イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

出来立てのほやほや犬種、それでも由緒のありそうな犬種名のなんだかちょっとうさん臭い出自のかわいいツブレ顔イヌ!

2022年12月30日 07時11分53秒 | 英国のイヌ

一昨日、近所の郵便局に郵便物を出しに行った道々会った...

オールド・イングリッシュ・ブルドッグ Olde English bulldog のルーナ。生後6か月の仔犬だそうです。かわいい!!(英語の綴りがパブの名前みたいに古風です。例;Ye Olde English Oak)

え、オールド・イングリッシュ・ブルドッグ!?

ずいぶん前に、オールド・アメリカン・ブルドッグ Old American bulldog についてストックポート日報で記事にしました。その時ちょっと調べたら出てきた、「オールド・イングリッシュ・ブルドッグ」という名前に記憶がありました。

知識のおさらいです。えーっと、イングランドで昔、雄牛と闘わせるために作り出されたブルドッグは、その野蛮な「スポーツ」が禁止された後も改良が進んでつぶれた顔、平べったい体、ダブダブの皮膚、ガニガニした脚をもつ現在のような特異な見かけのイングリッシュ・ブルドッグという犬種として定着したのでした。

 

しかし、番犬として役に立ちそうな改良前の原始的なブルドッグ(オールド・イングリッシュ・ブルドッグ)は17世紀に正教徒といっしょにアメリカ大陸に渡りました。

そこで極端な改良を免れて本来の姿にかなり近い犬種として残ったのがオールド・アメリカン・ブルドッグ だということでした。

その時の記事のリンクです☟☟☟。

イングリッシュ・ブルドッグの原種!ブラモールにいたお行儀の悪いアメリカン・ブルドッグ

うちの近所で見かけたオールド・アメリカン・ブルドッグの写真が載っています。

やたらに大きくてビックリです。ルーナもそれぐらい大きくなるようです!!

あれ、オールド・アメリカン・ブルドッグについて調べた知識によるとオールド・イングリッシュ・ブルドッグって、絶滅したんじゃなかったっけ?...そうそう、絶滅していました。

で、このオールド・イングリッシュ・ブルドッグというのは、アメリカ合衆国で1970年代から一個人が趣味で作りだした、合衆国原産の新犬種だということです!

現存のオールド・アメリカン・ブルドッグをもとに、より古い、清教徒といっしょにアメリカにわたる前のイングランドにいた時の姿を再現しようと作り出された復刻版犬種のようです。

ちなみに、英国ではいまだ未認定、アメリカ合衆国のケネル・クラブに登録されたのが2014年だという出来立てのほやほやの犬種でした。

 

たぶん...このルーナは純粋ではないように思います。ちょっと前にストックポート日報に載せたブルドッグのフランクにやたら毛色が似ています!

「公家眉」まであるし、ロットワイラ―まじり?ただのイングリッシュ・ブルドッグとロットワイラ―の掛け合わせなんじゃないの...?と疑いたくなります。

英国では、というか日本以外の国ではいわゆる紙に書かれた「血統書」がついてくる純血犬って本当に珍しいようですよ。飼い主がそう言われて買い取ってそう信じているのならそれでいいように思います。

飼い主親子(ショップモビールに乗った年配のお母さんと、ルーナのひきつなを持った40代ぐらいの女性)は、またまた例によってこの手の闘犬系、悲しい顔の犬種を好む典型的な労働者階級風でしたよ。

ルーナは気立てのいい、フレンドリーなイヌでした。

ゆっくり移動するショップモビールの速度に合わせてゆっくり歩くようにしつけられていましたが、たまに気があせってか(まだ子犬ですし)前脚を宙に浮かせるようにして駆け出し態勢になることが数度ありました。そのたびに飼い主親子にたしなめられて態度を改めていましたよ。

写真を撮らせてもらって、少しおしゃべりした後、ノロノロすすむ飼い主母子と名残惜しそうにしてくれるルーナと別れ、速足で郵便局に向かった私ですが、立ち寄った店から出てきたところでルーナたちに追いつかれました。

飼い主・娘は私と入れ違いに私が出てきた店に入り、ショップモビールの飼い主・母とルーナは外で待っていることに。

落ち着かせるためにひきつなを短くして、ショップモビールに乗るように命令されたルーナはびっくりするほど聞き分けがよく、素直に飼い主・母の脚の間におさまりました。

純粋のオールド・イングリッシュ・ブルドッグだったとしても、ロットワイラ―混だったとしても、大きな闘犬系に育ったルーナを今、聞き分けのよいしつけの行き届いたイヌに育てるのはとても重要なことなのをよくわかっている飼い主です。

この獰猛そうな見かけの犬種をコントロールできなくなったらおおごとです。

ちなみに...オンラインサイトでオールド・イングリッシュ・ブルドッグの仔犬は700ポンドから2、000ポンドで販売されています。たっか~い(2,000ポンドは32万1千円ぐらいですね..)!

この人たちが本物を買ったとはどうしても思えません。どこで手に入れたか聞けばよかった、私も欲しいからとか言って...!

ショップモビールの写真を見たら、ルーナはどう見てもロットワイラ―の仔犬にしか見えないんですけど。

ウィッキぺーディアから勝手に転載したこれが本物のオールド・イングリッシュ・ブルドッグ☟

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショック!いっそうすすんだティブの背中ハゲ、まるで懐かしのミステリーサークル

2022年12月29日 07時55分49秒 | うちのネコ、よそのネコ

息子ネコ、ティブのために夫が電子レンジの上に用意してやった寝床カゴです。

 

電子レンジを使った後は少しあったかい、しかも家の中にいてぬくぬくとバードウォッチングができる特等席です。

ティブの背中...お気づきでしょう?

太く、くっきりと「ズル剥けライン」が中央に走っています。

執拗な毛づくろい(なめすぎ)のため、特定の場所の毛が抜けてしまう症状なのです。

 

ね?

 

私が3カ月近く、夏から秋にかけて日本に滞在していた時にこの症状は深刻化したようです。

日本滞在中、夫とは毎日ビデオチャットをしていました。チャット通話中によく2匹のネコのようすをビデオで追いかけ見せてくれていたのですが、日本に行って1か月後ぐらいにふと目にした背中の細いハゲラインにショックで「これは何!?」とのけぞるほど驚きました。

そう言えば、日本に行く少し前(8月の初めごろ)、お腹と背中のシッポの付け根あたりから首に向かって毛の色が薄くなったのでした。お腹の毛も抜けてつるんとピンクの皮膚がむき出しで、獣医師の診療所に連れて行ったのです。その時の写真です☟

ついでですから、獣医師の診療所に連れて行った記事のリンクも貼っちゃいます☟。あけてぜひ、読んでください。

はじめて行った、獣医師の診療所、ビクビクネコのティブの杞憂に終わった健康診断

その時はぜんぜん大したことがなかったのに!

