今日は父の命日。寝床で苦しむ父を背負って近くの病院に向かう途中にいっぱい血を吐いて、ぐったりした。
私は涙がとまらなかった。
それが大晦日のお別れになってしまった。
いまだに背中に父の温もりを感じています。
今年一年皆様も大変だったことでしょう。来年は良い年になりますように祈願しています。
「実際にどう生きたかということは大した問題ではないのです。大切なのはどんな人生を夢見たかということだけ。なぜって、夢はその人が死んだ後も生き続けるのですから。」
(ココ・シャネル)
私は果てしない夢を持っています。世界中を旅して、人を愛することを知り、伝えるためです。
「自分に与えられたタラント(才能)を生かす努力をするためです。」(聖書より)
死んでも魂は生き続けるからです。
100年前の明治時代の歌人、斎藤茂吉が少年時代の初詣のことを書いている。
「初詣が近づくと冷たい水を毎朝浴び、魚も虫も殺さないように努める。父と一緒に2日がかりで歩いて、山岳信仰の地へ向かう。山頂では雨と風にたたられ、笠を飛ばされてしまう。凍った谷を渡ると滑りそうになり、腹ばいになって進む。」とあります。ずいぶん今の初詣と違いますね。
新年初詣は教会も神社仏閣にも行かず休みもない介護の仕事に明け暮れます。
皆様の御多幸をお祈り致します。
法然上人(ほうねんしょうにん)の言葉。
「月影の
いたらぬ里は
そひなけれども
眺(なが)むる人の
心にぞ澄(す)む」
この和歌の意味は、阿弥陀仏の慈悲で救われるのは、厳しい修行をした僧侶とか財力のある人だけでなく、すべての人が、平等に救われるものだと説いています。
太陽はまぶしすぎますが、月の光はすべての人がゆったりと穏やかに眺められる。
そんな月の光のような
優しい心をもてば、いつもあなたは見守られている。
この言葉を貴方に贈ります。
91年アメリカ東海岸沖で起きた暴風雨の名前で、海の荒波が30メートルに達して陸地が一瞬に沈んだ。
その津波の名前がパーフェクト・ストーム(究極の嵐)。
私たちにも新型ウイルスのパーフェクトストームが来ています。
こんな時にこそ自信を持って荒波に立ち向かい乗り越えましょう。
必ず嵐は去りますから。勇気を持ちましょう!