生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

恋衣と宙衣

2017-06-30 02:37:40 | 日々の暮らし
近くの寺の門前に書いてあった言葉。

「できないことは

いっぱいあるが

できることは

もっとある」

いいね。前向きの発想だね。

何も出来ないと

嘆くのでなく

やろうと思えば

いっぱい出来るものです。


さて、与謝野晶子他の

若き女流歌人達が

出した歌集に

「恋衣」があります。



寝ても覚めても、思いこがれて

やむことのない恋心は

まるで身を離さない

衣のようだ。


常に心から離れない

想いを

衣のまつわる様子に


例えた優雅な言葉

として古代から愛され

ていました。

「不安になるのは なぜ

孤独になるのは なぜ

好きになればなるほど

苦しくなるのは なぜ

そう 理由は わかってる

いま ここに あなたがいない

いま ここに あなたがいないから。」

素敵な言葉だと思いました。


私はまた新語を作りました。

「宙衣」

です。

そらごろもと読みます。

宇宙すべてを支配している神をさしています。

その神々に包まれている

衣のようだ。


何も恐れることはない


宇宙の衣を


まとっているのだから


『恋衣と宙衣』


あなたにも



届きますように




合掌




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美しい言葉の花束

2017-06-29 04:16:25 | 日々の暮らし
あと2日で7月ですね。

なんと月日がたつのが

早いですね。

半年が過ぎてしまった。

7月のお手本にと

「美しい言葉」を

書いたのですが、

難しいのか

どういう意味?

と言われてしまいました。(笑)

字や意味が美しくて

好きなので紹介します。

★茉莉(まつり)

ジヤスミンのこと。

真っ白な白い花が咲く。
花言葉は、

長すぎた春。

清浄無垢。 

★詞華(しか)

たくさんの花が咲く時期から

美しい詩や文章は

言葉の花束を

作るようなものという

意味の言葉。

言葉の花束なんと

素敵な意味と感じて

書いたのに、


お年寄りは興味持たなかったです。

★蓮華(れんげ)

蓮(はす)の花のこと。

泥より出でて、泥に

染まらず。

これは、知っていたので書いてくれました。

★忘れ潮(わすれじお)

潮がひいた後に、砂浜や磯に置き去りにされていた水たまりのこと。


子どものころ、よく眺めていました。

小さなカニや貝が

いたりしたから。

人間も時代の流れの中に、

何かを置き去りにしてきませんか。

忘れ潮をのぞきこむように、

遠い記憶を呼び戻して

みては。


★心星(しんぼし)

北極星。

真北の空に輝いている。
まわりに明るい星がないことから、

ひとつ星ともいう。

道に迷った旅人も、

大海原で途方にくれた

船人もこの星を道標
(みちしるべ)とした。

★綺羅(きら)

絹織物のこと。

美しい衣裳。

地上の星ともいう。


キラキラ輝く人


あなたは地上の星


素敵な言葉と


感じてくれたら


ありがたいです。


お手本には


不向きでしたが。


浴衣、花火、七夕、

夏祭、入道雲、氷、

蛍等が人気でした。


美しい言葉の花束


届きますように。



合掌

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美しい言葉の花束

2017-06-29 04:16:25 | 日々の暮らし
あと2日で7月ですね。

なんと月日がたつのが

早いですね。

半年が過ぎてしまった。

7月のお手本にと

「美しい言葉」を

書いたのですが、

難しいのか

どういう意味?

と言われてしまいました。(笑)

字や意味が美しくて

好きなので紹介します。

★茉莉(まつり)

ジヤスミンのこと。

真っ白な白い花が咲く。
花言葉は、

長すぎた春。

清浄無垢。 

★詞華(しか)

たくさんの花が咲く時期から

美しい詩や文章は

言葉の花束を

作るようなものという

意味の言葉。

言葉の花束なんと

素敵な意味と感じて

書いたのに、


お年寄りは興味持たなかったです。

★蓮華(れんげ)

蓮(はす)の花のこと。

泥より出でて、泥に

染まらず。

これは、知っていたので書いてくれました。

★忘れ潮(わすれじお)

潮がひいた後に、砂浜や磯に置き去りにされていた水たまりのこと。


子どものころ、よく眺めていました。

小さなカニや貝が

いたりしたから。

人間も時代の流れの中に、

何かを置き去りにしてきませんか。

忘れ潮をのぞきこむように、

遠い記憶を呼び戻して

みては。


★心星(しんぼし)