夫は「マム mum(お母さん=私)がいなくなったのでティブの精神的不安が強まったのだ」と言っていました。...ティブには同居している実の肉親の母親もいるんですけどね。

...心配な反面、子ネコの時からうちにいる息子同然のティブにとって自分がそれほど大切な存在であるらしいことに嬉しくもあり...いやいや、ティブの不安から来るとまらない毛づくろい行為は私が日本に行く前に始まっていたではありませんか!?今でもその原因はわからずじまいで、コロンと横になるたびに体をねじって同じ場所をなで続けます。

けっきょく、どうしていいのかよくわからず、なめ始めたら耳の後ろやあごの下などをやさしくなでたり掻いたりしてやるとしばらくは「なめなめ衝動」は抑えられるようです。

まあ、気をそらすのも限度がありますね。

獣医さんに診てもらっても、ていねいに全身を見てもらって「どこも悪くありません」と言われて診察代がまた60ポンドかかるのが目に見えています。

 

 

毛の抜けたエリアのふちはしっかりフサフサとした毛が立っています。

3,40年前にイングランド南部を中心にヨーロッパ中で話題になった「クロップ・サークル crop circle」(私がいた頃の日本ではミステリーサークルとよばれていたはずです)を思い出しませんか。

広大な麦畑で麦が一定方向に倒されて、巨大な円形や幾何学模様などを形作っているのが天空から観測できるあの現象です。超常現象などでも何でもなくのちに覆面アーテイストが名乗りを上げて実演してみせたそうですが。

私が帰ってから一時薄く生え戻ってきた部分もたしかにあったのですが、今では再び症状が悪化して、ビデオチャットで見た時より確実にハゲストロークがより太くなっています。

夫は「きみが帰って来てから確実に回復に向かっている」と言ってくれますが、それは気休めです。むしろハゲストロークが少しずつクビに向かって前進もしているようです。

ハゲ以外、身体に不調はありません。甘えるしぐさもエサをねだるしぐさも元の通りですし、外に出れば元気にネズミやシュルー(トガリネズミ)を捕まえて持って帰ってくれます。

服を着せろとか、首にパラボラ・アンテナのような医療用のコーン cone をはめろとか有効そうなアドヴァイスをオンラインでけっこう見つけました。

うちのティブは服を着せたりコーンを首につけたりしたら怒り狂って家出するでしょう。そのストレスのほうが大きそうですし。

 

息子ネコ、ティブの話ばかりしていまったので母ネコ、リヴィーも登場させます。

この記事を書き始める30分ほど前に撮った写真です。

私の日本滞在中にまたまた太りました。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無事すんだ、クリスマスとボクシングディとその翌日。大不況の中おだやかでのんびり過ごせたありがたい年末の数日間

2022年12月28日 07時24分33秒 | 英国の、生活のひとコマ

クリスマスとその翌日のボクシング・デイはよく晴れた穏やかな日でした。

写真はクリスマス・ディナーです。

2日ともどこにも出かけず、のんびり過ごしました。

クリスマスには家族3人でクリスマス・ディナーを食べ、食後には2日ともダンジョンズ & ドラゴンズDangeons & Dragons (D&D)というとんでもなくややこしい中世古典ファンタジー設定の、サイコロを振って危機回避する「想像ゲーム」をしました。

娘はオンライン・ゲームのD&Dグループを主宰して大学でもクラブに入っています。ゲームに使う高価なものも含む小物も少しずつ購入しています。

オタクの極限的アクティビティ.なのですが、知らない世界をいっぺん体験することにしたのですが...(やっている間はまあまあ次の展開を想定して楽しめましたが)ハマるほどの魅力はありません。どんなものかわかって満足です。

 

ボクシングディにはクルマで30分ぐらいのところに実家がある、マンチェスターでの留学以来の長い付き合いの友達が訪ねてきてくれて、午後いっぱいおしゃべりしました。

 

年明けから、交通、運輸、郵便、医療関係等、国民の生活になくてはならぬ機関の職員が、賃上げと職場環境の改善などを求めて再び次々と大規模なストライキを計画しています。

やれやれ...ストライキは応援したいところですが不都合が大きくなりすぎてきました。いやないやな不況です。

 

娘がクリスマス・イブにやたらに高価なカナダ産のメイプル・シロップをたっぷり使って作ったD&Dテーマの(どこがどう関係あるのか聞くのを忘れました)アメリカ風クッキーです。

 

次回はひさしぶりにうちのネコの話題です。

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メリークリスマス!昨日の英国、新首相の「大活躍」とコロナ状況最新情報

2022年12月25日 07時23分52秒 | 英国の、生活のひとコマ

Merry Christmas!!

写真は、近所の同じ通りで撮った屋外クリスマス飾りです。まるでご近所同士はりあうように、しかも話し合いでもしたのか、すべて違う下から風を送って膨らませるクリスマス・キャラクターを前庭に立たせて大はしゃぎです。

今日は夫と私と娘の3人でクリスマスプレゼントを開けて、ターキーではなくチキンをローストして(ベジタリアンの夫には出来合いのナッツと豆の・ウェリントンを暖めます)ネットフリックスで映画でも見て過ごします。

バルセロナで仕事がある息子は今回は帰国しませんでした。

昨日、クリスマス・イブに私はチャリティショップ、オックスファムでボランティアの店番をしました。

 

オックスファムは、一般の人から寄付された品物を売った収益で発展途上国や紛争地の人々を支援する活動をするチャリティです。

やっぱり不況で、それなのに物価高...セカンドハンドのプレゼントを買いに来た人がいっぱいで大繁盛でした。比較的裕福ではあるものの節約できるところはしようという現実的な中流家庭の人が多く住むエリアのショップです。

 

 

昨日、仕事納めの人も多かったようです。

そして、鉄道の大ストライキ!移動に困った人も多かったでしょう。

 

質のよさそうなセーターを着たリシ・スナク首相がなぜか設備の整った公共施設のキッチンの中で「年末の公共機関の大規模なストライキについてどう思うか」とインタビューされた映像を各局ニュース番組が何回も共有して流していました。

「このクリスマス時期にやられると弊害が多い...政府は規定にのっとってできるだけの賃上げなどの措置をとっているはずだ」というようなことを朗らかにハキハキと答えていました。

うちの夫はそれを聞くたびにキタナイ言葉も交えて「黙れ、失せろ」とヤジっていました。

 

 

夕方の民放局のニュース番組で、スナク首相が早朝からホームレスのための炊き出し施設での朝食提供ボランティアをした、と報道されているのを見ました。カウンターの内側で、エプロンをしたスナク首相がお皿に盛りつけたイングリッシュ・ブレックファーストをサービス利用者にてきぱきと渡す様子がレポートされていました。

...これでキッチンの中でインタビューされていたのかの謎が解けたわけですが、ストライキに関するインタビューの映像では「困窮者に寄り添う首相の善行」に対する言及は一切なしでしたよ。

嘘つきボリス・ジョンソン前々首相も人前に出て愛想を振りまくのが好きな人でしたが、スナク首相も「絵になるキャンペーン映像」に力を入れているようです。首相就任前からいろいろやってくれています。

他者を思いやるべきこの時期のボランティア活動、立派なことなのですが「千万(ポンド)長者」のスナクがホームレスにお給仕する映像もなんだかちょっとあざとくないか...と思ってしまう保守党嫌いの私です。

さて、コロナ・ウィルスによるパンデミックですが...ご存知のように英国ではパンデミックそのものは完全に終わっています。マスクをしている人を誰一人としてみませんから。

国の公報では「風邪、インフルエンザ、コービッド(=コロナ)をうつさない、うつらないためには人に合わないのが一番です。でもクリスマスにそんなこと言ってられませんよね。だったら咳など風邪の症状のある人がお年寄りや既往症のある人と同席する場合、屋内ではマスクをしましょう」というふうに呼び掛けています。

コロナが風邪やインフルエンザと同一に扱われているのと、「風邪の症状があればコロナの検査をして、陽性なら自主隔離しましょう」と言っていないのにも注目です!

