネコの話題です。

ここ1カ月ほどの間、息子ネコ、ティブの...

お腹の毛が抜けてしまっています。

毛が抜けた理由はなめすぎだとわかっています。ネコ科の動物にとって執拗な毛づくろいは敵から自分の気配を隠すための原始的な防衛本能の現れだそうです。

別に身の危険をかんじたりしなくても不安になるとなめ始めるそうです。

先住ネコの故ホレイシオも一時毛づくろいのし過ぎで、つややかな黒い毛並みが赤茶色に変色してしまったことがありました。

それよりも、ズル剥けのお腹がぶにょぶにょして見えるのが気になりだしました。インターネットで検索したら心配な症状として出てきた膨れている状態とはちょっと違うような...?

もしかして寄生虫がいる?あるいは体のなめすぎは神経症ではなくてノミやダニ...?皮膚にばい菌が入ったりかぶれたりしていないか...?

いよいよ獣医師の診療所デビューの時が来ました。

 

ホレイシオはじめ、代々の先住ネコのかかりつけの獣医師には、すでに母子そろって登録だけすませています。

縦にして落とし込むようにして押し込んだ持ち運び用のケージの中で不安そうに「アーアーア」と鳴いていたのですが、クルマで10分、診療所に着くころには落ち着きました。

2年前、ホレイシオを安楽死させてもらった悲しい思い出のある診療所です。パンデミックも一段落した(と言って感染者は激増中ですが)今、前回と違って待合室への出入り自由です。

そういえばティブは、捨て猫の保護センターからうちにもらわれてくる際、母ネコリヴィーとともに保護センター専属の獣医師にワクチン接種とマイクロチップ登録、それに去勢手術までしてもらってきているのですが、その記憶はないはずです。

2年前、赤ちゃんネコだった頃ですから。

箱に押し込まれて、ガタガタ揺れるクルマで全く知らない場所に連れてこられた不安は大変なものだったでしょう。箱から出されて診察台の上でショック症状のように静止していました。

チックンお注射や、のどに押し込まれる不味いお薬、お尻に突っ込まれる体温計、等の怖ろしい体験は未経験のはずです。獣医さんの診療所をおそれる予備知識は全くないはずです。

診察結果は...ノミも寄生虫も触診したかぎり見当たらないそうです。ダルダルのお腹も何ともないそうです。毛が生えてないために見た目は必要以上にエグイのですが。

診察結果;心配なし。

背骨に沿った一筋の色の褪せた部分も神経質に毛づくろいをやりすぎた結果です。

シッポの付け根(お尻の周り)も毛が抜けはじめました。

神経症はそのうち落ち着くはずだそうです。

家の内装や、ペンキ塗りが少なからずストレスを与えた可能性もあるそうですし、近所への外出を許しているものですから、私たちの目の届かないところでなにか精神的ショックを受けるほどの出来事があったのかもしれません。

自然食品やハーブを試してみても良いそうです。

診察が終わってまた中に入ってもらうためにケージを診察台にのせたとたん、やっと元気が戻ったらしく床に飛び下りて椅子の下の隅っこに隠れて出て来なくなりました。

「お前は家に帰りたいのか、帰りたくないのかどっちだ!?よし分かった。獣医さんとこにずっといろ、迎えに来ないからな」と夫に脅されたのですが聞く耳を持たずでした。

けっきょく椅子をどけて無理やりつかみあげられ...

無理やり恐怖の小箱に再び押し込まれました。

獣医さんと私たちがお話ししている間、観念してじっとおとなしくしていました。

そういえばお注射チックンも体温計測もお薬も、その他、恐怖体験は一切ありませんでした。

他にいろいろ健康チェックしてもらって、もしかしているかもしれない寄生虫を下すお薬(首筋に垂らす目薬のようなタイプのもの)をもらって....診察台は60ポンド(9,774円)でした。

「安心料」です。高くついたものですが。

帰りのクルマの中では、「リラックス」とまではさすがに言えませんが、カゴの中で目線を上に向けて、窓の外に流れる上方の景色に目が行くほどには落ち着いていたティブです。

クルマの動きに合わせて動くティブの視線の先には高い木のてっぺんや雲が帰宅するまでずっと見えていました。

ストレス満載、それでも初めてのクルマでのお出かけ、楽しんでもらえたならよかったのですが。

最後に現在、健康上の問題はまったくない母ネコ、リヴィー。

そのうち健康診断に連れてくるように獣医さんに言われました。そのうち...ね。(どこも症状がないのに60ポンドは高すぎます)

