「大和(やまと)は国のまほろば、畳(たた)なづく青垣(あおがき)、山籠(やまこも)れる大和し美(うるわ)し」
(日本書紀)
大和は国の中で一番良いところである。
幾重にも重なりあった青い垣根のような山々に囲まれた大和は本当にうるわしいところであります。
「まほろば」とはすぐれた良いところのこと。
また、その人にとってかけがえのないこの世でただ一つの気持ちが安らぐ場所や心の中という意味があります。
皆様といるこの場所も、まほろばという安らぎの家でありますように。
「大和(やまと)は国のまほろば、畳(たた)なづく青垣(あおがき)、山籠(やまこも)れる大和し美(うるわ)し」
(日本書紀)
大和は国の中で一番良いところである。
幾重にも重なりあった青い垣根のような山々に囲まれた大和は本当にうるわしいところであります。
「まほろば」とはすぐれた良いところのこと。
また、その人にとってかけがえのないこの世でただ一つの気持ちが安らぐ場所や心の中という意味があります。
皆様といるこの場所も、まほろばという安らぎの家でありますように。
蛍は遠い故郷を思い出させてくれます。
ある古典の中から素敵な言葉を思い出しました。
《恋の蛍》です。
「あまひこよ
雲のまがきに
ことづてん
恋のほたるは
燃えてはてぬべし」
(平祐挙・たいらのすけたか)
「恋にこがれて
鳴く蝉よりも
鳴かぬ蛍が
身をこがす」
鳴かない蛍は光ることで想いを表し、まるで身を焦がしているようだ。
なんと素敵でロマンチックな言葉でしょう。
私なら
「燃え尽きて
夜空をこがす
遠(とお)花火
鳴かぬ蛍も
身をこがす」
遠くに見える花火は音は聞こえないが夜空を焦がしている。
暗闇を音もなく1匹の小さな蛍がほんのり照らす姿は秘めた思いで身を焦がし、みんなの願いを叶える光明蛍のようだ。
私もそんな蛍になろう。
今朝の新聞記事より、日本外科学会定期学術集会の
「人にない武器をどう身につけるのか?」というテーマに特別講演を行った元プロ野球選手の松井秀喜さんは元巨人監督の長嶋茂雄さんから誰にも負けない素振りの武器を作ってもらったと披露して、
医療関係者1500人を沸かせました。
私の武器は誰にも負けない鈍感でドジ。
努力しなくて身につけた。
皆様の武器はどう身につけましたか。
「道とは
遠くからは
はっきり見えるけれど
近づいたら消えた
幻のようなもの。」
「晴れた天気に外に出たら急に雨が降る。
喜びの歌がまだ終わらない内に悲しみの歌が
聞こえて来る。
それを道と呼ぶのだ。」
(私)
退院して来たお年寄りを喜びの拍手で迎えた。
その時、心臓が苦しいと、救急車で搬送されたおばあさんが亡くなった。
「喜びも悲しみも同時にあるのが道なのだ。」
すべてが
幻のように
去っていく。
今の時期を「土(つち)休み」という。
春の花が枯れたから、夏の花を植えましょう。
土を休めてから。
素敵な言葉です。
土も生きているのだ。仕事を変える時、迷った時、人も休みましょう。
ひと(人)休み
ひと休み。
万葉集に「涙で曇り目も見えぬ」という歌がたくさんあります。
空の雲でなく、目の雲を指しているのです。
日本人は涙好きな国民と言われています。
涙の語源を調べると、「な」は泣く。
「み」は水。
「だ」は垂れる。
泣くと水が垂れてくる。
そこから、涙ができたようです。
「瞳の中にも空がある
澄みきった空がある
晴れ渡った空がある
時折涙雲になり
涙の雨が降る
そのあとは
まぶしい空が
やってくる
涙雲のあとは
瞳の空が晴れ
輝きを取り戻すのだ。」
もう少ししたら晴れますから頑張りましょう。
泣いてるあなたへの励ましの言葉です。