墓参りに行った時、高岡市の伏木駅前に義経・弁慶像があったので撮ってきた。
この近くの「如意の渡し」にあったものを最近移設されたもので、高岡銅器の生産地で化粧直しをされて新品のようになっていた。
如意の渡しの小矢部川に橋が架けられ「渡し」が無くなり観光客が来なくなったので像が移設されたのだ。
歌舞伎の勧進帳でも有名なので石川県小松市の「安宅」にも像がある。
「義経記」に基づくものだが「如意の渡し」の本当の場所は未だはっきりしておらず高岡市の福岡寄りにある浅井神社の近くに「二位の渡し」があったのだとの説もある。
伏木駅前の「如意の渡」説明文にはここが本物だと言わんばかりに書いてあり平成2年に像を設置したとある。
数年前、富山OB会の観光コースで訪れてこの像をバックに記念撮影をしている。
いずれにしても義経一行が岩手へ逃れる為にこの地を通ったのは確実であるから高岡市はもっと宣伝すべきである。