イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

タットン・パークの庭園の華、イタリアルネッサンス式庭園

2016年05月31日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
タットン・パーク Tatton Park の庭園めぐり、今日で、5日目。

一昨日までの関連記事のリンクを添付しました。見てください。↓

戻ってきた、タットンパーク。今度は庭園2016年5月16日ブログ

タットン・パークの庭園、ツツジとシャクナゲが花盛り2016年5月17日ブログ

タットンパークのあやしい日本庭園2016年5月18日ブログ

タットン・パーク、とげとげのルバーブ、ハンカチのなる木2016年5月19日ブログ

シャクナゲとサルスベリの林をぬけて丘を登ると見えてくる、邸宅、タットン・ホール。






現存するこのネオ・クラシカル様式の建物が完成したのは、1770年。第一級保存指定建築。



ギリシャ神殿風の柱と破風・・・博物館のような立派さです。

個人の邸宅なのが驚きです。



イタリア・ルネッサンス式庭園。



デザインはイギリス人の、ジョーゼフ・パクストン Joseph Pakston。ロンドン郊外に有名な水晶宮(クリスタル・パレス)を設計した人です。

湖がみえています。

邸宅の上階からの眺めはさぞ素晴らしいでしょうね。

そのうち、入館料を払って、はいってみます。
フランスのロココ式内装も見ておかなくては。



「ノット・ガーデン」が左右対称にふたつあります。






中には入れません。




ノット・ガーデン knot garden というのは、ボクサスという灌木を低く剪定して複雑にじゅうたん模様のように左右対称にアレンジした庭園です。

上の写真のように、庭園内に花壇のように配置した例も多いようです。

イギリスのチューダー様式の庭園には、縄目模様のように複雑に絡み合ったノット・ガーデンが数多くあります。

この円錐型に刈り込んだコニファーという木は、イギリスの普通の個人住宅に植えられてiにうえられているのもけっこう目にします。

クリスマスの季節には電飾が施されている小さな住宅の前庭のコニファーはなかなか微笑ましいものです。

頻繁に剪定をしないと、ボワボワのびて しまりのなくなる木。
それになぜか、部分的に赤茶色く枯れた木も多く、なかなか手入れが大変そうです。

植えるなら、ここまで懲りたい!

そばに行ってよくみたら、形を整えるために、緑のプラスチックの紐でぐるぐる縛ってありました。

日本で人気らしい、「イングリッシュ・ガーデン」にもっともふさわしくないタイプの、技巧が要求される庭園スタイルです。


邸宅の入り口近くの花壇には意外とあっさりした、普通の花が寄せ植えになっていました。


タットン・パークの庭園、明日で終わります。

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壁に耳あり、ブナの木に目あり

2016年05月30日 09時00分00秒 | さがせば何処にでも顔はある



タットン・パークの庭園めぐり、今日はイタリア・ルネッサンス式庭園の記事を予定していたんですが、コンピューターの調子が思わしくなく、写真の処理に時間がかかるため、急遽、変更。

昨日、近所のブラモル・パークで撮ったの写真をお目にかけます。


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タットン・パーク、とげとげのルバーブ、ハンカチのなる木

2016年05月29日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
タットン・パーク Tatton park の庭園めぐり、4日目です。

昨日までの関連記事のリンクを添付しました。見てください。↓

戻ってきた、タットンパーク。今度は庭園2016年5月16日ブログ

タットン・パークの庭園、ツツジとシャクナゲが花盛り2016年5月17日ブログ

タットンパークのあやしい日本庭園2016年5月18日ブログ



入園料を払った時に無料でもらえるリーフレットで紹介されている「 見るべき植物 」2点。

写真が載っていないところが、いやおうにも興味をそそります。

1;Gunnera Manicata


愛称 ジャイアント・ルバーブ 葉の高さは私のあごぐらい、巨大です。



ルバーブというのは、ピンクのすじばった茎を食用にする、フキのような植物です。

日本ではなじみがないと思いますが、イギリスではとてもよく食べられています。
あまーく煮てそのまま、あるいはパイに入れてデザートとして食べるられます。(私はあまり好きではありません)

イギリスのおなじみのルバーブはずうっと小さく、葉が地面を這うように低く生えます。

このジャイアント・ルバーブのようなまがまがしいトゲトゲももちろんありません。



2;愛称 ハンカチーフ・ツリー


リーフレットにも「ハンカチーフ・ツリー Handkerchief Tree 」と書かれているだけです。

ラテン語の正式名と、英語の通名が書かれた札がさがっていましたが、どっちも忘れました。中国原産の植物です。

白いハンカチがいっぱい下がっています。


この白いハンカチ、花ではなく、苞葉(ほうよう)という、葉だそうです。

地面に落ちてるのを拾って夫が、鼻をかんでみました。


かめました。(イギリスではハンカチは鼻をかむのに使います)


べつに珍しくもないですが形態が興味深いので写真を撮りました。


ゼンマイですね。



池のはたに植わっている、シダ。


じきに先が巻き戻って、葉がひらきます。
私の家の庭に勝手に生えているシダはとっくの昔に開いています。

この小さな池の名前は、蛭の貯水池 Leech Pool。


名前の由来が知りたい・・・・

池いっぱいに蛭がいたら、ものすごいことです。

蛭は、皮膚にくっついて血を吸う、ぬめぬめした気持ちわるい生物。
昔は、民間療法で瀉血に使ったそうです。


写真が大嫌いな夫が、携帯電話で写真を撮るほど気に入った・・・・・


シャクナゲのつぼみ。


私にも写真を撮るようにいいました。
どこがどう、特別なのかよくわかりません。


夫がこれ以前に撮った写真は、ポルトガルのポルトの市庁舎前のバッカスの侍童のブロンズ像。

庭園中そこかしこに花盛りの美しいシャクナゲ、ツツジがいっぱい。


夫のシャクナゲのつぼみ、やっぱり特別なんだそうです。

明日に続きます。


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タットンパークのあやしい日本庭園

2016年05月28日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日、一昨日の続きです。
昨日までの記事のリンクを添付しました。見てください。↓

戻ってきたタットン・パーク、今度は庭園2016年5月16日ブログ

タットン・パークの庭園、ツツジとシャクナゲが花盛り2016年5月17日ブログ

タットン・パーク Tatton Park の庭園めぐり、第3回目、日本庭園  Japanese Garden。



門がありますが、中には入れません。


1日1回、ガイド・ツアーがあります。


柵の周りをぐるっとあるいて見物します。外からでもけっこうよく見えます。

1911年に、邸宅と庭園をふくむ広大な地所(現 タットン・パーク)の持ち主、タットン氏がニューヨークの万博で 日本庭園の展示を見て、同じデザインのものを自宅に作らせたのだそうです。

本場 日本の庭園を見に行ったわけではないようですね。

日本から建築、造園の職人を呼び寄せたそうです。

たしかに、西洋人がよく思いつく東洋っぽいイメージがごちゃ混ぜの日本の表現ではないようです。

門も「神社 Shrine」も「茶室 Tea House」も日本人の手が入ったのがわかります。

ただ、「茶室」を外から見るかぎり、入り口が見当たりません。どこかにあるのでしょうが・・・・


窓と、縁側がないのはたしかです。


「神社 shinto shrine 」かわいい鳥居があります。


壁が四面、格子になってます。中は吹きさらし?


