マンチェスター博物館 Manchester Museum、
きのうの続きです。
マンチェスター大学が所有する、大学付属の資料館から発展した、入場料無料の自然史、考古学、人類学をカバーする、総合博物館。
本館の、ほんの一部・・・・・私の大好きな、いちばん古い部分。
イギリスの博物館の自然史系の展示って、伝統的にこんな感じです。
動物の剥製の羅列。
標本展示するために動物を殺す、19世紀の展示方法、眉をひそめるひとも、もちろん、多いそうです。
だけど、テレビはもちろん、カラー写真もないその当時、多くの人に野生動物を身近に見せる唯一の方法だったんですよね。(動物園はすでにありましたが)
確かに、教育上、自然史学の発展上、意味は大きかったはずです。
絶滅した動物も多数剥製として残ってますし。
マンチェスター博物館は、長大な量の剥製所蔵品を使って現代的な意味のある展示を工夫しています。
たとえば、これ。
タンチョウヅルの剥製の周りではばたく、折り紙の鶴。
爆心地の近くで見つかった、原爆の熱で溶けた鉄のくぎもいっしょに展示されています。
ヒロシマで被爆した少女がはじめた、千羽鶴の風習は、日本では平和祈願のシンボル、として紹介されています。
人気の展示らしく、絵葉書やポスターにもなっています。
剥製展示で、目立たないけどインパクトのあるのが、これ。
リスの毛皮の中には、こんなものがぎっしりつまってるなんて、しらなかった・・・・
とても規模の大きい博物館です。テーマを絞っての来館がおすすめです。
近年改装されてから、一般ウケのする展示方法が工夫され、家族連れ、観光客でにぎわう、人気のスポットです。
明日に続く
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