 

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今度のネコもまた、無益な殺生!それがネコ。咲く花とネコが寝そべる夏の庭の光景

2022年06月24日 06時17分20秒 | うちのネコ、よそのネコ

昨日もまた晴天で暑い一日でした。

日中気温は28度前後。蒸し暑くはないためでしょうか、ネコがゴロンゴロンと日の当たる場所に積極的に体を投げ出したがります。

さすがにものすごく暑かった(これは月曜日の写真です)時は母子揃って日陰で丸くなっていましたが。

家の中の、特に一階はどんなに外の気温が高くてもひんやり気持ちの良い涼しさです。

家の中で寝ればいいのに、うちのネコ!といつも思うのですが。

 

息子ネコのティブのほうが外で寝たがる傾向が強いようです。

アウトドア派のティブは今年の夏から積極的にネコの本領を発揮しだしました。

(あぁ、たぶんティブだと思うのですが)狩りの獲物が放置されるようになりました。一昨日の早朝、庭の芝生に放置され大きなハトの亡骸を見つけました。

楽しみのために生き物を殺す無益の殺生、スポーツ・ハンティング、いやですねぇ、ネコの本能!

早朝見つけた時は首がイヤな角度に折れ曲がっていた以外、無傷のきれいな亡骸だったのですが昼過ぎに「やれやれ、ハトの始末をしなくては...」とゴムの手袋をして現場に戻ってみると、頭の部分が紛失していて、赤い切り口にハエがびっしりとまっているという凄惨なありさまでした。

ちょっと食べたのね...どうりでティブの食欲がなかったわけだ、と納得です。

無残な亡骸は新聞紙で包んで、うちの通りを出た場所にある通りの行き止まりの柵囲いされた広大な空き地にそっと置いてきました。

キツネやアナグマが棲息している自然が残る空き地です。食べてもらえばうちのネコが手にかけたハトの犠牲が無駄にならないでしょう。

昨日は玄関のドアの外で、おき捨てられたもっと小さな小鳥を見つけました。かなり見苦しい状態で、身体がやけに小さかったので種類は特定できません。巣立ったばかりのヒナのようでした。

空き地にはもっていかずにうちの裏庭の、ラズベリーのよく茂った茂みの裏にそっとおきました。ネコに代わって「ごめんね」と言っておきました。土に還ってラズベリーを育てる栄養になってくれるでしょう。

一週間前にも死んだハトを空き地にもっていきましたっけ...

寝て食べて、狩りをして...うちのネコがネコの人生を謳歌しているのを見て実は満足している私です。

禍々しいネコの殺傷話を取り繕うために、昨日開花した(植えたおぼえもタネをまいたおぼえもない)華やかなポピーの花の写真をお目にかけましょう。

ちり紙で作った花みたいですね。

ハーブ畑のナスターチウムの花と葉は食べられます。

 

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誰がデザインしたのだろう、ネコの柄?一見地味でも白日の下にさらされる斬新で手の込んだ意匠

2022年06月19日 08時00分00秒 | うちのネコ、よそのネコ

三日連続の晴天、高気温の夏日和の後の昨日、土曜日は一転、肌寒い天気でした。午後から雨まで降り出しました。袖なしのブラウスに綿のカーディガンで出かけたら...暑がりの私もけっこう寒い思いをしました。

さて、話題はまたまたうちのネコ。

天気のよかった木曜日に庭のパティオで撮ったゴロンと寝そべるうちの息子ネコ、ティブ。

あれ、そういえば今まで気が付かなかった!

