寒来光一の日替わり笑話

お笑い作家・寒来光一(さむらいこういち)が、毎日(たぶん?)、笑いのネタをお送りします。

清濁併せ飲む(ことわざ漫才)

2008-07-29 00:18:44 | ことわざ漫才
本来の意味……心が広く、度量が大きい。

A「山村さんは、ホンマ器量が大きい人やわ。『清濁併せ
  飲む』とは、まさにあのことやな」
B「そやけど、ブレンドコーヒーとミックスジュース一緒
  に飲んだら、気分悪うなるんとちゃうやろか」
A「そうゆう意味とちゃうわ!」


  昨日、息子が里帰り。久しぶりに家族4人がそろったので、
  秋吉台に行ってきました。 
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晴耕雨読(ことわざ漫才)

2008-07-27 00:25:48 | ことわざ漫才
本来の意味……悠々自適。気ままに暮らすこと。

A「『晴耕雨読』が、ぼくの理想やな」
B「ほな、曇りの日はどないしはるんです?」
A「釣りやなあ。ほんで、雪の日は……って、そうゆう話し
  てんのとちゃうわ!」


  約10年ぶりに、戸畑祇園を見に行きました。
  勇壮な光のピラミッドに、酔いしれました。 
 
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スポットライトを浴びる(ことわざ漫才)

2008-07-25 00:54:26 | ことわざ漫才
本来の意味……世間の注目を集めること。

A「昨日のマラソンで、無名の新人が優勝してな。スポット
  ライトを浴びてたわ」
B「え? いつからマラソンは、室内競技になったんですか
  ?」
A「スポットライトは、言葉の綾や!」


  慣用句や言葉の使い方について、文化庁の調査が発表され
  ていました。
  恥ずかしながら、私もいくつか誤用しているものが。
  「檄を飛ばす」は、「自分の主張や考えを広く人々に知ら
  せて同意を求める」というのが本来の意味で、選択肢の中
  から正答を選んだのは19%にとどまり、73%が「元気
  のない者に刺激を与えて活気づけること」と答えたそうで
  す。
  でも、広辞苑には、後の意味も慣用例としてちゃんと載っ
  ていますから、今さら間違いと言われてもねえ。 
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すべての道はローマに通ず(ことわざ漫才)

2008-07-23 00:20:41 | ことわざ漫才
本来の意味……どんな手段をとっても、同じ目的に達する
ということ。

A「真理は一つやから、行き着くところはおんなじやろ。
  『すべての道はローマに通ず』て、言うからな」
B「そんなこと言うたかて、この道、すぐ行き止まりやで」
A「そんな話してんのとちゃうわ!」


  「万引きは立派な犯罪です」という言葉を耳にするたびに、
  えっ、「立派?」と違和感を覚えます。 
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図に乗る(ことわざ漫才)

2008-07-21 00:28:38 | ことわざ漫才
本来の意味……いい気になる。

A「きみなあ。あんまり『図に乗って』ると、いつかえらい
  目ェにあうで」
B「それは言えてる。実はやな。この前、図の上に乗って色
  を塗ってたら、図が破れてしもて往生してん」
A「何の話やねん!」


  暑いですねえ。
  庭の木があまりにも伸びていたので剪定していると、こち
  らの方がのびてしまいました。 
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棄てる神あれば拾う神あり(ことわざ漫才)

2008-07-19 00:12:18 | ことわざ漫才
本来の意味……人から見捨てられることもあれば、助けられ
ることもある。だから、不幸を嘆いてばかりいる必要はない
ということ。

A「世の中、『棄てる神あれば拾う神あり』や。あんまり、
  くよくよしててもしゃあないわ」
B「神さんの世界にも、マナーのええ神さんと、悪い神さん
  がいてるゆうわけやな」
A「ゴミの話してんのとちゃうわ!」


  トルネードの野茂投手が引退! 個性的な選手が去ってい
  くのは、寂しいですね。 
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雀百まで踊り忘れぬ(ことわざ漫才)

2008-07-17 00:42:39 | ことわざ漫才
本来の意味……幼い時に身につけた習慣は、年を取っても
なかなか直らないということ。

A「やっぱり小さい時に、変なクセついてるから、なかな
  か直らへんねん。『雀百まで踊り忘れぬ』ゆうやつや
  な」
B「雀の寿命が、そんなに長いとは知らなんだわ」
A「そうゆうこと話してんのとちゃうわ!」


  イチロー、さすがですね。スーパービームを見せてくれ
  ました。 
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頭が高い(ことわざ漫才)

2008-07-15 00:26:41 | ことわざ漫才
本来の意味……生意気で横着である。

A「あの男、新入社員のくせに『頭が高い』んやなあ」
B「そら、しゃあないわ。身長が190センチもあるんやで」
A「身長の話してるんとちゃうわ!」


  大きな書店で、「蟹工船」が売上の第2位となっています。
  学生時代のころ読んだ記憶がありますが、この本がよく売
  れるというのは、格差が広がっているということ。
  喜んでいいことかどうかわかりませんね。 
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酸いも甘いも噛みわける(ことわざ漫才)

2008-07-12 00:57:39 | ことわざ漫才
本来の意味……経験が豊かで、人情の機微や世間の表裏を
知り抜いていること。

A「あのおじいさんはな。大した人やで。『酸いも甘いも
  噛みわけて』はるわ」
B「ぼくやったら、噛みわけんでも、なめただけで酸いか
  甘いか分かりますよ」
A「味覚の話、してるんとちゃう! 人生をなめとったら
  アカンっっちゅうねん!」

  「iPhone(アイフォーン)3G」の発売、すごい
  人気のようですね。
  私には、当分縁がなさそうです。 
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人事を尽くして天命を待つ(ことわざ漫才)

2008-07-10 00:27:56 | ことわざ漫才
本来の意味……できる限りのことを尽くして、あとの結果
は天命にまかせるということ。

A「もうこれだけやったんやからな。あとは『人事を尽く
  して天命を待つ』だけや」
B「確かに、人事課に根回ししたら、後は結果を待つだけ
  やろなあ」
A「なんの話やねん!」


  フィレンツェの大聖堂落書き、短大の学長までもが、
  現地に謝罪に行ったそうです。
  学生の泣き崩れる姿を見て、せつなくなってきました。
  そこまで事を大きくしなくても、いいのでは? 


  
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