団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

去年今年貫く棒の如きもの

2021-12-31 05:52:21 | 生き方

去年今年貫く棒の如きもの

 

これは明治大正昭和の3代にわたる俳人、作家の高浜虚子の俳句

である、去年今年(こぞことし)とは大晦日の夜を境に去年と今

年が入れ替わっていくことを表すと言われてる。

 

この句の解釈は時の流れに区切りを付けて人は生きている、しか

し時というものは過去現在未来を通して貫く一本の棒のように連

続してるものだ、だから新年になるとすべてが変わり好転すると

いうわけではない、人生はそんなに甘くないよと言ってる感じが

する。

 

誰もが悩みを抱えているが人それぞれ違う、難病を抱え苦しんで

る人、コロナ禍で事業の先行きに不安を抱えてる人、人間関係の

悩みを抱えてる人、親の介護で日々つらい思いをしてる人、人生

は甘くないかもしれない、それでも未来はわからない、時の流れ

を大切に明日に希望を持って歩きたいものだ。