哲学者がみずからに課した課題、彼が哲学者としてのみずからの生の目標として課した課題は、世界についての普遍学、世界つまり即自的世界についての普遍的で究極的な知、真理それ自体の総体を実現することである。今日、読んだ箇所にあった。「ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学」(E・フッサール)にある文字である。
筆者は哲学者ではない。また、そのように考えたこともな . . . 本文を読む
世界は事実の総体であって、物の総体ではない。
世界は諸事実によって、さらにそれらが事実のすべてであることによって、決定されている。
なぜなら事実の総体は、実際に生ずることと、実際に生じないことのすべてを、あわせて決定するからである。
論理空間のうちにある諸事実が世界である。
世界は諸事実に分解する。
他のすべては不変のまま、或ることが事実であるのも可能であり、事実でないのも可能である。
. . . 本文を読む
生きがいというものは、人間がいきいきと生きていくために、空気と同じようになくてはならないものである。しかし、私たちの生きがいは損なわれやすく、うばい去られやすい。人間の生存の根底そのものに、生きがいをおびやかすものが、まつわりついているためであろう。
諸行無常の鐘の声・・・・私たち日本人のききなれたことばには、この事実に対する静かな認識とあきらめがあらわれてい . . . 本文を読む
「戦後の日本は心身を強くすることは軍事力の象徴で平和の敵と見なしてきたが、それは間違いだ。強くなって耐える力を持ち、自発的に、不運な人のために金か労力か心か時間を差し出せる人を目的に教育すべきだ。」(曽野綾子さん。産経新聞)。
貧困は、世界いたるところにある。この国にも、ある。しかし、幼児たちが飢えで死んでいくことは見聞しない。親の幼児虐待意志が無い限りは。また、民族間の大量 . . . 本文を読む
「でも・・・、夫は隣にいないままなのです。私は心療内科に通い、抗欝剤を飲みながら、何とか生活している状況です。よそのご夫婦が一緒に歩いている姿を見ると、つらくてたまりません。死んだら夫に会えるから、早く死にたいとすら思います」
「過労死をなくそう!龍基金」設立。過労死撲滅に貢献した人や団体を表彰する「中島富雄賞」を作る。 どんなスタッフにも真剣に接する姿が素敵と思い結婚した . . . 本文を読む
「自分は健康だ、と思っていても、いつ何時、病気になるか、障害を負うか、分かりません」 産経新聞にあった記事である。
主役は高瀬登志子さん。縫製工場で働いておられる。彼女は「洞結節不全症候群」を病む。心臓の具合が悪く、ペースメーカーを植え込んでおられる。高瀬さんは40代前半に突然、背中が痛くなり、診断で分かった。高瀬さんは昨年の国際アビリンピックで金メダルを受 . . . 本文を読む
知らなかった。「そら」が好きなんだ。アラーキ(荒木経惟)さんの代表テーマは、空と花だそうである。(14日の産経新聞)
飽きることなく空を見上げるそうだ。「空が教えてくれたんだ。この世のものはすべて生まれては滅ぶ。常に変化する宿命だって。空は無常と有情を写す鏡なんだよ」
写真は今朝の北方向。予想通りの天候だ。これから、自転車漕ぎに出かける。今朝 . . . 本文を読む
「そのゴミ(空瓶です)、一緒に捨ててきますよ」と声をかけられた。早朝の、1階ホールでの出来事だ。やけに親切な、お姉様である。力強い声に甘えてしまった。
今夕帰宅中の地下鉄で、黒いNBのスニーカーを履き、黒のスーツ、しかし、ネクタイは無しの50台後半の男性を見かけた。やはりいるんだな、こういういでたちのひとが。彼の体と顔は引き締まっていた。
イスラエルがガ . . . 本文を読む
客の食べ終わった席を片付けている最中にガラスコップをテーブルに落としてしまった。ガシャ~ンというお決まりの音が響く。目には粉々に砕けたガラスの破片が見える。すぐに、隣席の天星に「大丈夫ですか?」と声をかけた。「大丈夫です」と力強く返答をした。あなたこそ、大丈夫ですかと心の中でつぶやいた。
時計で計測してしまった。彼は5分間、テーブルとイスを掃除していた。時間は午後0時30 . . . 本文を読む
近況紹介
上場企業会社員です。
只今69歳。65歳と2か月で脳梗塞を発症、5か月間の入院を経て、6か月後に復職しました。
月に10日ほど仕事をしています。
仕事場は、自宅近くにあるサテライトオフイスです。
好きな言葉は、「着眼大局、着手小局」です。
モットーは、「実態は、現場・現物・現実・数字で確認する」です。なので、根拠は出来るだけ現物を示します。
原理原則は「観察(問題点を探る)・分析(その原因を探る)・判断(緊急と根本的な対策)」です。
読書・運動・公園散歩・旅・映画館での映画鑑賞時間を過ごすのが好きです。