北極星。

真北の空に輝いている。
まわりに明るい星がないことから、

ひとつ星ともいう。

道に迷った旅人も、

大海原で途方にくれた

船人もこの星を道標
(みちしるべ)とした。

★綺羅(きら)

絹織物のこと。

美しい衣裳。

地上の星ともいう。


キラキラ輝く人


あなたは地上の星


素敵な言葉と


感じてくれたら


ありがたいです。


お手本には


不向きでしたが。


浴衣、花火、七夕、

夏祭、入道雲、氷、

蛍等が人気でした。


美しい言葉の花束


届きますように。



合掌

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恋の蛍

2017-06-28 04:00:27 | 日々の暮らし
3時前です。

今朝はたくさん神様と

お話ができました。

『そうなんだ』

と教えられることばかりでした。


その中から少し紹介します。

信仰心ある人に神は

救いに来ます。

その時、その時

違う神様が。

人は全く気づいていない。

しかし、いつか気づくのだ。

そのお礼参りの旅に出る。

気づかない人や、

この世が好きな人、

未練や怨みがある人は

この世をさ迷ってしまう。



本当かどうかは知りませんよ。

どうも、いつも私を

救ってくれているのは


何故か子ども達なんです。


訳がわかりません。


童話を書くのが好きだからかな。


紙芝居も作っていたからかな。

だから、私は子ども達

へのお礼の旅に

出るのでしょうね。

新作たくさん持って


行かないと。


昨日ナースから、

いつも何かコツコツ

勉強しているね。


て言われました。

そうなんです。


勉強が大好きだから。

と答えたら、

何の勉強しているの?

今は古典と答えた。

そこで、ある古典の

中から素敵な言葉を

見つけました。


「恋の蛍」

です。

「あまひこよ

雲のまがきに

ことづてん

恋のほたるは

燃えてはてぬべし」

(平祐挙・たいらのすけたか)

当時の歌にも

「恋にこがれて

鳴く蝉よりも

鳴かぬ蛍が

身をこがす」



鳴かない蛍は

光ることで

想いを表し、


まるで身を


焦がしているようだ。



なんと素敵で


ロマンチックな


言葉でしょう。



現代的にすると


仕掛け花火が


終わったあと


暗闇を


小さな蛍が


ほんのり照らす


君は


僕の蛍のようだ。


タイトル


「恋の蛍」



おそまつでした。


合掌






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やらずの雨

2017-06-27 04:37:51 | 日々の暮らし
雨を身近に感じる季節になりました。

雨には古代から

「自然なきっかけを

求める奥ゆかしい心」

があるとされていました。


そのひとつに

「やらずの雨」


があります。

恋人が帰ろうとする時、

にわか雨が降ってくる


帰したくない。



もう1時間一緒にいたい。

その思いを

「雨がやむまで

もう少しいたら」

思いを雨のせいにする

奥ゆかしさ


これをやらずの雨


といいます。


女性の家に通って来た

男への思いに使われて

いるようですが、


藤沢周平「闇の歯車」


ではヤクザの佐之助が

どしゃ降りの中を長屋に帰ってくると、

路地に女が傘もささず

雨に打たれて立っていた。

畳屋の亭主に追い出された女がこうして訪ねて来ていたのだ。

気の毒に思った佐之助は女を家に入れ、

逃げた女房の浴衣を貸してやる。

気が戻った女が

帰ろうとする時、


雨がやむまで

いいじゃないかと


いいます。


佐之助は女がいる

安らぎを懐かしく


感じていたので、



その雰囲気をもう少し


楽しみたかったのです。

これも男の

やらずの雨です。


私が会社の帰りに


居酒屋に寄り、

一人カウンターで飲んでいました。

その日はどしゃ降りで

客は私一人でした。

一度も話したことがない

居酒屋の亭主に

お客さん雨がやむまで


いてくんなさい。


と頼まれ最後までいてしまった。


これは、男同士でも

あるやらずの雨でした。

そのお陰で


その亭主の素性が分かったのです。


ヤクザの親分をしていてかたぎになり


流れ流れて


この町で居酒屋を開いたとか。

町内会の旅行に誘われても断って来た。

全身の入れ墨かばれるからだって。


病気で入院してたら、
客の女が見舞いに来て家の掃除を頼んだら、金を全部持って逃げやがった。

都内で男と小料理屋をやっていたのを見つけ

とっち目てやろうとしたが泣いて土下座して謝ったから許してやったバカな男です。


と二人だけの話を

したのも


雨のお陰でした。


懐かしい想い出が


一杯ある


雨。


あなたにも



あるでしょうね。



紫陽花のような綺麗な



思い出が。


合掌


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