OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

本郷散歩~明治・大正・昭和の建物~

2013年06月12日 | 本郷散歩(東京・文京区)

文京区本郷六丁目。
国道17号を挟んで、東大正門のはす向かいに10年ほど住んでいました。

なので本郷三丁目~五丁目~六丁目、そして都営三田線春日駅周辺に、よく歩いた懐かしい風景や建物がたくさんあります。

しかし父のおつかいでよく行った酒屋さんは駐車場になり、母のおつかいで行った八百屋さんも乾物屋さんも薬屋さんもなくなってました。
同じ通りの本屋さんもとうに閉店し、本を模った(かたどった)昭和初期の看板建築は取り壊され、弁当屋になっていました。

でも昔と変わらぬご近所さんや懐かしい風景も、まだまだたくさんある。
何かにせきたてられるように撮ってきました。


まずは東大正門。



国道17号(本郷通り)東大正門前から横丁を入ると、前述の薬屋さんや乾物屋さんなど個人商店がたくさんありました。
古書店、煙草店、学生服のお店もあったなぁ・・


  
17号沿い横丁入ってすぐ(正門ほぼ真向かい)にある「万定フルーツパーラー」。
当時は17号側に果物屋さんもやっていたのですが、私が住んでた頃にはもうシャッター閉まってました。
創業は大正初期、この建物自体も大正期に竣工されたもので、外装を昭和初期に改装しているとのこと。
この日はココの、ハヤシライスでランチ



  
万定さんを出て、かつて個人商店が立ち並んでいた同じ通りの「大西質店」。明治末期築だそう。
私が住んでいた頃から、営業しているかわかりませんでしたが当時と変わらぬ姿です。




場所は戻って17号沿い、瓦屋根に木造のベランダが印象的な古書店「棚沢書店」。
明治38年築で登録有形文化財。
住んでいた当時、何度か古本を買い取ってもらいました^^



  
父が毎日、朝のコーヒーを飲みに来た喫茶店ボンナ。17号沿い棚沢書店の手前です。
昭和26年開店。ここのママ&マスターに会うのがこの日の目的でした。
ママと1時間以上おしゃべりしちゃった(ほとんどママがしゃべってたけど^^;)




棚沢書店の横の路地から奥へ進んで、突き当たったら右方向へ歩くと、本郷館の手前に
「求道会館」。
大正4年築の、言うなれば“仏教の教会”だそう。東京都の有形文化財ということも大分あとになって知りました。

  
先週ドラマで求道会館が映ってて、出演者2人がまさにこの道入って行った!
入れるのも知らなかった・・

 

そういえば短大時代は一時期、三つのお店でアルバイトしていたのですが、
そのうちのひとつのカフェテラスは、昔と変わらぬランチのお値段で営業中でした^^
あとの二つ、カレー屋は昨年閉店し、中華料理店は違うお店になってました。

苦しいこと・つらいこと・楽しいこと、いろいろなことがあり過ぎた時代なので、一番思い出深い街。

次回は、歴史ある旅館群や樋口一葉ゆかりの井戸などをアップ出来たらと思います。
(画像がイマイチですが・・)



コメント (6)
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