生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

復元力

2023-07-30 23:12:35 | 日々の暮らし
心理学の用語にレジリエンスがあります。
しなやかな復元力、回復力という意味です。
困難や脅威に直面している状況に対して「うまく適応できる能力」「適応していく過程」「適応した結果」を意味する言葉です。
あなたにとってこの場がそうなりますように。
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将軍の寿命

2023-07-30 00:43:46 | 日々の暮らし
ラジオで将軍の平均寿命について話していました。
鎌倉時代は38歳。
室町時代は38.7歳。
江戸時代は29.7歳。
江戸時代の庶民の平均寿命は30~40歳でした。
それは乳幼児があまりにもあっけなく死んでしまうからだそうです。
「7歳までは神のうち」という言葉があったそうです。
そこで、七五三を無事に終えたら子どももようやく人間界の仲間入りとしてお祝いするようになったといいます。
江戸時代の死因は 疱瘡(天然痘)、はしか、梅毒、コレラ、インフルエンザ(はやり風邪)、ビタミンB1不足の脚気(かっけ)が多かったそうです。
当時の車椅子の絵がありました。
徳川家康は75歳まで生きましたが、ビタミンB1が豊富な豚や鴨が大好きだったそうです。 日本人の平均寿命が50歳を超えたのは戦後の1947年になってからだそうです。
将軍をはじめ上流階級の寿命が短いのは玄米ではなく、白米を主食にしたからのようです。
現代も洋食が主食になったりしているから短命になるのかもしれませんね。 食生活を考えましょう。 特に私は糖尿病だから。
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万葉の別れ

2023-07-29 03:55:32 | 日々の暮らし
古代に流行っていた袖があります。 現代では別れの時は、 さようなら! と手を振りますね。
しかし、万葉集を読んでいると、万葉の頃は 袖(そで)振りというようです。
「白波の 寄そる浜辺に 別れなば いともすべなみ 八度(やたび)袖振る」
(大舎人部祢麻呂・おおとねりべのねまろ) 白い波が寄せる浜辺で別れてしまったら、もうどうしようもない。 だから、何度も、何度も、何度も、何度も袖を振るのです。
栃木県足利市の大舎人というひとが、防人(さきもり)として九州に派遣されて旅に出る途中に詠んだ歌。
きっと恋しい人と、いつ会えるか分からない 別れの歌なのでしょう。
万葉の頃の袖は、手よりも長い筒袖でした。 「袖を振る」とは、人の魂を鎮(しず)めたり、親しい人に自分の気持ちを伝えることができると信じられていたようです。
袖振り合う仲というのでしょうか。
愛してるよ!
の気持ちが込められて いたのでしょうね。
古代の袖振り、現代の手を振る。
どちらにも気持ちが込められているのです。
今週は5年お世話したお年寄りが二人急変で早朝亡くなりました。
私の事を先生とか、お父さんと呼んでくれました。
娘さんと一緒に泣きました。
毎週毎週お別れする人がいます。
手をいっぱい振っています。
あちらでまた会おうねと。
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なんでもない

2023-07-28 04:02:43 | 日々の暮らし
「20歳のときハンサムでなく。 
30歳のとき強くなく。 40歳のとき財がなく。 50歳のとき賢くなけりゃ一生なんでもない。」
(イギリスの諺)


「60歳で優しさがなく。
70歳で素直さがなく。
80歳で人を見下す者は一生なんでもない。」
      (私)
反対の生き方になれば新たな出会いの道が開けるものです。

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神様に祈りを

2023-07-27 02:38:30 | 日々の暮らし
『隠れる』の『隠』という字は奥の深い意味があります。
どちらかと言うと隠すとか隠密、隠匿とか悪い意味合いに使われています。
こざと扁は、神様が登り降りする梯子という意味があります。
右側の字は上からの手を意味し、両手で物を隠すように、人から見えなくする様子を表しています。
何を隠しているかというと、「心」です。『隠』という字は神様に密かに祈る心を表しているといわれています。
神のみぞ知る秘めたる願いを込めた字なのです。
『神様お願い』切なる心模様が語源なのです。
皆様のご健康、ご活躍を神様にお祈りします。
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