天星人語

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タレント 小倉智昭さん「老後にやろう」はダメ

2024-04-04 07:12:51 | 日記帳

(更新履歴)

・4月2日、17時投稿。

・4月4日、07時12分更新。

 脳梗塞による状態を示すために、入院日数のグラフを追加しました。

 

今回の記事は、

小倉智昭さん、「老後にやろう」はダメ 闘病の末の本音

コラム「向き合う」 タレント、小倉智昭さん④

との記事を読んで書きたくなりました。

体が動くうちに海外旅行をすればよかった。ワインのおいしいお店に行っても自由に飲めない。若いうちにやれることがあったらやったほうがいい。老後にやろうと思っていても、老後になるとできないことがあまりにも多すぎる。

分かります、こう書きたい小倉さんの気持ち。

ですがね。

若い時は、時間とカネがない。体力と気力はある。

年寄りには、時間がある。カネはそれなりですが、自分のことに使える。

これが、日本で最大の社会集団、サラリーマンの一般的な状況でしょう。

 

さらに体が動く年寄りと、病気をして体が動かない年寄りとの構成比率はどうなんでしょう。

体力脚力は衰えても、街を普通に歩く年寄りは、多いのではないでしょうか。

わたしのように大病を患い、後遺症まで残ったヒトは少数でしょう。

 

実際、脳梗塞患者の半数は、入院日数が3週間です。

脳梗塞以外の入院日数を見てください。

病気全体でも1週間で半分は退院しています。

わたしは、5か月間の入院で、重症判定でした。

最初2か月は車いすでした。

3週間の入院で退院するのは、一般的に後遺症が残っても体が不自由になるほどではありません。

 

だから病気により体が動かない年寄りは、現実を受け入れて、出来る範囲でやりたいことをするしかないんですよ。

そして、少しでも元の体に戻れるよう元気に生きる。

小倉智昭さんは「老後になるとできないことがあまりにも多すぎる」と笑う

おぐら・ともあき 1947年秋田県生まれ。71年に現在のテレビ東京に入社しアナウンサーで活躍。76年に独立し、フジテレビの情報番組「とくダネ!」のキャスターを99年から2021年まで務めた。16年に膀胱がん、23年に腎盂(じんう)がんが見つかった。

小倉さんは、車いすどころか杖生活でもないんです。

病気前と後では変わったでしょうが、出来ることは多いですよ。

(注)

青字とグラフ、写真は日本経済新聞。


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