生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

人はパンだけで生きるのではない

2017-01-08 07:48:03 | 日々の暮らし
成人おめでとうございます。

成人の日に一言。

「幸せと不幸」について考えてみたいと思います。

「幸せ」

幸せは、自分の外側のできごとによって作られるものではない。

自分の希望が叶った、大成功した、結婚できた、子どもが生まれたなど外側のできごとは一瞬の間の幸せ。

本当の幸せとは、何の理由もなしに心の中から湧き上がるものという。

「不幸」

私たちの魂は本来、幸せしか知らないという。

自分が不幸だと感じている人は、本当の自分自身と触れ合っていないからで、

お金、仕事、人間関係、病気、過去のできごとになどに気をとられているからだそうです。

自然の美しさ、人の愛、芸術などの素晴らしさに気づくと不幸から抜け出して幸せを感じるという。

どうしても人は、現状に満足しないで、それ以上を望んでしまうからでしょうね。

そこで、聖書に

『人はパンだけで

生きるのではない』

という言葉があります。

パンとは食べ物を含めた、日常の物質的な必要なことを意味しています。

私たちは、それだけであるいはそのためだけに生きるのではありません。

私たちには心があります。

心を満たすのは物ではない。

この言葉の後に

『人は神の口から出る

一つひとつの言葉で

生きる』

とイエスは述べています。

成人式に

幸せとは何かを

感じて欲しいと

思います。



合掌
コメント
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