お年寄りや基礎疾患のある人はコロナもインフルエンザも予防接種を受けていますからね、(私まで50歳以上は無料なので受けました)クリスマスの集まりにマスクをして参加する英国人がほんとうにいるのか?と大いに疑問です。

 

この時期、どこの町でも自宅の内外を彩る電飾は ストックポート日報 でもおなじみの話題ですが...

このお宅の広い前庭は子供たちが小さかった20年前ぐらいから近所の注目を浴びている電飾キメキメ決定版なのです。

電飾で形作られたシカもシロクマもサンタクロースのそりもあるのですが、写真ではわかりにくいですね。

写真を撮ったのは日没後でしたが、暗さが足りなかったのでスマートフォンで加工して真っ暗にしてみました。

前の道はバス通りです。

子供たちと一緒にわざわざ自分たちが利用する停留所を乗り越して二階建てバスの上階から見下ろして楽しんだことがあります。やっている人もたぶんバスの乗客へのサービスのつもりもあるのでしょうね。

節電型のLED電気ではなく、昔からある普通の電球だと思います。電気代が心配です。

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木彫りのフクロウ5兄弟、クラシックなケープ姿のクリスマスコスプレ!

2022年12月24日 07時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ

最寄り駅、ウッズムア Woodsmoor 駅が行き止まりにある細い一本道の左側の土手の、木彫りのフクロウ5兄弟です。

ストックポート日報 読者の方にはおなじみですよね。(以前の記事のリンクを下に貼りました)

 

身体にピッタリ合った手作りケープとキャップでサンタクロースのコスプレですね。

身体の前側だけの「浮彫り・末っ子」にまで着付けがしてある凝り方が凄いです。

ご近所の誰かが手をかけているようです。

そう言えば、サンタクロースと言えば黒いベルトを締めた前あきの袖付きコートにポンポンの付いた中折れ円錐帽子を身に着けた姿がおなじみですよね。

もともと、英国ではサンタクロースと言えば(1950年代ぐらいまで?)  袖付きコートにおそろいのズボンに長靴ではなく、赤ずきんちゃんが来ているような短めの赤か緑のケープを着て、帽子ではなく、ケープについたフードをかぶったイメージがが一般的だったようです。ケープの下は聖職者が着るような長い同色のワンピースのようなカソックで、足元がスース―して寒そうです。

そのイメージは今でも時々、見かけます。ケープではなくやっぱり袖のない長いクローク(=マント)のこともあります。

クラシックなケープでキメタたサンタクロースのコスプレ、どうせだったらフードにしてほしかった。あぁ、手足のないフクロウ像なのでケープしか着付けられないのでした。

 

ついでです。英国ではサンタクロース Santa Claus のことは「ファーザー・クリスマス Father Christmas 」と言います。

18歳以下の子供たちには「サンタクロース」というアメリカ式のいい方が浸透していますが、65歳以上のおじいちゃんおばあちゃんは「ファーザー・クリスマス」にこだわるようです。

マーケット・リサーチ会社You Gov によると「サンタクロース」派の英国人は幼児を含めた全年齢の(たったの)36%だそうです。

 

駅へと急ぐ人々を見下ろすフクロウに学ぶ人生訓!この頃やたらに見かける切った木の木彫り動物、フクロウは一番人気

近所の木彫りのフクロウ5兄弟がストックポートで祝うパリ祭、ヴィーヴァ・ラ・フランス!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロットワイラーの衣を借るイングリッシュ・ブルドッグ、ふてぶてしく愛嬌たっぷりの見かけによらず、こわがり!

2022年12月23日 08時00分00秒 | 英国のイヌ

マンチェスターで通りがかりに見かけて写真を撮らせてもらった...

イングリッシュ・ブルドッグの、フランク。

イングリッシュ・ブルドッグの、ストックポート日報 イギリスの犬 カテゴリー への登場回数は非常に多いです。私が大好きなものですから。

悲しそうな潰れ顔、だぶついた皮膚に安定したどっしり体形、ガニガニした後肢にチューブから絞り出したようなシッポ....すべて私の好みです。

よく見かけるようになったのはほんの5~6年のような気がします。

同じく哀愁漂うツブレ顔つぶらな瞳系の、飼いやすそうな小型版の lap dog (膝のりイヌ)、パグやフレンチブルドッグの長く続く人気から本家本元ツブレ顔のイングリッシュ・ブルドックへの興味が高まっていったのではないか...と全く勝手に想像してみたのですが。(パグの人気は少し下降気味のようですが)

フランクの色合いはかなり個性的です。

 

毛色だけ、ほら...

ドイツ原産の軍用犬、ロットワイラーそのものです。(犬種案内のウェッブサイトから勝手に借りた写真です)

フランクにもイングリッシュ・ブルドッグらしくない、「公家眉」まである。

たぶん、純粋のイングリッシュ・ブルドッグではないのでしょうね。立派なイングリッシュ・ブルドッグ体型ですが。

マンガに出てくる猛犬のように下の歯を出しっぱなしのフランクは実は怖がりだそうで、撫でさせてもらえませんでした。

飼い主が「なでていいよ」と言ってくれたので手を出して近づくと、あいかわらずの歯を出したままの「マンガのイヌの威嚇顔」でジリジリと後ずさりして、飼い主の脚の後ろに隠れてしまいました。「やっぱりダメだ、知らない人はなでない方がいいらしい」と言われました。

もしかして...虐待でもされて保護された「レスキュー・ドッグ(新しい飼い主を探す施設出身のイヌ)」だったりして...?