神秘!胴体のほとんどの部分を覆う、グレーのブチには縦じまと斑点が混在していることに気が付きました。

くっきりきれいに前半分は縦じまで後ろ半分は斑点、と別れています。

反対側も同様です。

ちなみに上部に見られるひとつまみの白い毛の部分も、反対側の完全に対象の位置に同じ分量だけあります。

2年前に17歳で死んだタキシード・キャット(足先と胸元の三角部分が白いクロネコ)のホレイシオが若い時に、強い日差しの下で胴体を覆う黒い毛を見て「あっ」と驚いたことがあります。

強い光が当たると、かすかに赤茶けて見える黒い部分全体に、ヒョウのような真っ黒な斑点がはっきりと浮かび上がっていたのでした。

それが見えたのはたぶん屋外の強い光の中でのみ、それも2回か3回ぐらいのことでした。

ふだんはアクセントの白い部分のある、平たんな黒一色のネコでした。

以後また見たいと思って、晴れた日に外に連れ出したり電灯の光を当ててみたりしたのですがもう見られませんでした。歳を取ってくると全体に毛の色全体がかすかに赤黒く退色してしまい斑点は消滅してしまったようでした。

写真にとっておけばよかったのですが...夫も見たことがあると言ってくれました。

あれは何だったのでしょう。

奥が深い!ネコの毛色の神秘。

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ひさしぶりのストックポート日報、話題が枯れたらやっぱりネコ!

2022年06月16日 06時52分40秒 | うちのネコ、よそのネコ

しばらく投稿が滞っていることにおののき、さすがに何か載せなければとスマートフォンのカメラを向けたのは...

やっぱりうちのネコ。

息子ネコのティブのぐにゃりと崩したなまめかしい座り姿。

ティブはなぜか背筋をしゃんと伸ばした「正座」をめったにしません。あ、ネコはもともと「猫背」なので背筋をしゃんと伸ばすのは無理なのでした。

ティブの座り姿はとにかく均整がとれた左右対称ではないのです。

母ネコリヴィーのネコらしい猫背の正座です。

身体が小さく頭の比率が大きく、脚が短いずんぐりむっくりの愛嬌あるプロポーションのリヴィーがきちんと座ってもなんだかちんまり、寸詰まりな感じがします。

ああ、「手」がひとつ横に開いていますし、シッポも体に沿わせていないので「正座」とは呼べませんね。

リヴィーの寝姿も愛嬌があります。

うちにすっかり慣れて、警戒心をほぼ解き放ったリヴィーですがなぜかお腹を見せて寝ることがめったにありません。

天気のよい日に庭のパティオでゴロンと横になってしばらく体の側面両側とお腹を日の光によくさらしたあと、寝る時ははやっぱりお腹を下にするか丸まった姿勢になることがほとんどです。

もともと飼いネコだったようなのですが、子ネコ3匹をおなかに宿してネコの救護センターに保護されるまでしばらくノラネコ生活を送った悲しい過去があります。

その点、ネコの救護センターで生まれて、母親と一緒に私のうちにもらわれてきたティブには警戒心が全くありません。

かわった構図の寝姿を撮ってみました。

家の中でも外でもゴロンゴロンと転がって、快適な姿勢を見つけたらそのまま無防備に寝入ってしまいます。

リヴィーの寝姿をいくつかお目にかけます。

前脚を胸の下に敷く、おなじみの「ネコの食パン cat loaf」ポーズをすることがめったにないリヴィーです。

いつも外に出ちゃっている前脚のアレンジメントのバリエーションが楽しめます。

 

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太りネコ、お前もか!?いつのまにか体重過多が進行していた青年ネコのティブはみ出し

2022年05月08日 07時56分13秒 | うちのネコ、よそのネコ

おなじみの...

...去年の夏の終わりに収穫した青リンゴを入れていた四角いカゴです。

リンゴを食べきった後しばらく、息子ネコ、ティブのお気に入りの寝床になっていました。その後、息子が留守の間に母ネコ、リヴィーが占領し母子で紛争の的になっていた四角いカゴ。

そのうちネコに見向きもされなくなり、1か月近くカラのまま置きっぱなしになっていました。

底にこんもりとネコの毛が積もってキッチンにおいておくのはどうかと思われるような汚らしさ、洗ってしまおうかと思っていた矢先...

ティブがふっかりとはまり込んで寝ているのを見つけました。

体の一部分がカゴの外にはみ出している!

うちに来たばかりの時は明らかに太っていた母ネコ、リヴィーは胴長短足のずんぐりむっくりした肢体ですが体が全体的に小さく、ダイエットに成功した現在、このカゴからはみ出すことはありません。

ティブが今度は過体重気味なようです。

抱き上げるとずっしりと重いのです。

 

カゴをめぐる母子ネコのいさかいについて書いた記事のリンクです☟

ネコの母子の情愛溢れる、母の日の光景!本当にそうか!?

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