生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

恋の蛍

2023-05-31 13:35:55 | 日々の暮らし

ある古典の中から素敵な言葉を思い出しました。
《恋の蛍》です。
「あまひこよ
雲のまがきに
ことづてん
恋のほたるは
燃えてはてぬべし」
(平祐挙・たいらのすけたか)

「恋にこがれて
鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が
身をこがす」

鳴かない蛍は光ることで想いを表し、まるで身を焦がしているようだ。
なんと素敵でロマンチックな言葉でしょう。
私なら
「燃え尽きて
夜空をこがす
遠(とお)花火
鳴かぬ蛍も
身をこがす」

遠くに見える花火は音は聞こえないが夜空を焦がしている。
暗闇を音もなく1匹の小さな蛍がほんのり照らす姿は秘めた思いで身を焦がし、みんなの願いを叶える光明蛍のようだ。
私もそんな蛍になろう。

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魂の鎮魂

2023-05-29 04:57:30 | 日々の暮らし

昨日川崎の老人施設に書道教師として行きました。
一人の女性ベテラン介護士が助けを求めて来ました。
仕事場でも自宅でもゴミ箱の蓋が浮いてドラムのように叩いていたり、、不思議なことばがり怒って怖いと。
私は成仏できない魂が私に近づくようにしていたと感じて成仏させました。
その魂が残した言葉が「私が近づくと怖くて慌てて成仏したくなった」でした。
私の守護霊がよほど怖いのでしょうか?
よく言われます。
私の呪文ですか?
「もう充分修行したでしょう。お疲れ様でした。」です。

 

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悩みながら生きる

2023-05-29 02:32:15 | 日々の暮らし

人はみな悩みながら生きるものです。
徳川家康だって、武田信玄にこてんぱんに敗(やぶ)れて、必死で逃げたといいます。

その自画像を絵に描かせて、生涯の戒めにしたといいます。
忠臣蔵の大石内蔵助も、はやる気持ちを抑えるようにと、寺の住職にさとされたといいます。
討ち入り(12月14日)の前日、寺の住職に泣ける礼状を出していました。
誰もが悩みながら生きていた証です。
だから、あなたも悩むのは当たり前です。
「人生は苦痛であり、人生は恐怖である。
だから人間は不幸なのだ。
だが、人間はいまでは人生を愛している。 それは苦痛と恐怖を愛するからだ。」
(ドストエフスキー)

「七転八倒」つまづいたりころんだりするのが人生。(禅語)
悩まぬ人生などない。
そう考えれば少し楽になりませんか。
人生は1回のみ、1回で充分だ。

 

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心の真珠

2023-05-28 01:03:16 | 日々の暮らし

「月のしずく、天の露、人魚の涙、月の化身、白玉(しらたま)」と呼ばれてきたのは真珠のことです。
今ではあこや貝ですが、万葉のころは鮑(あわび)からとっていたそうで鮑玉とも呼ばれていたようです。
砂やゴミなどの異物が入り込むと、それを分泌液を出して異物を包み込むことで真珠が生まれるそうです。
苦しみや悲しみを包み込んであなたの心に
輝く真珠ができますように。

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愛ある言葉

2023-05-27 01:51:16 | 日々の暮らし

「美しい姿は美しい顔  に勝り、
美しい品性は美しい姿に勝り、
美しい言葉は美しい品性に勝る。」
      (私)
その人の存在によって周囲の人々が生かされるのが愛ある言葉です。まだまだ未熟者だから頑張ろう。

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