 

 

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝食メニュー専門のマンチェスターの名物カフェ、ネコの味のチーズを含むアメリカっぽいラインアップが何ともオシャレ...日英外食費比較あり

2022年12月22日 08時00分00秒 | マンチェスター

火曜日に、娘といったマンチェスターで久しぶりになつかしいカフェで遅めの昼食を食べました。

以前にも、夫と入って食事した話題で記事にしました。朝食専門のカフェ・バー、コーヒー・ポット Koffee Pot

個人経営のセレクトショップや個性的なカフェやバーなどなどが並ぶノーザン・クオーター Northen Quater のメインストリート、オルダム・ストリート Oldham Street の終わり近くにあります。

食べ物の写真を中心に載せた7年前の記事のリンクです☟。自分で読んでみてメニューが変わったことと、そのあとすぐに友達と来た記憶があるのですがそれ以来7年ぶりの再訪だったことに驚いています。

おしゃれになったノーザンクオーターの庶民的なカフェでこってりした昼ごはん

私が注文したAll American Pancakes。

平べったくのしたソーセージ( sausage patty ) とハッシュト・ブラウン・ポテトをはさんだ、牛乳ではなく乳脂肪分たっぷりのバターミルクで溶いたこってり厚いパンケーキ、その上にアメリカのテレビドラマでよく見かけるカリカリのベーコンとやわらかめの目玉焼きがのっています。全体にまき散らしてあるのは粉砂糖。ガラスの小鉢に入った茶色いメープル・シロップがついてきます。

メープル・シロップを全体にとろ~んとかけて、バラバラに崩して小さく切って食べました。甘くて塩辛くてしっとりシャリシャリとてもおいしかったですよ。

 

あまりお腹が空いていないので飲み物だけ付き合う、と言っていたくせに、メニューを読んでいるうちに食欲がわいたのか、娘が注文したのは...

Manc Muffin。

マンク Manc とは「マンチェスターの、マンチェスター人」というような意味です。こんがり焼いたイングリッシュ・マフィン(アメリカのカップケーキのような焼き菓子とは違い、丸いバサバサした朝食用のパン)の上にのったやわらかめの目玉焼きと平たくのしたソーセージ、カリカリベーコンがのっているのは私のパンケーキと同じです。

pickle spear(ピックルの槍) とメニューに書かれている特大の酢漬けのガーキン(瓶詰め用キュウリ)とプラスチックのようなツルツルした黄色いチーズがまたものすごくアメリカっぽい(?)です。ポテトの細切れと玉ねぎを溶いた卵でまとめたポテト・ロスティ poteto rosti というハッシュト・ブラウン・ポテトのような興味深いポテト・スナックがついてきます。

娘は、ツルツルのチーズをはがして残しました!「ネコの味がする」というのです!何とも独創的な表現に感心して、一口食べてみました。

本当にネコの味がしました!いえ、私はネコを食べたことはありませんがネコの毛皮に鼻をくっつけて深く息を吸い込んだ時の暖かい心安らぐ「獣臭」を大げさにしたような臭いがしました。メニューには「アメリカのチーズ」だと書かれていました。

 

家に帰って、オンラインでメニューを見てみました。店でテーブルにもってきてもらったのと全く同じ可愛らしいグラフィックのメニューがファイルできました!

「フライ・アップス Fry Ups 」という英国名物フル・イングリッシュ・ブレックファースト Full English Breakfast には3種類のバージョンがあることに注目です!

基本の、目玉焼き、ベーコン、ソーセージ、ブラック・プディング black pudding(凝固したブタの血液)、焼いたトマトの他に...

1;イングリッシュには、大豆を甘いトマトソースでトロトロに煮たベークド・ビーンズ baked beans が...

2;アイリッシュには、イーストを使わずソーダで発酵させたアイルランドの名物パン、ソーダ・ブレッド soda bread と潰したポテトを平たくまとめたポテト・ケーキ poteto cakesが...

3; スコットランドには、 (スコットランド出身のコメディアンBilly Connoly のニックネーム、Big yin の名を冠しています)、スコットランドのポテト・ケーキであるトッティ・スコーン totty scones と細かく刻んだヒツジの内臓を胃袋に入れて蒸した ハギス haggis と四角いソーセージ・パテに油で揚げたトーストが...

それぞれついてくるようです。

 

トーストしたイングリッシュ・マフィンにポーチト・エッグがのったベニーBenny (egg Benedict) もアメリカっぽいですね。

バースBath に旅行した時にアメリカ風のカフェで朝食に食べたことがあります。私のはポーチト・エッグとハムだったかな?

ベジタリアン(正確にはサカナは食べるペスカトリアン)の夫はハムの代りにスモークト・サーモンを注文しましたっけ。

フライアップ、パンケーキ、ベニーの3種類の朝食すべてに、ベジタリアン版と、ビーガン(卵も乳製品も口にしない完全菜食主義)版があります。

 

夜はバーとして11時まで営業しています。

 

 

ところで...上に転載したメニューの値段です。カフェの朝食が11ポンドか12ポンド。ちょっと高いなと思われましたか。昨日のレートで、12ポンドは1980円です。飲み物は別です。(たのめば水は無料でもってきてもらえます)

英国のインフレーション、日本の円安...もっともな事情を差し引いても、日本は物価が安すぎる...のです。

先月まで3カ月近く日本に滞在した私の実感です。

ちょっとの値上げに消費者が敏感に反応する日本では飲食店が「客離れ」にひじょうにビクビクしていると聞きました。

「ファミレス」だとフライアップにトースト、サラダ、お代わり自由のコーヒーがついて500円から800円ぐらいですよね...?

 

食材にこだわったマンチェスターの名物カフェです。娘と出てきたマンチェスターでたまにはいいかな?と払える金額ですが頻度が上がれば、あるいは1人でさっさと腹ごしらえを済ませたい時などはマクドナルド程度の値段しか払いたくないのはたしかです。

で、その世界中どこでもお手頃なマクドナルドの朝食ですが、単品は3ポンド前後。飲み物がつく「ミール・ディール」だと4ポンド弱からです。日本円だと3ポンドは479円、4ポンドは639円もかかってしまいます。日本では単品が200円から300円で食べられますよね。

 

ぜんぜん関係のない、クリスマス・マーケットの出店のビジネス・ロゴが気に入りました。

マンチェスターのマスコットとしてもう有名すぎるハチ。

娘は「顔が怖い、手がキモチワルイ」と言っていましたが。千手観音のようですね。

羽がなくてちょっと不自然...しかも焼き菓子を売るお菓子やさんだからフォークとナイフはいらない!