格子は、むかしから西洋人の考える日本建築の代表的なイメージです。
障子のイメージからきているんでしょうね。


アーモンド・アイ・ブリッジ Armond Eye Bridge 。


「神社」をめぐるお堀にかかるコンクリート製の橋。なんとなく東洋趣味ですが、日本的ではありませんね。

「アーモンド・アイ」というのは、東洋人の細い吊り目を好意的に表現する言葉です。

わざわざ日本的でない、あやしげな東洋趣味の橋をかけて、橋と水面に写る影で日本人の目を形づくる意図は?


どうも落ち着きがないレイアウトです。


お笑い。「富士山」




構図を変えて眺めてみました。

芝生で覆われたコンクリートの築山です。
場所もすみっこで意味ないですね。

「すべての日本の庭園には、神聖な山、マウント・フジが設置されている」という意味不明の立て札説明。


「白い石がてっぺんに載せてあるのはいつも雪をかぶっている富士山の表現」だという一言多い解説つき。


ブロンズの つがいのツルはさすがに 成金趣味!と思うのですが・・・・



・・・・・備品はすべて造園当時の日本から持ってこられたと書いてあるので、20世紀初頭には品のいい庭の飾りだったのかもしれません。

日本庭園には、やっぱりモミジ・・・・
いいですねぇ。


えっ、モミジ?5月のなかばに?

日本庭園なんだから、季節感を尊重して欲しい。

まんなかの石のオブジェはなんでしょう・・・・?


やはり日本から持ってきたんでしょうか。

丸く刈り込んだ、ちんまりツツジ、いいですね。


あげあしのとりようがないですね。


中にいれてくれないのが、やっぱり不満です。


日本庭園の外、散ったツツジの紫の絨毯。
   

造園当初は、植木の種類の選択にはあまり気配りがなかったそうですが、2001年の修復時に大々的に植え替えをおこない、「日本固有」の庭木が大量に植樹されたそうです。

それにしては、サクラ、竹、梅がないのが気にかかります。

松は各種、植わっていました。

実はそれ以前、1990年代に、イギリス人の友達に連れてきてもらったことがあるのですが、何が植えてあったか 記憶にありません。

富士山に失笑した記憶はあります。

「ヨーロッパでもっとも完成された 本格的な日本庭園」として、全国的に知られています。


タットン・パークの庭園回遊、明日に続きます。


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タットン・パークの庭園、ツツジとシャクナゲが花盛り

2016年05月27日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
タットン・パーク Tatton Park、昨日の続きです。

昨日の記事のリンクを添付します。↓
戻ってきた、タットンパーク。今度は庭園2016年5月16日ブログ

生け垣に囲まれた、タワー・ガーデン Tower Garden をでると、広々としたスペースです。


中から見える、生け垣のおかしな刈り込み方、気になっていたでしょう?

外に出て、後ろに下がってみると・・・・

記念写真スポットのようです。


このヨーロッパの伝統的な造園技術は 庭木の剪定アート、トピオリー topiary といいます。



現代彫刻のような幾何学的な形や、何の形かよくわからない もこもこは、中世の庭の再現を意図したのでしょう。

円錐、球、立方体などの繰り返しが左右対称に整然と並ぶのは 「ルネッサンス風」。

動物や鳥の形の剪定もヨーロッパ各地でたくさんみられます。

もこもこの上の、串刺しのおでんのような部分はのせてあるのではなく、一本の木を彫りぬくように剪定してあります。

はしのは、帽子をかぶった鳥?



タットン・パークの庭園部分全体が、シャクナゲ、ツツジ、サザンカ、サツキといった、酸性の土壌を好む花木の全盛期でした。


サルがすべりそうなぐらい つるつる。


サルスベリは、サツキ科じゃなかったかもしれません・・・
上記のサツキ科の花木と混在して、たくさん植えてありました。


サルスベリかどうかも実はよく知りませんが…造形的に興味深い木のグネリ加減。


昨日の、タワー・ガーデンの監視塔、外側から。




数々のテーマの違うガーデンが点在する タットン・パークの庭園の中心を走る直線の遊歩道、ブロード・ウォーク Broad Walk。


つきあたりまで歩くとあるのが、コーラジック・モニュメント  Choragic Monument


アテネにある、現存する唯一の古代ギリシャのスポーツ、アート、文芸競技での優勝をたたえるモニュメント、「リュシクラテスの記念モニュメント」の模造だそうです。

ちなみに、リュシクラテスというのは神殿少年コーラスの指導者、神殿対抗歌合戦で優勝したらしいです。

1830年に完成。このころ、古代ギリシャ風の小さな建築物を庭園の景観の一部として設置するのがお金持ちの間で流行っていたようです。


モニュメント前のベンチは絶好の展望スポットです。


一休みした後、順路に沿って…


タットン・パーク名物の、日本庭園 Japanese Garden へ。


日本の権威者(だれ?)から、「ヨーロッパでもっとも完成された日本庭園」というお墨付きをもらっているそうです。(いつの話だろう?)

確かに 中国風でもタイ風でもない このシントー・シュライン、イギリス人の金持ちの道楽息子が20世紀初頭に企画して造園させた庭にしては、かなりの上出来といえるでしょう。

日本人の造園、建築職人を呼んできて作らせたということですが・・・これのどこが、神社????

以下、明日に続く。


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戻ってきたタットンパーク、今度は庭園

2016年05月26日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
先週、タットン・パーク Tatton Park の庭園に行ってきました。



タットン・パークは、チェシャー Cheshire のナッツフォード Knutsford にある、ナショナル・トラスト所有の広大な公園です。



パーク内の池をめぐる散策の記事のリンクを添付します。↓

ナショナル・トラスト所有の大公園、第二弾!タットンパークは人でいっぱい2016年4月11日ブログ

タットン・パーク、池がいっぱい、周りを回っていけません2016年4月12日ブログ

今回は、入園料を払って、庭園、The Gardens をみてまわりました。

前回、4月の初めに訪れた時は冬木立だったタットン・パーク、待望の新緑の季節です!

まず最初に通るのは、邸宅付属のヴィクトリア時代の菜園 Kitchen Garden 。

レンガ塀に囲まれているのでウォールド・ガーデン Walled garden とも呼ばれています。


壁一面に、りんごの若木がハリツケになっています。
針金で木の枝を一杯にバランスよく広げて壁に固定してあるので、すべての枝に日が当たるし果実の収穫にも都合がいいらしいのです。

ヴィクトリア時代の典型的な果樹園風景です(再現ですが。そういえばどの木もまだ若いです)


通路沿いの等間隔に植わったりんごの木がすべて同じ角度に平行に傾けられていました。


やはり、日当たりの考慮と、果実をもぎやすくするためでしょう。
同じサイドにぶらんぶらんなり下がるりんご、見たかったです。





花盛り。
甘いいい香りがしていました。


残念、菜園のほとんどは は準備中でした!


自家栽培の野菜を販売中だそうです。春野菜は収穫しちゃったところのようですね。

ルバーブを寒さから守るために、夜間かぶせる透明のドームは、置いてあるだけ。

公開している昔の菜園では、たいていヴィクトリア時代風の美しい緑のガラスのドームが使われているんですが、これは重ねられて、軽い、割れない、実用的なプラスチック。

ただのノスタルジックな見世物菜園ではなく収穫物で利益を上げる「産業」になっているからでしょうか?

