トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日の素労風努「納豆菌感染三態」

2024-04-17 | 何よりの楽しみ

 まあ、いつも通りの深夜のビビビッなのであるが先んじた小用はジョボジョボなのであったわい。いつもながらのこの思考形態は我ながら理解できないのだが断崖絶壁に向かってしまう旅鼠に近いかも…。祖母や母からは「食べ物で遊んではいけない!」と言われ育った小生であるけれど、今となっては祖母の目も母の目も届かないのである。ましてや他人様に薦める食品でも無し、あくまで姥捨て山洞内での個人仕様の範疇であるから良しとする。

 高齢になり低年金の薄幸な老後に溺れる孤爺であっても欲は消えない「藁でもつかむ!」と言われているではないかい。頭頂発光して久しい薄幸な孤爺が発酵で楽しんでも世間様には無害なのであるし「裏金を貯めこむ」どころか微々たる額ではあるけれど天下を回している事に寄与しているのは断じて間違いは無いのである。さて、最初のけつまずきは発酵惣菜仕込み中に降臨した。豆乳ヨーグルトチーズを横目で見ていて「納豆菌を感染させよう・・・」と思い立つ。乳酸菌と納豆菌のコラボをショートさせたのは「えひめAI」が根底にある。作物や土壌に良いなら人間にも良いのである。

 小生は前述の如く教祖様でも無いし献金もサテイアンも無い。あるのは「第一さて案」から「第三さて案」までである。さて、その第一さて案は高野豆腐を納豆菌で発酵させてみる事だった。結果を早く見たい欲が勝り薄切りの高野豆腐を使った。これだと菌汁が滲みこんだのが判りやすいと思ったからであるが、これを40℃24時間保温してみた。出来上がりをお箸で摘まもうとすると他愛もなく崩れてしまう。スプーンを使っても崩れてしまうほどだった。水分が均質に行き渡らなかった事で少しだけ形を保った部分があったけれど、これは噛みしめると高野豆腐がきしむ感覚があり、少々面白いけれど総評すれば「こんなものか…」だ。

 第二さて案は前案に学び標準サイズの高野豆腐で作ってみる。大事な水分量は「いい加減」で済ましたのだが種菌は市販の納豆をフードプロセッサーで水と共に粉砕し浸みこます。これをやはり40℃24時間保温発酵させてみたが結果は同じでホロホロと崩れてしまう。一作目は醤油で試食したが二作目はフキ味噌で試食する。まあ、どちらも美味しいと言うべきか「納豆の化け物」と言うべきか・・・。しかし納豆好きモンには堪らない一品であるだろう。試しに蜂蜜を混ぜ食パンに塗って食すると意外に美味しいのだったがいわゆる美食の範疇には決して入る事は許されない外道だろうなあ。まあ、外道と控えめに申したもののベジタリアン向けの健康食材にはなるペースト状のエッ!品には違いない。

 第三さて案は豆乳ヨーグルトに納豆菌を加えて発酵させてみる。固形状態のヨーグルトは流動化してしまいスプーンで掬うかストローで吸うか、そんな感じの仕上がりだった。どれも似たような感じになったのはあたり前田の納豆菌なのであるが高野豆腐で出来た物に塩を加えれば漬け床になりそうに思えたし、第三さて案には乳酸菌と納豆菌の賜物であるからこれに甘酒(糀菌)を加えれば紛れも無い「えひめAIドリンク」と言える。乾燥糀は冷蔵庫内にあるから「飲む点滴:甘酒」を醸し混ぜ合わせて試飲するのだ。これで年末から痛め続けてきた我が身体髪膚に若さをもたらそう。浮世の風潮に対して孤爺は切に思うのだった「栄養素はサプリメントでなく食物で摂れ!」「銭こは横流しではなく汗水流して稼げ」と。まあ、汗水流し掛け持ちし睡眠育児を横に置いても生活費が必要な世帯はごまんとあるのに自分の塒しか盛らぬ不公平な世を作るものよ御偉い様は。そういう輩にはこの「第三さて案」出自の三菌発酵ドリンクを漏斗で飲ませてあげたい。そうすれば体内フローラがきっと心魂を正常に戻してくれるだろうて。かの西城秀樹だって叫んでいたではないか「フローラ、フローラァ~」と・・・。

 


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