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

娘の付き添いは口実でまた行ったマンチェスター、意外と人出が少ないクリスマス・マーケット他

2022年12月21日 06時01分10秒 | マンチェスター

昨日、月曜日にまたマンチェスターに行きました。

 

今回は娘と2人で。

前回のストックポート日報 記事には日中気温が1℃前後の厳しい寒さの続く一週間の様子をお伝えしてきましたが、一転、一昨日の日曜日に続いて12℃ 前後の春先のような、穏やかな天気でした。セーターの上に、綿のレインコートを着て出かけました。(念のため、リュックサックにはウールのストールも入れて行きました)

今回の用事は、娘の「血液採取」です。

 

ご心配なく、病気ではありません。

ショッピングセンター内に国家医療サービス、NHS の診療所があります。そこで営業しているNHS 提携の私営ジェンダー・クリニックの予約が入っていたのでした。

ホルモン治療に先立つ「健康診断」のための血液検査です。

NHSには、男の子として生まれた娘に私がつけた日本の男の子の名前を捨てて自分で選んだ英語の、女性名で登録されていました。

カウンセリングやら、(もし家族など周辺と問題があれば、提供してもらえるらしい問題解決のための)セミナーなど、2年以上のパンデミックですべて無期延期に。いきなり治療が始まるのかと不安に思っていたものの、とりあえずは総合健康診断が先だそうです。私たち親は本人が望む治療に全く異存はありません。NHSが提供するセッション、療法全て無料ですし。

だーれもいない広い待合室はサウナのように暑かったのです。この暖房費高騰のおり、英国全土でNHSの医療従事者がインフレ物価に見合った賃上げと待遇改善を求めて大規模なデモ(2日目)を決行している時にこの経費の無駄遣い!

待合室で待っている間、私は綿のコートも手編みのセーターも脱いで半袖のティーシャツ1枚で汗をかいていました。

上の写真の、診療所を出たところにあるエレベーター乗り場から見えているロイヤル・エクスチェンジ the Royal Exchange です。

綿織物の相場を決める大交易所だった建物です。現在は中2階のだだっ広いエリアには劇場、カフェ、画廊、売店が、道路に面した地階にはズラッとならぶ店舗があります。上階は貸しオフィスです。

マンチェスターは18,19世紀に世界の綿織物取引の中心地だったのです。

ロイヤル・エクスチェンジ反対側の...

高級店(となぜかマクドナルド)が軒を連ねる、セント・アンズ・スクエア Saint Ann's Square に店舗が並ぶクリスマス・マーケット the Manchester Christmas Market 。

天気のよい平日、浮かれてマンチェスターに出てくる口実に特に必要もない付き添いを申し出て、勝手についてきちゃったわけなのです。

先週にも夫と買い物目的できたクリスマス・マーケット、クリスマスの前の週なのにあんがい空いています。

セント・アンズ・チャーチ Saint Anne's Church 外のナティビティ Nativity (キリスト降誕場面)です。

マンチェスターのクリスマス・マーケット名物のジャーマン・ソーセージを食べようよ、と娘を誘ったのですが、断られました。

けっきょくお腹が空いていた私の希望で、マンチェスターのヒップなエリア、ノーザン・クオーターNorthen Quarter の昔からある「朝食カフェ」コーヒーポット Kofeepot で遅い昼食を食べました。

えーっと、その話はまた次に。

ノーザン・クオーターの写真も撮りました。

 

クリスマス・マーケットのもともとに本拠地、アルバート・スクエア Albert Square は背後のマンチェスター市庁舎 Manchester Town Hall(ネオ・ゴシック建築の自他ともに認める世界最高傑作例です!)の大改装のため、閉鎖になっています。

アルバート・スクエアに例年たてられていた、クリスマス・マーケットのシンボル、メルヘンチックな人形がまわる風車塔とヴィクトリア女王の銅像です。

今年はたくさんのバス路線の始発・終点地であるマンチェスターの表玄関、ピカディリー・ガーデンズ Piccadily Gardens のクリスマス・マーケット会場にたてられていてなんだか寂しそうです。

アルバート・スクエアではドイツの山小屋風のビア・ガーデン等ヨーロッパ伝統のクリスマス風景を盛り上げる舞台装置が盛りだくさんでメルヘンチックな木製の風車も雰囲気にピッタリはまっていたのですが市電やバスやオフィスビルなどの都会の喧騒の中にポツンとひとつ、かなり浮いて見えました。

 

男の子として育てた娘が女の子になってしまうのに何も違和感はありません。(女の子が実はほしかったのです)

いっしょにマンチェスターでお洋服のショッピングができてとても楽しかったですよ。

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

通りがかりに見かけた、パンツ一丁でマヌケ呼ばわり。楽しそうな人文字パフォーマンス(スティッカー)

2022年12月19日 07時31分06秒 | 気になる製品、気になるデザイン

一週間以上前に撮った写真です。

信号の柱に貼ってあったツルツルした防水スティッカー。

これは、何でしょうか。パンツ一丁男に人体文字で「STUPID (マヌケ)」と言われてしまいました。

 

この道を通って用事のある場所に行って1時間ほどたった帰路に見てみたら、もうこのスティッカーはなくなっていました。

パンツ一丁男、むやみに楽しそうです。一体全体、何だったんでしょうか。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はじめて見た、クリスマス柄のスーツ!

2022年12月18日 07時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!

クルマの中から見かけて、慌てて写真を撮った「雪だるま柄スーツ」の男性です。(私が運転していたわけではありません。ご心配なく)

12月になると、「クリスマス・ジャンパーChristnas jumper 」で出勤する人々が町にあふれます。

クリスマス・ジャンパーとは、もともとは紺地か赤地に北欧風の雪の結晶やトナカイ、クリスマスツリー、星などの伝統モチーフを白糸で編みこんだ古典的なクリスマスセーターのことでした。

今ではありとあらゆるクリスマスモチーフ(と多くはダジャレを組み合わせたウケねらい)の安セーターのことを言うようです。

毎年このストックポート日報で新デザインを紹介しているので、なじみのある方もあるでしょう。

でも、クリスマス柄のスーツはさすがにはじめてみました。昼休みにサンドウィッチを買うつもりでパン屋の前に並んでいる男性の職種は不明です。

日本だったらヤクザが着そうですね、奇をてらった柄のびっくりするほど仕立てのよい高級スーツ....失礼ながらそれほど仕立てがいいようにも見えませんが...心意気は買う!!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

氷上を平気で歩くカモとイヌ...良い子の皆さんはやってはいけません。

2022年12月17日 06時52分49秒 | 英国の、生活のひとコマ

昨日も寒い1日でした。

うちの近所の庭園公園、ブラモル・パーク Bramhall Park にも氷のはり具合を見に行きました(というか、通りがかったので見てきました)

 

おお、カモたちが氷上に立っている!

日が照り始めた午前の終わりごろです。池のこの部分の氷は部分的に溶け始めていました。

 

 

奥のほうでは、10年ほど前にはかなり珍しく、写真を撮りに来る人たちもいたオシドリが集結していました。

これ以外の場所にもいました。この日、20羽ぐらいは見ましたよ。もう珍しくもなんともありませんが色合いが何とも豪華です。

カモがツルツルすべりながら氷の上を水かきの付いた足で歩くところを見たかったのですが、なぜかみんなじっとして動きません。氷の解けた場所ではスイスイ気持ちよさそうに泳いでいました。

 

イヌの足あとがついています!!

 

 

英国では、散歩中のイヌを放して自由に走らせるのがごく普通に許されています。

もちろん、しつけのよいコントロールのきく、そして他のイヌと決してトラブルを起こさないイヌに限って放されているようですが。

まあ、氷が割れて池にはまってもイヌは泳げますし「濡れた毛で家まで歩いて帰る」のがあまり苦にならない(というかそんなことは頭に浮かばない)のでしょう。

イヌが氷の上を走り回るところも見てみたかったのですが!