ただ一種、元気に育ってたのは、チャイブ。


細いネギのような薫り高いハーブです。
菜園の仕切りがわりに、ずらーっと植わってました。

入り口近くの、ヴィクトリア時代のイチジク温室 Fig House。


まだ固そう。



菜園と、次のガーデンのさかいの,あずまや。


前の人物(夫)の腕、じゃま!



入ったら、小さなバラ園 Rose garden がありました。。




低く剪定されて等間隔に植えられたバラの潅木、まだ葉も出てない状態です。

バラ園に行ってバラが見られないのはだまされた気分・・・・・まだ早いということはわかっていたので期待はしていませんでしたが。


池の横の目立たない小道を抜けると、もっと小さなタワー・ガーデン Tower Garden。


中世のお城の塔を景観に取り入れた、ロマンチックな庭園です。

説明の立て札を読むと、19世紀にヒツジどろぼうを見張るための監視塔だったらしいです。

さっきのバラ園からも見えていた、深緑の生け垣の刈り込み、モクモクが気になっていたでしょう?



茂みを通って、外の開放スペースに出る。



茂みの全貌は外に出ないと見えません。


明日に続く。

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ブラモル・パークのガチョウの赤ちゃん

2016年05月24日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
おなじみ、ブラモル・パーク Bramhall Park
うちの近所です。

カナディアン・グースのベビーブーム.



日なたぼっこ。

芝生に移る。




両親揃って、育児をしています








ふつうのカモ(マラード)の赤ちゃんをこの日は見ませんでした。


黄色に、茶色い縞の「プリン配色」の・・・

そのかわり・・・






別の種類の野性のカモの親子がいました。
カナディアン・ギースと違って、父親の育児参加が見られません。

シングル・マザーですね。(父親はお勤めかもしれません)

ブラモル・ホールは改装工事中。




作業員が、カモ、ガチョウ池を見下ろす、見晴らしベンチでお昼休み休憩中。




カナディアン・ギースは名前のとおり、カナダ産の野生のガチョウです。
日本語で、カナダ・ガン。

英語では、白い家禽の「ガチョウ」も、この野生の「カナダ種の雁」も、どっちもグース、ガチョウ類。

同じ顔してるでしょ?

イギリス固有の野鳥では、もちろんありません。

見た目がハデで公園や、庭園の池のアクセントにぴったりなので、輸入したところ、瞬く間に繁殖して、イギリス中、どこの池でも、たいていのさばりかえって、棲息しています。

長いにょきにょきした首をしまいこんだ姿態が、安定していて、造形的に非常に興味深い。






抱えてみたくなりませんか。

このカナディアン種に限らず、ガチョウはひじょうに獰猛です。
ヒナを連れている時は、要注意。



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セブン・アーチーズ・ヴァイアダクトとぶちの馬の休日

2016年05月23日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
うちの近所に、セブン・アーチーズ・ウェイ Seven Arches Way という散歩道があります。





馬が放牧されていました。



西部劇に出てくるようなぶちの馬。


この近所の乗馬教室の馬でしょう。

よく慣れています。


今日は馬の休日みたいです。




セヴン・アーチーズとはなにか・・・・これです。


アーチが7つある、鉄道橋、セブン・アーチーズ・ヴァイアダクト Seven Arches Viaduct


下をくぐって、車がビュンビュン走る道路を横切って、


パブに行きました。


横を流れるのは、馬が水を飲んでいた小川。



ちょっとした運動が必要な時に手ごろな散歩コース。往復約40分・・・目的地はパブ。

このセブン・アーチズ・ウェイは、パブの駐車場を横切って、住宅街の裏をとおって、まだ続くんですが、この日はここまで。


レモネードと、ビールを飲んで帰りました。

小川にいた中国風のカモ。


クローズアップ、一般公開している邸宅の庭園の池にでもいるような豪華な水鳥。


もとからいる野生のカモとは思えません。
どこかから逃げてきたんでしょうか・・・?

捕まえたら、高く売れる・・・・?




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久々のイギリス、2週間前のストックポート、サクラの花盛り

2016年05月22日 09時00分00秒 | 英国の木々と草花
ポルトガルの都市、ポルトについての連載は、昨日で終わり。

イギリスに帰国してからもう3週間もたっています。

その3週間の間にも、季節が移りいろいろ見逃したこともあります。


うちの近所の、八重ザクラ、まだきれい。


昨年からの暖冬で、冬の終りから咲き始めた薄いピンク色の日本のソメイヨシノのようなサクラは、もちろんとっくに、おわっています。

私の後からついてくるのは、うちのネコ、ホレイシオ。よそのお宅のお庭で昼寝しているのを通りがかりに見つけたので声をかけて、いっしょに帰宅する途中です。

今日の写真は、2週間前に撮りました。

一ヶ月以上咲き続けて、そろそろ盛りがおしまいの、八重ザクラ。

私が「手まりザクラ、くすだまザクラ」と名づけた、ぼたぼた固まって咲くサクラ。うちの近所にたくさん植えてあります。



数種のサクラ。ほとんど終わっちゃってるのもあります。




今はもう、ほとんど全部、葉盛りです。

暖かく明るく、その反面、乾いて自然に乏しい印象のある南欧の都市ポルト。

4日の滞在のあとイギリスに帰ってきて、四季の変化が楽しめるイギリスに住む幸福を実感。

日本もそうですね!
日本のほうがイギリスよりも季節の変化に富んでいます。

初夏の日々を楽しみましょう。

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ポルトの妖しい店名と、寂しいサンタ、お買い物

2016年05月21日 10時00分00秒 | ヨーロッパ
しつこかった!ポルト旅行記、今日で最終回です。

紹介しきれなかった写真を公開。


英語の店名 The Portugease Cock。

木彫りの「バルセロスの雄鶏(ポルトガルの象徴で幸運を呼ぶマスコット)」や ポルトガル伝統の刺繍製品などの民芸品を売る店です。

町の中心近く、だけど外国人観光客がそれほどくるとは思えないうら通り。
坂のてっぺんにある私たちの泊まったホテルへとつづく坂の両側にガラクタ屋や、骨董品屋が点々と並ぶ、興味深い通りにあります。

・・・・Cock というのは雄鶏を意味する今はあまり使われていない言葉です。
・・・・むしろ、男性の性器の意味で使われることが多い汚い俗語として知られています・・・

店名「ポルトガルのチ***」

イギリス人観光客のウケを狙ってつけた名前・・・、なわけ、ないですね。
入ってみたら、奥に木彫りの工房のある、上品な店でした。

この写真に、夫も入ってるのは内緒です。


ポルト観光の中心、河畔の舗道カフェのすぐ前。


河沿いの街灯に取り付けられた、クリスマス飾りのサンタクロース、取り残されて、
初夏の観光地に恥ずかしい姿をさらしています。

ポルトの旅行、楽しかったです。

安上がり。

通常の、イギリス生活についての記述の時より、日報を読んでくださる方の数が確実に多かったんです。

実は私、ポルトを旅行した友人に話を聞くまで、ポート・ワインの産地だということぐらいしか知りませんでした。

日本では少なくともストックポートやマンチェスターよりもずっと関心がもたれているということがわかりました!
ポルトに関する日本語の旅行ブログも、けっこうあるんですね~。内容も充実しています。

