この記事を読み、恐ろしいと思った。
脳梗塞で、生き死ぬに関わる極点を経験した身なので。
医師の判断次第ではあちらに行ってしまうのが病気。
わずかなわたしの経験からも言えるのは、最初にかかる、かかりつけ医が関門です。
事例1
担当医師A
長袖ポロシャツの袖口ゴムに負けて、肌が赤くはれ、痒くなりました。
座骨神経痛の診察時、ついでに診てもらいクリームを出してくれました。
「1週間も塗れば治ります」と言われた。
6月に、陰部も痒くなり別のクリームを出してもらうが、治らない。
なので総合病院にある皮膚科を受診、
痒みの方は、皮膚科卒業まで2年近くかかった。
例2
担当医師B
座骨神経痛を再発。
今回は上記病院の整形外科に行く。
初発時のことを話し、薬手帳も見せた。
「痛み止めの薬ばかりなので、これでは効かない」と言われた。
初発時の詳細は、下記記事にまとめてあります。
例3
担当医師C
処方箋の薬が間違がっていた。
上記の例は、たまたま、いのちにすぐに関わらない病気だったのでしょう。
ところがそうではない事象もあることを知りました。
口内炎と思ったら舌がんに(歌手・タレント 堀ちえみさん)
奇跡を起こしたい。いえ、起こせる
体に異変を感じたのは約半年前だった。舌の裏に違和感があり、白くポツンとしたものがあった。「口内炎かな」。かかりつけの内科を受診して、ビタミン剤を処方された。
痛みが止まらず口腔(こうくう)外科も掲げるかかりつけの歯科を受診したところ、口内炎と診断されてレーザー治療を受けた。リウマチで服用している薬の副作用と思っていた。
年明けには耐え難い舌の痛みで目が覚め、舌の裏をみると白くただれて腫れている。「口内炎 治らない」とネット検索すると「舌がん」という言葉と画像が出てきた。
レギュラー出演していたテレビ番組の仕事をこなし、飛び込んだ近所の大学病院で舌がんと診断された。みなさんは口内炎が2週間以上続くならば舌がんも疑ってほしい。
リウマチなど難病を抱えてきた私の頭によぎったのは「手術しないで緩和ケアを受けよう。もう痛くてつらい思いは嫌だ」。
生き抜くことより「どうやったら素晴らしい人生の幕引きができるのか」を考えていた。
当時は舌の激痛と、それに伴う睡眠不足も重なり、「この痛みから解放されるなら、どうなってもいい」というほど疲れ切っていた。
デビュー40周年を記念したライブで、再び歌う姿を見せることができた
2019年2月に舌の6割以上を切除して太ももの組織で再建した舌は最初は口の中にはまっている肉の塊だった。
発声・発語のリハビリで日に日に小さく、薄くなってきた。
舌が薄くなると口の中の空洞が大きくなり、舌の動かし方を変える必要がある。3歩進んで2歩下がる。心が折れそうになるが1歩は確実に進んでいる。
変化は伸びしろがある証拠だ。とにかくリハビリを続けた。
リハビリを始めて2カ月半ほど過ぎたころ、しゃべりにくいとはいえ、日常生活の会話はほとんど問題がなくなった。
言語聴覚士の先生から「そろそろ仕事の予定を考えては」という提案があった。
私の仕事は歌うこと、お話をすることだ。手術前の状態に100%戻ることは絶対にない。ファンに痛々しい状態を見せたくない思いもある。
でも「最終目標はみなさまの前で歌うこと」と伝えた。
「奇跡を起こしたい。いえ、起こせる」。
そう信じるきっかけは一度目の退院後、後ろ向きな気持ちを克服するため次女を誘ってカラオケルームに行った経験だ。
誘ってみたものの歌う勇気がない私を気遣って次女が一人で歌い続けた。思い切って18歳直前にリリースした「リ・ボ・ン」を歌った。
イントロが流れ自分のスイッチが入った。仕事で歌える状態ではない。でも次女は「すごい、歌えるじゃん」と大きな声で喜んだ。
生きている限り、不可能はない。
*日本経済新聞、向き合う。文章は、要約し改行をしています。
奇跡に期待するのが日本医療か
生きている限り、不可能はないと、書かれていますが、奇跡に期待するようなことなんでしょうか?
奇跡が起こらないと生き延びることはないのでしょうか。
それが日本医療の実情でしょうか?
堀ちえみさんは、舌がん退院直後に食堂がんもみつかったそうだ。
救急車を呼ぶほどでなく、なんだろう?程度の症状ならば、最初はだれしもが身近なかかりつけ医へ行くだろう。
だが、ビタミン剤を処方しながら、気になる、治らなければ専門医へという言葉も添えて欲しかった。
天星人語も最初の坐骨神経痛でかかったかかりつけ医もそう言ってくれれば、その後の行動は、早く変わった。
再発時、診てもらった専門医から「(初発時に処方されているのは)痛み止め薬ばかりなので効かない」言われてしまった。
病気の怖さは身をもって知るわたしも、他人事として読めないコラムだった。
私が経験した座骨神経痛
便秘だろうと自己判断して主人がお世話になってる医師の所へ行ったら、「便秘じゃないよ。お腹の中に“何かある”」と言われて卵巣嚢腫が判明しました。
脳出血の時も、当時の脳外科部長は、東北大から来られた方で、実家の父も知り合いのドクターから「あの先生なら心配無い」と言われたそうです。
今でも年賀状をやり取りさせてもらってます。
恩返しの為にも元気でおらねば、と思っております。
今日は冷たい雨でした。
そちらへ雨雲は行きますね。
お気をつけて!
これまでの私個人の体験からも、かかりつけ医制度については意見が蓄積されてきています。
ところで、カレンさんの場合は良かったという体験なので、めでたしです。
天気の件については、心遣いありがとうございます。
今夜は雨降りが続くようです。風はないので、遠くに雨の音を聞きながらの睡眠になりそうです。
ありがとうございました。
患者の立場になれない“上から目線”の輩。
納得いくまで聞くのも患者には大事だと感じます。
お天気が荒れませんように!
気付くのが遅れました。
私の場合で、4年近くの医者体験ありだけでも、診てもらうのを止めた医者がいますから、長年となるとさまざまでしょう。
私は、少しでも良い状態なりたい意識が高いのか、ぶち当たりながらの人生です。
遠回りをしているのかもしれませんが。(笑)
いつも、書き込みありがとうございます。