 

日当たりがあまりよくないもう一つの池の氷はもっと厚くしっかりしていました。

すでに多くの人(たぶんこの公園が通学路になっている近所のセカンドリー・スクールの生徒たち)割れた氷の破片を氷の表面に打ち付けて「硬度テスト」をした形跡があります。

おそらくは足元の水たまりから割って外したような厚い氷のかけらがたくさん表面に散らばっていました。手の届く場所にある氷の破片を拾って私もやってみました。厚くはった氷はびくともしないで氷の破片を撥ね返しました。

エリザベス一世時代のチューダー様式の邸宅、ブラモル・ホール Bramall Hall( 綴りが地名、公園名と違って中世式です)のふもとでは...

 

「イヌ友」どうしのお年よりが集まっていました。

イヌは全てひきつなを放されていました。

昨日の続報です;病院に搬送されていた、氷が割れて池に転落したバーミンガム近郊の少年が死亡しました。犠牲者はこれで4人になりました。いとこ同士だったようですね。そのうち一人は兄弟です。やりきれないニュースです。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いたましい事故のニュースに私もこの目で見てみたくなった、厚くはった池の氷...寒さに強い私も寒がる異例の寒さ

2022年12月16日 06時20分40秒 | 英国の、生活のひとコマ

「寒い寒い」とぼやくことが少ない暑がりの私ですが、ここ一週間、むやみやたらに寒いです。

昨日は日中気温がマイナス2℃からプラス1℃でした。

暖房費の高騰で寒がりの夫も日中暖房をつけ渋っているため、家の中も寒いです。

私がつけたいと言えば、たぶん夫は大喜びで「私のため」にセントラルヒーティングをつけるでしょう。...私は我慢できるので「まだだいじょうぶ。あなたがどうしても我慢できないというのなら、どうぞ、つけて」ということにしています。

さすがに氷点下になる日没後(4時前)は我慢の限界。セントラルヒーティングを全開にして、それでも人が過ごす部屋以外はラジエーターの元栓を閉めて節約です。

さて、写真です。

 

朝の9時頃、凍てつくような寒さにもかかわらずキン!と晴れ上がった青空が美しかったので、1人で散歩に出かけました。

小川が流れる雑木林の中の渓谷の散歩道、ストックポート日報ではすっかりおなじみのハッピーヴァレーの遊歩道を少しだけ、歩きました。

何もかもが白い霜に覆われてキラキラ...夢のようにきれいでした。

目当ては「カエル池(命名、私)」。それ以上先の小川沿いの道までは行きませんでした。

夏にはオタマジャクシがうじゃうじゃ観測できる、(これまた)ストックポート日報ではおなじみの「自然観測池」です。

 

観測デッキが張り出しているあたりは満々と水をたたえた池なのですが、わきにまわると「池」のふちと湿地帯の区別がつかない危険な沼地なのです。

 

 

わざわざ、「氷が張ったところ」を見に来たのです。

一昨日、イングランド中部のバーミンガム近郊で池にはった氷の上で遊んでいた男の子4人が、池に落ちました。8歳と9歳、そして11歳の3人の子が亡くなりました。

氷が割れて、池にはまってしまったのです。一番年上の少年は年下の友達を助けようと自分から池に飛び込んで亡くなったそうです。

このいたましい冬の水難事故は、NHS(国家保健サービス)制度始まって以来の規模の医療従事者のストライキ開始とともに昨日のニュースの2大リードでした。

 

「緯度が北海道と同じくらい高い英国はさぞかし寒いだろう」という思い込みのある日本にお住いの皆さんは多いと思います。

実際は、イングランドの冬の寒さは概して言えばそれほど厳しくはないし雪もめったに降りません。ただ、寒い期間は日本よりもかなり長いかもしれません。昼間、池に子供たちがのれるほどの厚い氷が張るなんてことは、例年ならばほぼないことなのです。

凍った運河の上のビア・ガーデンや河や湖でのスケート遊び、クリスマスの雪景色や、冬は毎日そり遊び...のようなイメージを英国に来るまでの私も強く持っていたのですがオランダや北欧、アメリカ合衆国のイメージを漠然と「欧米全体の冬の光景」とごっちゃにしていたのだと今はわかります。

とにかく、亡くなった子供たちは非日常感にワクワク、楽しくてはしゃいでしまったのでしょう。気持ちがよくわかるだけに胸が痛みます。

 

さて、この「カエル池」の氷はかなりしっかりどっしりしていましたよ。

木片でガツンガツンと叩いてみましたが割れません。

向こう側まで氷の上を歩いて渡ってみたい衝動にかられました。

池の底はどんな様子か(ズルズルか硬いのか)判別がつきませんが、万が一氷が割れて池に落ちても足が届かないほど深いとは思いません。

でもたとえ溺れる心配はなくても氷水に胸まで浸かれば心臓麻痺を起こすかもしれませんし、ぶじに水からでられても氷点下の気温の中、氷水に濡れた服を着て家まで30分歩いて帰るのは楽しくないだろうなと思いつくだけの分別はありました。

夏にはぬかるんでいた湿地帯にまわってみました。もちろん地面はがりがりに凍っています。

 

実は、湿地帯にあるごく浅い池の始まり部分に足を踏み込んで厚い氷の上に両足で立ってみました。

底まで凍っているのを確認して2歩、歩いてみました!大冒険です!そう言えば私は道路の水たまり以外の、はった氷の上を歩いてみたことは今までにありません。

万が一、氷がわれてもせいぜい水深は足首ぐらいまでであろう場所ですが、底はズブズブで足がぬけなくなる可能性もあります。どっちにしても氷水に漬かって濡れた靴を履いて家まで歩いて帰るのもかなりイヤなので、それ以上無謀なことはしませんでした。

 

 

夫に「天気がいいから外で遊んで来い」と家の外に無理やり出されて迷惑そうな母子ネコです。(寒い)

霜で枯死した芝生と、ハーブ花壇の夏の花、ナスターチウムが冷凍状態のまま鮮やかな緑と黄色やオレンジの花の色を1週間以上保っています。日の短い冬の間3階建ての「タウンハウス」に囲まれたうちの裏庭に陽がさす時間はとても短いのです。

陽が照って氷に変わった霜が溶ける間もなく夕暮れになって新たな霜がおりるころになります。

溶けたら、ナスターチウムも芝生も真っ黒でズルズルに腐って見苦しいことでしょう。芝生は春になるとまた新芽がのびて復活します。デイジーやバターカップ、クローバーやタンポポなど芝生に混ざって勝手に生えている雑草はまだ枯れずに生きているようです。生命力にびっくり!