私の旅行記を読んで、ポルト、おもしろそうなところだな、行ってみたいな、と思ってくださった方は、ポルトに在住の方が書かれた、本格的なポルト観光案内ブログを参考に、旅行プランを立てられると、いいんじゃないかと思います。

といっても、私たちの滞在中日本人には会いませんでした。4月の終わりは観光シーズンの始まりですが、日本ではゴールデンウィーク前だったからかもしれません。

中国人、それも中国大陸から来たらしい旅行者を実にたくさん見かけました。

外国人でいちばん多くみかけたのは、フランス人。

国際的な観光地のわりには、英語が本当に、通じません。

最後の日にていねいに見てまわったたくさんの、多くは年配の方が経営している骨董品屋、誰一人、英語が話せません。

ほとんどの人が、こっちがわかろうがわかるまいがおかまいなしに・・・・ポルトガル語ではなく、流暢なフランス語で、熱心に接客してくれます。

まあ、ポルトガル語よりはフランス語のほうが国際的に通用するでしょうね。

私は、ちゃんと話せませんが、相手の話すフランス語はちょっと、わかります。
めちゃくちゃに単語を並べれば何とか通じました。

私たちがポルトで買って帰ったもの

1;値切らずに、むこうが勝手に値段を下げて売りたがったポルトガルっぽい色合いの、ド迫力、リアル、実物大の、蟹の飾り皿。お皿はディナー皿の大きさです。


由緒不明、オックスフォード大学の付属博物館の展示品に、似たようなものがあったような、なかったような・・・・私が、「300ユーロぐらいはする」といいかげんな予想を立てて、みせばんのおばあさんに聞いてみたら「32ユーロ」。
奥から、おじいさんが出てきて、値切りもしないのに「28ユーロでいい!」に値下げ。

衝動買い。由緒とか、聞けるだけのフランス語がしゃべれたらよかったんですが・・・、骨董屋で聞きたいことがたくさんありました。

2;河沿いの観光みやげ物屋の、実は質の高い民芸品や工芸品もあつかう、フランス語も英語もまったく話せない、ポルトガル語でセールストークをまくし立てる夫婦から買った、ガマ。

何言ってるんだかさっぱりわからなかったけど、なんかの本物、だと力説していたようです。
工房の銘があります。

3;下の息子を旅行中4日間あずかって下さった、お友だちのお母さんに、イワシの刺繍入りティータオル(布巾)。
ガマのお店で、これも何かの正統デザインだと店のオヤジに請合われたみたいなんですが、やっぱりよくわかりません。
その柄の写真が載っている、伝統工芸についての雑誌の記事の切り抜きを見せてくれました。

4;その人の3人のお子さんには、スーパーで買った袋入りビスケット。

5;息子2人には、イギリスでも日本でも見ない、スイカ味の、飴、チューンガム(お徳用10パック入り)
息子たちは気に入ってくれたのですが、ひとつもらって食べてみたら、まずかった!

6;スペインで私に石鹸を買ってきてくれた息子のガールフレンドに、ボンボン一袋。

7;「ポルト」と大書された、あまり恥ずかしくない、地味なTシャツ、夫がその場で着て帰った。
舗道カフェのぐらつくテーブルで、赤ワインを夫のシャツに盛大にこぼしたので、カフェの洗面所で応急処置、洗いました。その間すぐ後ろの、プレミア・リーグモデルのサッカーシャツを売っているおじいさんから買った、半額の観光記念Tシャツ、8ユーロを着ていました。

夫は気に入って、帰国後も着ています。

そのおじいさんも、流暢にフランス語を話しましたが私には片言の英語で対応してくれました。
ありがとー、こにちーわ、さよならーの日本語は1971年の大阪万博の時日本にいっておぼえたそうです。日本人観光客はめったにこないということでした。

シャツのワインのシミはすっかり落ちました。

8;旅行ケースを貸してくれた友人と私にひとつづつ、ポルトガル名物、イワシの缶詰。
持ち込み手荷物だけで旅行したので、飛行機に持ち込めない缶詰類は町でかえないんです。。
空港内のぼったくり免税店で買いました。

これだけ。

滞在中、町中で見かけたポルトあるいは南欧名物、珠か果物を持った手のデザインのドア・ノッカーがほしかったんです。
  

骨董品屋、一軒にありました。
珠を打ち付ける金属のディスクがないのでそう言って(皿、ない。ドア、こわれる)控えめに値切ろうとしたんですが、意思が通じませんでした。

ホテルそばの荒物や数軒にも新品が各種ありました。大工道具店や、荒物やが集中する地区があったんです。

値段と微妙なデザインの詳細にいずれも納得できなくて、買いませんでした。今から思えば、
新品の25ユーロ前後は安かったかもしれません。

以上、ポルトの旅行記、終わりです。

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ポルトの食べ物、こだわりのタコ他

2016年05月20日 09時00分00秒 | ヨーロッパ

ポルトガル北部の都市、ポルトPorto のレストラン/カフェ特集、これで3回目。



ポルトガル料理についての予備知識もなく、海鮮料理や、ポルトガルでしか食べられないものを食べて帰ろう、といきごんでいたのですが・・・・

実際は行き当たりばったりで、おなかがすいた時に目に付いたレストランやカフェに入ることがおおかったんです。

友人に借りたガイドブックで、名物料理屋や、彼女のおススメのレストランなど、チェックして行ったのですが、そこを目指して歩き回る、ということをしなかったので、今から思うとちょっと残念。

ポルトで食べられると聞いていた、念願のタコ。

ドゥーロ河畔のレストランにありました。

揚げタコ





すごい量です。
アルミの小鍋には、小豆のようなマメといっしょに炊いた水っぽいライスがはいっています。

鍋蓋のつまみに、ワインのコルク栓が突っ込んであります。蓋を取る時、やけどしないように。

ところが、お鍋も蓋も熱くありません。
ライスも生暖かく、冷めてるような温度。

旅慣れた夫にいわせれば、地中海沿岸諸国では、地元の人が行く店では、冷めかけた料理が出てくるものだそうです。

誰も文句を言わないばかりか、熱いとすぐ食べられないので、不評なのだそうです。ほんとでしょうか。

タコ、味つけがものたりなかった。

小豆のあくが出たのか、ほんのりとオレンジ色の茹で汁に半分浸った味のないライスも実はおいしくなかったんです。

夫が、スペインのトルティージャに似たポルトガルの卵焼きといっしょに半分ぐらい食べました。

これが、ポルトガルのタコの食べ方・・・・?とちょっと納得。

多かったので残しました。
たこ焼きソースかトンカツソースをジャブジャブかけて下品に食べたかったです。

2人前、30ユーロ(約3700円)は、ポルトにしては高かったかな?

ハウス・ワイン一本と、注文していないけど、運ばれてきたので食べることにしたパンやオリーブ、コーヒーを含めてこの値段は、イギリスと比較すれば格安です。


レストラン外観。


2日目の夕食は、やはり河沿いの、夫が是非にと希望したので入った、無国籍コンチネンタル風レストラン。




古い半地下倉庫を改装した、高級レストラン。
道路に面した入り口に、額に入った3ヶ国語メニューが掲示してあって、安心。

外のメニューで値段を確認してから入るのはイギリスと同じ。

メインは2人ともシイタケ・マッシュルーム入りのリゾット。単品で、12ユーロ、ポルト滞在中、最大の出費です。

とてもおいしかったので、帰ったら、中華街でシイタケをかってきて作ろうと決心した一品。

そう、自分でつくれる料理なんですよね~。レストランでお金払って食べるのはちょっと惜しいきがします。ケチ。


やはり、パンやオリーブなど、たのんでないものがいろいろテーブルに運ばれてきます。
値段も聞かずに、すべていただくことにしました。

「これは、シェフからのサービスです」とウェイターが運んできた、少量のタコサラダ!!!


息を呑む、夫。

シェフの心づくしに、いやとも言えない。人生最初のタコ。
勇気を振り絞って一口食べて「おいしい」

オリーブ・オイルに浸したクルトンとタコのぶつ切りにカイワレ大根がちらしてあります。
味付けはやはり、お酢。

日本ではありきたりなアレンジですが、上品で新鮮でした。

ちぎったパンは、オリーブ・オイルに浸して食べます。
日本ではなじみがないと思いますが、イギリスでもイタリア料理屋ではよくやってます。



ポルト最後の夜、迷路のような急な坂道のとちゅうにいくつもある、地元のレストランで食べてみたい私の希望で、2年前にオープンした、若い意欲的なシェフのおしゃれな店に入りました。

やはり、行き当たりばったりの選択です。

壁際席はアメリカ人の若者のグループに予約されていました。


17世紀の建物だそうです。
改装時に発掘された当時の壁が、考古学資料のように一部ガラス張りで公開されています。


メインコース量の、タコのサラダを注文しました。
ウェイターが、オープンスタイルの厨房から「本日はタコ料理の用意ができません」という悲報をもたらしに来ました。

それなら・・・とポルトガル名物の、ピリピリ・ソースであえた、鶏の炒め物を注文。

厨房の前を通ってトイレに行った時、シェフに呼び止められました。

「タコがダメでごめんなさい。魚市場で仕入れたタコを新鮮なうちにゆでて冷凍するんだけど、解凍が間に合わなかったんです」とのこと。

タッパーウェアから、つるんと出てきた、凍ったタコ。


イギリス人のタコ嫌悪について知っている彼は、イギリスから来た私にはぜひ食べてもらいたかった、と力説していました。

日本人もタコが好きなことを教えてあげました。

私の鶏料理。


夫の食べた、サケのステーキ。

上に乗っているのは、ローストした、ホオズキです。

どちらも、ものすごく、おいしかった。

サケも一口食べさせてもらいました。

夫、またサケをたべました。

私といっしょになるまで、魚はフィッシュ&チップスの、コッド、ハドック、プレイスの3種の白身魚しか食べたことのなかった夫ですが、私に付き合って食べ始めたサケが、今では大好物です。

この鶏炒めを子供たちにも食べさせるつもりで、瓶詰めの即席ピリピリ・ソースをうちの近所のスーパーで買ってきましたが、まだ作っていません。

シェフのオリジナルの味付けも加わってたようです。
かすかに、おしょうゆの味がしました。

イギリスでは、タコもイカもゲテモノ食に分類されていて、食べる機会はありません。

ただし、西インド諸島からの移民が多いマンチェスターでは、フィッシュ・マーケットで、どちらもたまに入荷されているのを見かけます。

昔、西インド諸島では奴隷が食べてたんだそうですよ、タコ。

売れないことも見越しているんでしょうか。高いです。

タコを食べる習慣のないイギリス人には、いぼいぼ、ぬるぬる、くねくね・・・タコの何もかもが許せないぐらいきもちわるいらしいのです。
それとは別に、獣肉は食べないけど魚なら食べるベジタリアン、「ペスカトリアン」である夫が、タコを口にできない理由とは・・・・

脚がある。

魚は食べるけど、脚のあるタコ、イカ、エビ、カニはだめ。「ヨツアシ」と同類。

ここ数年、エビは食べるようになりました。

今やポルトで、タコすら食べた夫。

イギリスに帰って私が料理したらまたタコを食べるか、と聞いたら、答えは、Noでした。

ポルトで食べたから、おいしかったんだそうです・・・・

食後の一口ポートワイン。


伝票を見たら、試算よりずっと少なめだったので、ウェイターに申し出ました。
私たちの正直さに感激したオーナー・シェフのおごりの、何とかいう、高級ポート・ワイン。

私が滞在中、ポルト名産のポート・ワインを口にする、唯一の機会でした。
アルコールを受け付けない体質なのですが、一口だけ、記念に・・・

テーブルクロスは、ポルトガルの伝統工芸の刺繍デザインがプリントしてある、使い捨ての紙製でした。

清潔で、気の効いたアイデアですね。



ネコのいる、坂に突き出たデッキ・カフェ。


ドゥーロ河が見下ろせます。

そこで食べた豚ひき肉が入っている、揚げパン。


ここでも英語メニューに「ポーク」ではなく、「ピッグ」と書いてありました。

怪しげな英語で書かれた明細伝票を見ると、舗道使用税なるものが加算されていました。
パーセンテージは忘れましたが、公道に並べたテーブルで飲食すると、客が公道使用料金を負担するらしいのです。

他のカフェやレストランでも徴収されたか、明細がなかったので、チェックしませんでした。
たいした額じゃないんですけどね。



コーヒーも飲める町のパン屋で、ポルトガル名物の菓子パンを食べてみたかったのですが、「おなかがすいた、のどが渇いた、どこかに入ろう」と決めたときにはなぜか見当たらない、その手の店。

ただ歩いてまわっている時には、いくつも見かけたものですが・・・・・

夫は数時間ごとにビールかワインを要求する、「休暇中アルコール中毒」(私の造語)なので菓子パン喫茶に入るのがはばかられた、という理由もあります。

一杯たったの1ユーロ(123円)の名前もわからないグラス・ワインのために立ち寄った道端カフェ。


私が冷蔵庫から選んだ謎のお菓子。ポルトガル語の名前は聞いたけど、もちろんすぐ忘れました。
味は、イギリスの「クレム・キャラメール(日本でいうプリン)」でした。バサバサしてました。

コーヒー会社、ビール会社、などの業者から提供された、ロゴ入りの備品をどこのカフェでも使っているのが印象的でした。

グラス、コーヒーカップ、イギリスではめったに見ない紙ナプキンのディスペンサー、砂糖の紙包みはもちろん、椅子、日傘、カナペイ(キャンバス布の日よけひさし)、テーブルクロス、壁を飾る名所の風景写真、時計にまで会社のロゴが入っています。

ポルトガルでは資金いらずでカフェ・ビジネスがはじめられそうです。



ポルトガル名物の菓子パン、カスタード・タート。



実はイギリスの大きなスーパーでも売っていますが、食べたことがありませんでした。

ポルトの空港で帰りに残った小銭を消費するため、食べてみました。

おいしかったです。まさに日本でいう「プリン」を焼いた味です。

ブラック・コーヒーと、タルトで3ユーロちょっとは、ポルト滞在の後、ぼったくられた気もしましたが、空港内です。相場ってところでしょう。

イギリスのスターバックスなんかより安いです!

ポート・ワインの木箱で作った電灯の傘。空港内のぼったくりカフェで。


明日に続きます






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ポルトの炭焼き魚レストラン

2016年05月19日 09時00分00秒 | ヨーロッパ
ポルトから、イギリスに帰ってきたのは4月29日。

もう20日もたちます。
ほんとは昨日でポルトの記事は終わりにするつもりだったのですが、今週いっぱい、続けます。

好奇心旺盛な私の、イギリスや日本にはない、ちょっとした見聞をこまごま書いてみますのでもう少し、付き合ってくださいな。

ポルト、ポルトで食べたもの、食べた場所・・・第2回

フランシスコ・ザビエル要塞から、ポルトの町の中心まで海岸沿いに6キロ歩いた途中で、お昼時になったので立ち寄った、魚料理のレストラン。


リンクを添付しました。16日の記事も読んでくださいね。↓
海岸沿いに歩いた、ポルトまでの長い道2016年5月16日ブログ

ドゥーロ河河口をすぎて、ポルトの町に入った少し後の小さな漁港と、早朝に営業して閉まった後の魚市場をすぎたあたりです。

「マダム、マダム、魚見たい?」と、客引きする男についていったら、河を見下ろす展望のいい外テーブルの並ぶ、古い一般住宅を改装した魚料理屋が3件並ぶ通りでした。

その男が私たちをつれてはいったのは、ガレージのような暗い台所。
テーブルに、新鮮な魚が、タッパー容器に入ってずらっと並べられていました。

結局、食べることにしたのは彼の店ではなく、他も見て回ることにして3軒目、別にどこでもおなじ、最後の一軒。



ポルトのカフェもレストランも、行った場所はたいてい、テーブルに使い捨ての紙のランチョン・マットを着席するなり敷いてくれます。

清潔で合理的。イギリスでは、あまり、見ません。

イギリスのマクドナルドででもトレイに敷いてある、プロモーション用のプリントいりの敷き紙は、たいてい、席に着くなりゴミ箱いきです・・・テーブルに着くなり食べ物を運ぶのにに使ったトレイは片付けちゃいますから。(トレイの上では、絶対食べません)

私たちの座った後ろで、英語が一言も話せない中年の女性が、炭火のバーベキューで、早朝マーケットで仕入れた魚数種と、豚肉、牛肉をジュージュー焼いてます。



ここでも、英語を話せるウェイター(焼いてる女性の息子だと思います)は、ポーク(豚肉)と言わずにピッグ(ブタ)、ビーフ(牛肉)と言わずにカウ(乳牛)と言っていました。


サケの切り身と、イカと、私が選んだ、日本語でも英語でもなんと言うのかさっぱりわからない、大きいイワシみたいな魚、あるいは肉と付け合せの野菜の2人前で5ユーロ、またまた、信じられない安さです。

ウェイターおススメの、じゃがいもの裏ごしスープ。


ヴェジタリアンの夫が、肉が入ってないことを念押しして、もらうことにしたのですが、通じなかったのか、コリコリしたソーセージの切れがたくさん入ってました!
幸い、肉もOKの 私が先に口にして発見。

夫が指摘すると、「あ、ダメ?」と言って、ウェイター君、ソーセージをスプーンですくって私のスープにうつしてくれました・・・・「ほら、もうないよ」とか言いながら。

日本も含め、イギリス国外では、ヴェジタリアンに対する認識が低く、肉さえ入ってなければ良しと解釈する人が多いようですが、ヴェジタリアンは、肉と煮たスープも、肉が接触した調理器具や食器に触れた食べ物も口にできません。

夫は、苦笑いして、ただ「要らない」とひとこと。
夫のスープ、残念そうにさげられました。
ものすごく、おいしかったです。味は、ソーセージの塩味のみ。

ポルトの初日に、英語がぺらぺらの、河畔のカフェのウェイターが教えてくれた通り・・・

・・・・ポルトガル全体でか、あるいは観光客相手にだけなのかどうかは不明ですが、ポルトのレストランでは、たのんでないものがどんどんテーブルに運ばれてきます。このスープもそう。

別に、インチキでもなんでもなく、「いらない」と言えば、さげられ、料金も請求されません。

やはり、ここもメニューがない・・・聞いたけどきっぱり、「ない」と言われました。
英語のメニューがないのか、それともメニューそのものがないのか・・・・わかりません。

サクサクしてものすごくおいしいパンと、オリーブオイルとお酢で味付けした新鮮なサラダを持ってこられたので、食べることにしました。


日本では、ゆで卵の入ったサラダは特に珍しくなかったような気がします。どうでしょうか?
そういえば、イギリスでは、見ません。


最初のホテルの近所の、地元民御用達カフェでも、夫のサラダにゆで卵がたくさん入っていました。

夫は珍しいと、喜んでました。

スープを含め、メニューがないので、値段がわからないのがスリルですね。

結局、お支払いは2人で飲み物含めて10ユーロ(1300円ぐらい)ちょっと。安いです!
夫はビールを2杯も飲みました。

私の、脂っぽい謎の魚、頭だけおとしてあります。


日本でイタリアン・パセリとよばれている、フラット・リーフ・パセリを散らして、オリーブ・オイルで和えたゆでたじゃがいもが添えてありました。

骨がするっとはずれて、おいしかったです。

イギリスでは食べられないイカにしようか、まよったけど、謎の魚、正解です。イギリスで見たことのない魚です。

夫はサケを食べました。

ところで、ここのバーベキューのかまどでは、肉も焼いています。ぼたぼた肉脂が炭に落ちてジュージュー、こおばしい匂いがしていました。

感心なことに、ヴェジタリアンの夫は、旅行中はそういうことには、目をつぶって楽しむ覚悟でいたらしく、肉を焼いたかまどで調理されたサケをおいしく食べていました。

日本に行っても同じ覚悟を強いられます。

イギリス国内では、夫を含めたヴェジタリアンは断固として、自分たちの食べるものは徹底的に肉なしの環境で調理することを要求しますが。

ついでですが、ここの屋内のトイレ、ものすごく狭いスペースに便器とビデ、洗面台がぎっしり詰まってる、という感じでアレンジしてありました。


トイレには普通に腰掛けられません。ひざが壁にぶつかります。
横すわり、とか膝を開くとかの工夫が必要です。

イギリスではまったく見ない、ビデ・・・カトリック国にはたいていあるそうですが、この男女共有のものすごく狭い洗面所に本当に必要でしょうか?

ホテルにあったビデもここのも、日本のウォッシュレット式のとは違って水をためて手で洗うようになってました。

汚くないですか・・・・?

そう、犬が寝そべって通路をふさぐ例のカフェです。


階段で上り下りする、高いところにあるカフェ群。


外のテーブルと、カフェの建物の間の細いスペースを車が通っているのがびっくりです。

ポルトの町中、大勢の観光客が歩いてまわる狭い急な石畳の坂道に車の交通規制がほとんどないようだったのも、びっくりです。

イギリスだったら、ストックポートのような古い通りがよく残る町では、一方通行だらけで、すぐそばに行くにもぐるぐる大回り、が普通なんですが。

狭い道にぎっちりと、団子状に駐車してあるのもよく見ました。すごい。どうやって車、出すんだろうという疑問もわきました。
たぶん、職場などでいっしょに退社する同僚同士が声を掛け合って、両端から発車していくんでしょうが、すごい運転技術です。


お客がくつろぐ外のカフェのテーブルすれすれを車がゆっくり走り抜けていく、のもポルトでよく見ました。


日本でも、路上の客引き、禁止ですよね?(昔、東京の歌舞伎町あたりではよくみましたが)
イギリスでも一切見ません。

ポルトでは野放し。

河畔の一等地、客引き激戦区のレストランのひとつ。


英語でのメニューを押し付けるようにして「マダム?サー?2人?座った、座ったぁ~」って感じで、外のテーブルに誘導します。


明日に続きます。


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ポルトで食べた食べ物いろいろ

2016年05月18日 09時00分00秒 | ヨーロッパ
ポルトガル北部の町、ポルトの旅行記、15回目です。

昨日は図らずも休刊してしまいました。発刊手続きが完了していなかったのです。
気づいた時は、日本時間の午後遅くになってから。次号との間が短いので、休刊にしました。

ポルトで食べたもの。食べた場所

ポルトガルの料理に関してはほとんど予備知識もなく、海鮮料理、特にイギリスで食べる機会がまったくと言っていいほどない タコが食べられるぐらいの期待でいきました。

初日、昼過ぎ、ホテルにチェックインして行き当たりばったりで入った、地元の小さなカフェ。


ポルトのカフェやレストランには、メニューがない・・・?

観光客が来るレストランには、フランス語、英語、スペイン語のメニューがありますが、ここのような「地元カフェ」には、英語版がなかったので、私たちはくれなかっただけ?


(ちなみにここは地元の犬が勝手に出入りする例のカフェです)

次々と入ってくる常連客らしいポルトガル人も、メニューなしに、ウェイターにいろいろ聞いて注文していました。

英語が少し話せるウェイターに、ヴェジタリアンの夫のために「肉の入ってないものを」、私のためには「肉の入ったものを」と、英語がわかりやすいように注文しました。

「ブタ食べる?何のブタ?」と聞かれて、「ポルトガルのブタが食べたい」とできるだけわかりやすく言った私にもってきてくれたものは・・・・・

ポーク(豚肉)と言わずに、ピッグ(ブタ)と言ったのでおつきあい。

この料理の名前を紙ナプキンに書いてくれたけど、なくした!(残念)グーグルしたけど、該当するものはでてきません。

ポルトガルの常食だとか。他にも食べている人がいました。

コリコリした「胃袋」とぶよぶよした正体不明の肉の部分がはいっていました!

有名な、内臓と白いんげんのシチューではありません。

ほろほろに柔らかく煮込んだあまり上等でない部分の肉が骨の周りについています。
味付けは塩味。骨のまわりの肉は、口当たりがいいので食べました。

汁が滲みた柔らかい白いごはんは、はっきり言って、犬のえさ、あるいは「ねこめし」です。

ごはんが意外なおいしさでびっくり。

粗く切った塩茹でのキャベツにも肉の旨みが滲みていました。

こりこりした胃の部分は残しました。まずかったから。(食べるべきだったのか、謎です。肉汁のダシだと解釈)

イギリスでは、パンやライスが、じゃがいもといっしょに出てくることはありません。
じゃがいもが主食、日本で言う「ごはん」がわりなので。

ポルトガルでは、日本と同様、じゃがいもは付け合せあつかいのようです。

ヴェジタリアンの夫のためには、缶詰のツナと野菜と、とうもろこし入りのサラダを作ってくれました。味付けは、オリーブオイルと、お酢。

特製だそうで、気に入った夫はイギリスに帰国してからも、自分でまねしてつくって食べています。

お支払いは・・・・2人分の食事と、セブンアップとビールを含めて驚きの 5ユーロ(617円)!安い。


その後、ドゥーロ河沿いの観光客でにぎわうカフェでコーヒーと、ビールを飲みました。


川沿いにテーブルが並ぶ、おしゃれなカフェですが、カフェそのものは、うら通りにあります。カウンター奥で入れた飲み物を、運んできます。


トイレも、カフェの建物内にあります。暗くて、狭くてレトロでキッチュな内装でした。大きな音量で、テレビがついていました。

カフェ・オレや、カプチーノでも注文しないかぎり、どのカフェでもコーヒーにミルクをつけて出さない、ミルクがいるか聞かないのも驚きです。

日本の喫茶店で、牛乳ではなくすっぱいコーヒー・クリーム?がついてくるのは世界中の驚異の的ですが、夫に言わせれば、イギリスのように「ホワイト(ミルク入り)」か「ブラック」かを選ばせるのも邪道なんだそうです。

大人のヨーロッパ人は、ブラックが当たり前・・・ほんとでしょうか?


ポルトでは、たのめば快く持ってきてくれるミルクは、必ず温めてあります。

イギリスではコーヒー、紅茶には室温のミルクを入れるのが普通なので、夫は特におもしろがってました。

邪道とか、正当とか、、国や土地柄によってちがっていいものだと思いますが・・・


・・・・・こぎれいなショッピングエリアにある手作りチョコレートショップに、東京の渋谷辺りにありそうな、明るい内装のティールームがありました。

そこで、注文した「イングリッシュ・ティー」のお粗末さは特筆ものでした。


2人前。
2人用サイズの、イギリスでは「コーヒー・ポット」と呼んでいる縦長のポットにはいったお湯と、カップ2つ、フランス語の書かれたティー・バッグひとつ!!と煮立てたミルクが運ばれてきました。

わきたてのお湯でなければ紅茶は出ませんっ!

ティー・コージー(ポット・カバー)もかかってない、冷めかかったお湯にこれからティーバッグをいれても、薄く色のついた、味も香りもないお湯しか出てこない。

「薄い」と、ウェイトレスに文句を言ったら、もうひとつティーバッグをくれました。

もうひとつ入れても、もちろんお湯が完全に冷めているので、ひとつの時よりもかえって薄い茶色のぬるま湯が出るだけです。

運んできたトレイをテーブルの上に残していくのも、イギリスでは絶対に考えられません。

このカフェは、他にも問題大有りの札付きの、マヌケ・カフェでした。二度と戻ってこない観光客相手なのでやっていけるのでしょう。

もしかして、イギリスの外では、「イングリッシュ・ティー」なるものは、イギリス国内とはちがう形態で喫されているのかもしれませんが、ここはちょっと常識はずれ・・・・

ホット・チョコレートを注文したフランス人は、チョコレートがぜんぜん溶けてないので、英語でがみがみ怒っていました。


ポルト特集、今日で終わる予定でしたが、食べ物について、イギリス、日本との比較も含めて書くことがけっこうあります。

もうちょっと、続けようと思います。


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海岸沿いに歩いた、ポルトまでの長い道

2016年05月16日 09時00分00秒 | ヨーロッパ

ポルトガル北部の町、ポルト Porto の旅行記.

名所(と言えるかどうか・・・)第3回目。これでおしまいです。

ポルトの海、地中海ではなく、大西洋です。海の向こうは、アメリカ。

海水浴の季節には少し早い、砂浜のある、遠浅の海岸です。
左側、はるか遠くに、ポルトの町の中心が見えています。


海に突き出た17世紀の要塞、フランシスコ・ザビエル要塞 Forte de S. Francisco Xavier を見に、ポルトの南西、海岸にいってみました。




市電(メトロ)で、ポルトの中心から、約20分、地図を見て、適当にあたりをつけて、
Matoshinhos Sulという、海沿いの住宅地の中にある駅で降りて、海岸まで10分歩きます。

日本人にはなじみの深いフランシスコ・ザビエル!

物知りのうちの夫、まったく知らないって。

イギリス人でザビエル師のことを知っているのは熱心なカトリック教徒で、なおかつよっぽど物知りな人ぐらいでしょう。


この砦にザビエルがどんなゆかりがあるのか・・・・?実はわかりません!
中に入ってたしかめたかったんですけど、着いたのは、11時ごろ。オープンは1時から。


調べてから行けばよかったんですけど。

2時間も待つのはイヤなので、あっさり入場はあきらめました。

武器のコレクションと、展望がちょっと人気の、あまりぱっとしない観光名所。

ちなみに、ザビエル一行が東洋への布教に出航したのは、リスボン。
ザビエルは今のスペイン出身なはずです。

没後200年近くたって建てられたこの砦がなぜ、ザビエル?知ってる方がいたら、教えてください。



海岸沿いに6キロ、ポルトの町の中心まで、歩いて戻ることにしました。


ゴツゴツした岩場に長い木の板を渡した、デッキングの遊歩道がつづきます。

潮が引いたあとの岩のくぼみに海の水が残る、ロックプールが興味深い景観をつくりあげていました。






曇り空の、暑くもなし、寒くもなし、歩くにはうってつけの天候でした。静かです。

コーヒーを飲んで一休みした、岩場に突き出したカフェには、驚いたことに、私たち以外にも男性客がいました。座って本を読み続ける地元の人みたいでした。


カフェの店番の中年の男性、英語が一言も話せません。
私たちにコーヒーを出した後、外の席でずっとタバコを吸ってました。
のんびり、潮風に吹かれて一日座っている職場、悪くないです。

夏の観光シーズンには、もう2人ぐらい雇って、それでも忙しいんじゃないかと思います。


こんな海沿いの展望デッキがところどころ設置してあります。






町の入り口は、ドゥーロ河が海と交わる河口から始まるようです。

町側から、海にむかって・・・


海側から町にむかって・・・・


この先は、川沿いに、遊歩道や、サイクリング・ロードのある舗装した道路がつづきます。




ちょっとした漁港です。











早朝だけあいている、小さな魚市場のしゃったーのしまった、建物がありました。(上の横長写真の夫の左にちょっと見えている、赤茶色の壁がそれです。)

この近くの、新鮮な魚をその場で炭火焼にして食べさせる、レストランに、行き当たりばったりではいりました。

その話は、また、明日。

中心は、もうすぐ。





ひまカフェと、レストランでの長い休憩も含めて、3時間近く歩いて賑やかなドゥーロ河畔、
ルイI世橋 Ponte de LuisI のふもとにつきました。

ポルト特集、明日で終わりです。

一昨日までのポルトの記事のリンクを下に添付しました。↓

昨日の記事のリンクが上手に添付できません。左側のタイトルをクリックして見て下さいね。


ポルトガル北部の都市、ポルトに旅行2016年5月3日ブログ

ポルトガル北部の古い町、ポルト、ドゥーロ河周辺2016年5月4日ブログ

ポルトガルの古い町、ポルトのうら通り、その12016年5月5日ブログ

ポルトガルの坂の町、ポルトのうら通り、その22016年5月6日ブログ

ポルトガルの古い町、ポルトのボロ建築2016年5月8日ブログ

ポルトのストリート・アート2016年5月10日ブログ

ポルトの名所、大聖堂2016年5月13日ブログ

ポルトの名所、丘の上の修道院2016年5月14日ブログ




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ポルトの名所、そのほかいろいろ

2016年05月15日 09時00分00秒 | ヨーロッパ

まだ、ポルトガル北部の都市、ポルト Portoの記事が続きます。

観光名所の写真、といっても、かたよっちゃいますね・・・・

私の好みで選んだ、ポルトの名所。

展望タワー、Torre dos Clerigos のある、教会 Igreja das Clerigos


ショッピングセンターのある Praca de Lisboa から見た。塔。
    

屋根に芝生と木が植わっています。
坂の町、ポルトならではの都市計画。

ショッピングセンターを抜けて、塔のある教会の前に出ると、ショッピングセンターの屋根の部分が地上レベルになっていて、ただの緑の公園スペースに見えます。

裃を着たような司教様の石像が立っているのが、上レベルの広場の前。


お店のひとつの、交尾をしているウサギの看板がおもしろかったので、写真を撮りました。


それほどユニークでもない、バッグやスカーフなどのファッションアクセサリーを売ってました。


その裏の広場、Praca Gomes Teixeira


噴水の右側、有名な教会 Igreja do Carmo


何が有名かというと横の壁いっぱいの青タイル。






大聖堂のクロイスターのタイル絵より、格段に絵が上手でした!!!聖母マリアをたたえる物語絵になっています。
100年ぐらい後で描かれたものだからでしょうか?

幾何学的、あるいは流線的な一枚ごとの模様が連続した小スケールの表通りの一般住宅の表壁をびっしり覆うタイルとちがって、教会や公共建築のタイルは並べたタイル全体に絵画作品が描かれているものがおおいみたいです。

ガイド本によると、この教会、18世紀の金ぴかロココ建築の典型的内装だそうです。
正面から見てもよくわかりませんがもうひとつ、女子修道院 Igreja das Carmelitaがくっついていてひとつの教会になっています。

残念、写真がありません。

左のカルメラ会のほうは、17世紀の建設で観光ウェッブサイトの写真を見たらやっぱりゴテゴテした内部ですね・・・。どちらも中に入ってみなかったのがちょっと悔やまれます。

青タイルの教会、別の例。偶然とおりかかったで、はいってみました。Igreja do Sto Ildefonso


側面は、地味。上のカルモ教会の横壁は公道に面していたので、はりきって絵タイルのありがたい図柄で埋めたみたいですがこっちは塀の内側、誰も通りません。


それでも側面の前のほうには、凝った装飾がちょっとあります。

前面も十字架や聖句などのデザインが並び、装飾性が高いデザイン。

おそらくいちばん完成されたタイル絵装飾は、有名なサン・ベントー駅 Estacao Sao Bento のコンコース。


ポルトガルの歴史が描かれている、19世紀の、絵画としての価値も高い、私の見たうちでいちばん「上手な」タイル絵。

壁いっぱいにはりこんだタイル・・・圧巻ですが、壁に直接、壁絵を描いたほうが手っ取り早いし効果的だと思うのですが、16世紀からのタイル壁の町、ポルトのこだわりなんでしょう・・・・


汚い水がじょぼじょぼ出ている、ポルトでいちばん古い給水泉。


14世紀のものだという小さな英語の立て札がありました。すごい!!ガイドブックにものってない、誰も見向きもしない、偶然見つけた歴史遺産。

この集合住宅(建てられて200年ぐらい?)のいちばん左はし、一階の奥にひとしれず、じょぼじょぼやってました。




この建物は何なのか知りませんが、左側のぼろい壁は古代ローマの城壁の一部



裏道で見かけた、「追いはぎ注意」のわかりやすい看板。


安全な場所にみえるのですが・・・ところで、イギリスでは一切見ませんね、この手の犯罪警告表示。ポスターはありますが。
道幅2.2メートルの警告も興味深い。

明日、あさってにつづきます。





一昨日までのポルトの記事のリンクを下に添付しました。↓

昨日の記事のリンクが上手に添付できません。左側のタイトルをクリックして見て下さいね。


ポルトガル北部の都市、ポルトに旅行2016年5月3日ブログ

ポルトガル北部の古い町、ポルト、ドゥーロ河周辺2016年5月4日ブログ

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ポルトのストリート・アート2016年5月10日ブログ

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