 

日没直前に、牛乳を買いに外へ出てすぐ見かけた美しい夕暮れの空です。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンデミックあけで再開のマンチェスター・クリスマス・マーケット例年よりも規模と見栄えが今ひとつ、それでも満足フランス人の石鹸やさんとの再会

2022年12月15日 07時30分25秒 | マンチェスター

先週の金曜日、マンチェスターに行きました。

目当ては、名物のクリスマス・マーケット Manchester Christmas Market

あまり写真を撮りませんでした。

本来、毎年ヨーロッパの雰囲気たっぷりのメルヘンチックな出店が並ぶ、もともとのオリジナルの開催スポットのアルバート・スクエア Albert Square が塀で囲われて閉鎖されていました。

☟に記事のリンクを貼った、パンデミック前のクリスマス・マーケット記事を読んでください。

マンチェスターの冬の名物!元祖、あこがれのヨーロッパ大陸スタイルのクリスマス・マーケット、今年も食べたソーセージ!

世界最高のネオ・ゴシック様式建築例と言われる、マンチェスター市庁舎 Manchester Town Hall の非常に規模の大きい補修、増改築の真っ最中なものですから。

市庁舎はゴシック風の雰囲気たっぷりのアルバート・スクエアと1930年風のセント・ピーターズ・スクエア Saint Peter's Square に挟まれてたっています。

反対側のセント・ピーターズ・スクエア です。

 

 

 

広い街のショッピングエリアには町中に拡散された、例年通りの出店が所狭しと並んでいました。

エクスチェンジ・スクエア Exchange Square (上の2枚の写真)と、ピカディリー・ガーデンズ Piccadiry Gardens (下の写真)、セント・アンズ・スクエア Saint Ann's Square (下の写真)はマンチェスター名物、ヨーロッパ風のクリスマス・マーケットの雰囲気をがんばって出していました。

アルバート・スクエアの閉鎖を知らなかったものですから、行ってみてガッカリでした。

しかし!目当てのフランス人の石鹸屋さんが、高級ブランドショッピングエリアの例年通りの区画に出店を出していたのを見つけ、大感激です!

2019年に最後に訪れた私たち夫婦に「ブレクシットのせいで(手続きが完了後、EU諸国との交易には関税がかかることが予測されていました)私たちがここに来るのはもう終わりだね、名残惜しいね」というようなことを言っていた、店主のフランス人のおじさんにまた会えました。私たちのことをおぼえていたそうです。本当かなぁ、お世辞もあるかもしれませんが、私たちが「毎年あなたたちから石鹸をドカッと買っている」という前に、「いつも来てくれるでしょ、おぼえているよ」と言ってくれました。

例によって、オリーブ油で作った「サボン・ド・マルセイユ」500gと香りの違う浴用石鹸を12個購入しました。

(2020年はパンデミックでマーケットは開催中止、2021年には石鹸屋さんはいないだろうと予測して、行きませんでした。それ以外8年にわたって毎年石鹸を量買いしています)

能無しボリス・ジョンソン(前)首相は嘘つきで不誠実で、諸悪の根源、禍々しいブレクシットを提唱した極悪人の1人でもあるのですが、なんとかEU諸国との関税撤廃を維持することには成功しています。その点だけは見直してやっていいかもしれません。

カリッと香ばしいジャーマン・ソーセージは今回、食べませんでした。

上の写真の、セント・メアリーズ・ゲート Saint Mary's Gate にもおぼえている限り10年は同じ店が炭焼きにした本格的なジャーマン・ソーセージをホットドッグにして売っています。

私はドイツ人家族が店を出している、アルバート・スクエアでジャーマンソーセージを買って食べることにしているのです。スクエア閉鎖の今年はどこか別の場所に店開きをていたのかもしれませんが、探せませんでした。

クリスマス・マーケットの出店が並ぶセント・メアリーズ・ゲートを抜けると、古いパブが2軒。

正面は1552年から営業しているオールド・ウェリントン the Old Wellington 。右側は1738年創業のシンクレアズ・オイスター・バー Sinclair's Oyster Bar 。

どちらも1996年のIRAによるマンチェスター爆撃 Manchester Bombing 1996 の際、跡形もなく破壊されたものの破片をひとつひとつ集めて完全に復元されたマンチェスター復興のシンボルです。

爆撃当時、爆心地から遠からぬ場所にいて、かなり巻き込まれた体験を持つ私はこの場所を通るたびに胸がいっぱいになるのです。退避する時間を十分とった予告があったため、爆撃の規模が大きかったものの死者の数は0でした。

そう言えば、マンチェスターは2度もテロ爆撃を受けているのです。2度目は2017年、このすぐ近くのコンサート会場で多数の多くは未成年者の犠牲を出しています。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買った、食べた、やっぱりくどくてそれでもクセになるおなじみのポットヌードル、季節の新作と古典作、デザインの妙に感心!

2022年12月13日 07時08分52秒 | 気になる製品、気になるデザイン

英国の今日この頃...、例年にない寒さ、空前のインフレーション、ストライキ、国民が最も興奮し羽目を外し消費に励むクリスマス直前の買い物ラッシュ...前回までのストックポート日報 を読んでいただければ、あいかわらずの概要がお分かりいただけると思いますが、今日の話題はポット・ヌードル pot noodle

期間限定の新作を発見!

その名もズバリ、Merry Pot Noel Chrismas Dinner !

ポット・ヌードルではなく、ポット・ノエル ( ちょっと苦しいけど noodle につづりが似ている Noel はクリスマスの古語)! 

 

そうだ、前回のポット・ヌードルについて書いた記事をぜひ読んでください、リンクを下に貼りました。☟☟今回はその続きです☟

体に悪そう、それでもたまには食べたくなる、英国製のカップヌードルの愉快なグラフィック

 

クリスマス・ディナーの定番、ロースト・ターキー roast turkey にされるターキーがサンタクロースの帽子をかぶってフォークを手にしているシルエットが泣かせるではありませんか。

容器の部分はサンタクロースの上半身です。

 

今回は、前回の記事の時と違って、メリー・ポット・ノエル風味の他、3種類をスーパーマーケットで買いました!(安売りセールになっていたものですから)

上ぶたはもちろんサンタクロースの顔です。

POT の「O」が全品共通のポットヌードルの形になっているのは当然として、サンタクロースの口としても表現されています。しかもサンタクロースの決めゼリフ(というか、それしか口にしない)ホーホーホー Ho Ho Ho の口の形になっています!

実は、蓋をはがす前は蓋の図柄(顔)と容器の図柄(胴体)がラインナップしていなかったのです。惜しい!蓋を開けて熱湯を注いで正しい位置に蓋をかぶせました。待つこと4分...

 

 

見た目はなんだかあまりおいしそうに見えません。

「グレイビーとスタッフィング風味」と書かれている通りの味で、やっぱりこってり。おいしかったです。グレイビー gravy とスタッフィング stuffing を食べたことのない人に説明するのは難しいのですが。

グレイビーは本来は肉汁でとろみをつけた甘辛い、肉にかけるタレ。スタッフィングはパン粉と玉ねぎ、ハーブ各種をこってり脂でまとめてターキーやチキンのお腹に詰めてオーブンでこんがり焼く詰め物のことです。(現在はどちらもほとんどがベジタリアン仕様で、動物由来の原料が一切使われていないインスタントを使うことが多いです)

なぜか...!ターキーの味はしません。スタッフィングに使われることが多いローズマリーの味がかなりはっきりとしました。(上の写真で箸置きに使ったのがうちの庭で摘んできたローズマリーです)

 

なんと、驚いたことにヴィーガン Vegan 承認マーク付きです!

 

「完全菜食主義者」と訳されるヴィーガンは、肉サカナ(+肉サカナ由来の食材)のみならず、乳製品や卵すら口にしない非常にストイックな食生活を送る人たちです。

ヴィーガンの人たちが、ターキーの絵が描かれているクリスマス・ディナー風味のポット・ヌードルを食べたがるのかどうか、非常に興味深いところです。ヴィーガンが食べられるのなら、ベジタリアン(正確にはタコ、イカ以外の魚介類は食べるペスカトリアン)のうちの夫が食べてもいいはずです。... この後、ふたたび行ったスーパーマーケットでまた見つけたポット・ノエル、もう二つ買ってきて夫に食べるよう説得してみました。...嫌がっています。

今回、一緒に買ってきた他の三種類の風味は...

左から; 巨大な赤いトウガラシを積んだトゥックトゥック(インドのタクシー)が目印の強烈に辛いカレー味のボンベイ・バッド・ボーイ Bombey bad boy

中華どんぶりと中国風の建物が目印で、日本で食べられるワンタンスープをくどくしたような味のチャイニーズ・チャウメイン Chinese chow mein 。チャウメインというのは中華そばのことです。

なぜ?ニンジャが目印の、ブタのあばら肉を焙る時にからめる赤いねっとりしたタレの味を思わせるスティッキー・リブ sticky rib。(スティッキー・リブは英国で人気の中華料理の前菜です)

.

..ボンベイ・バッド・ボーイは家中みんな大好きです。「肉の風味の表現がない」命名なため、オリジナル・カレー original curry (前回のポットヌードル記事参照)とともに特にベジタリアンの夫が好む風味です。

あれ、今回容器の裏側をよく見てビックリ!

全ての風味が「ヴィーガン承認マーク」つきではありませんか!?なーんだ。うちの夫にぜひ食べさせなければ!... 少なくとも肉のイメージが強烈な「スティッキー・リブ」は(たとえ肉由来の食材を一切使っていなくても)食べたがらないでしょう。

以前からずっと「肉なしの肉味」だったのかどうか調べられませんでした。

 

それと、中華料理屋でもらえる「おみくじクッキーfortune cockie」のように、容器のそれぞれ製品名の下に「予言(?)]が書かれているらしいのにも気が付きました。

ボンベイ・バッド・ボーイは「4分でワルになる TURN BAD BOY IN 4 MINUTES」チャイニーズ・チャウメインは「4分で幸運をつかむ HAVE GOOD FORTUNE IN 4 MINUTES」、スティッキー・リブは「4分で(武芸の)達人になる BECOME THE MASTER IN 4 MINUTES」。

日本のカップヌードルそのほかのお湯をかけてふやかすヌードルは3分待つのが普通だったように記憶していますが、このポットヌードルは4分なのです。

 

ポットヌードルの種類はこれだけではありません。

まだ食べたことのない数種類、必ず見つけ出して食べてみます。

 

めったに行かないスーパーマーケット、モリスンズ Morison's の、のクリスマスプレゼント用ポットヌードルと提携のどうやらオリジナル商品らしいポットヌードル用の陶器(フォーク付き)のカップを見つけました。(いらない!!)

左側は、ハインツのトマトスープ専門のカップのようです(これもいらない!製品名が前面に書かれていたらそれにしか使えないではありませんか!?)

 

クリスマス・クラッカー Christmas clacker 風のパッケージに入ったポットヌードル3個セットも見つけました。

ボンベイ・バッド・ボーイとポット・ノエルには特大の「キングサイズ」があるのです。

たぶん、「King サイズが3個」はクリスマスのおなじみのイメージ、キリストの誕生を祝って贈り物を持ってきた「三賢王」にかけてあるのだと思うのですが...。クリスマスディナーの前に両側から引っ張って破るとパンっと景気のいい音がするクリスマス・クラッカー には、食事中かぶっていることになっている紙の王冠がひとつずつ入っています。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しばらく続く冷え込みと、興味のないワールドカップ観戦も必要に迫られた暖房費節約の目的のため

2022年12月11日 06時21分00秒 | 英国の、生活のひとコマ

一昨日も昨日も、日中気温は1℃前後の寒い日でした。

午前中、雪が降りました。

写真は、数日前に撮ったおなじみの木彫りのフクロウ、ヴェーラのいる空き地です。

 

暑がりの私でも「寒い」と思うほどのこれほどの寒さは今までそれほどなかったように思います。

さて、ワールドカップのイングランド対フランス戦、イングランドは負けちゃいました。

私は全く興味がありません。

 

熱烈に観戦している夫がとても喜ぶものですから、家にいる時は私も必ず編み物をしながら、できるだけテレビの前に座ってお付き合いすることにしています。まあ、ゴールとかペナルティとか観衆がわき返るような動きには注意していますが...全く楽しめません。緑の画面を凝視しているのがかなりな苦痛なのです。編み物がなかったら絶対に座っていられません。

まわりのすべてがサッカー観戦を中心に生活サイクルが回っている人ばかりの環境にいたらしい夫のような英国人男性には私のような「サッカーを楽しめない」人たちの存在が衝撃的なようです。

「まわりのすべての人」の中には..話を合わせてくれていた人も一定数いるはずですよ。「興味ない」と一言声を上げれば同類がわさわさと集まってくるものですから。「興味ない」と言う人に会いさえしなければサッカー好きは自分以外のすべての人もサッカー好きだと思い込んでることが多いのでは...?

私も、私の二人の子供も、私の友達も、子供たちの友達も、ほとんどが「別にキライというほどではないがサッカーには興味ない」人たちです。

私の場合、得点やペナルティに興奮するふりまではとてもできませんが、いっしょに(いちおうはテレビ画面に時々顔を向けています)見ているいるだけで夫が喜んでくれるならお安い御用のお付き合いです。

実は、ワールドカップをいっしょに見るのは暖房費の節約のためもあります。

セントラル・ヒーティング・システムで、私のうちのような3階建てのタウンハウス全体を暖めるのは不経済です。ガス代ほか光熱費の高騰で今まで通りのムダはできなくなりました。

娘の部屋と私たちがワールドカップを見ているキッチン以外のすべての部屋のラジエーターの栓を閉めてしまえばけっこうな節約になります。

締め切ったキッチンの扉を開けて廊下に出れば凍えるような寒さです。

日本も、イングランドも残念でした。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする