情熱は目に出る。
生活は顔に出る。
年齢は足に出る。
哀愁は背中に出る。
性格は運転に出る。
教養は声に出る。
個性は字に出る。
優しさは言葉に出る。
恋心は夢に出る。
希望は指先に出る。
祈願は合掌に出る。
悟りは心に出る。
平和は笑顔に出る。
善行は魂に出る。
ゆえに出るものに注意深く生きようと思う。
急激に増えているコロナ感染。
内の老人施設のスタッフの同居者が感染したらワクチン接種したスタッフまでも感染してしまった。
急遽出勤となった昨日、食堂に行ったら予約してないから食事はない。
その時の為に、ロッカーにレトルト食品を用意してあったので空腹を満たされた。
「備えあれば憂いなし」。
小さな防衛が役に立ちました。
国の防衛も災害・戦争・医薬品不足等あらゆる危惧に対応する大切さを考えた一日でした。
今日も皆様のご無事を祈ります。
芥川龍之介は古典の
宇治拾遺物語からたくさんの題材を得て短編集を作りました。
「鼻」や「こぶとりじいさん」等。
私は占い師の娘の物語、「易の占い」が好きです。
旅人が宿を探していた折り、荒れ果てた大きな家があるのを見つけ、ここに泊めて下さいと訊くと、女の声でどうぞお泊まりくださいと返事があったので皆馬から下りた。
家は大きいが人の気配がない。
女は一人でいるらしかった。
そうして、夜も開けたので朝食をとり、出て行こうとすると、女が出てきて、出て行けません、金千両を払ってから出てくださいと言うのです。
従者が笑ってそんなわけがあるか、言いがかりだと言うと、旅人が女に聞きました。
親が千両の金を貸した旅人が10年後の何月にここに来て泊まるから、その人から千両を受けとりなさい。
それまで、物を売ってしのげと言ったので、少しずつ売りながら暮らして、今年になって売るものがなくなったまま親の言ってた日が来たのです。
旅人は聞きました。
父上は易の占いをしていましたかと。
そんなことをしていたかと思いますと答えた。
旅人は女に家の大事な柱を叩かせ、この中に金があります。
少しずつ取り出してお使いくださいと教えました。
親はすべてを与えてはすぐに使ってしまうだろうとこの日を予言していたのです。
この旅人も占い師だったのです。
何か素敵な発想の物語だと思いませんか?
人生の道案内に占いがある。
「自称怪しい占い師」だからこれからも皆様を導いて行きます。
「往くみちは精進にして、忍びて終わり悔いなし。」
(高倉健)
「僕は精進という言葉を心情にやってきた。これは自分なりの解釈で、精を出せば、必ず進歩するという意味です。」
(織田幹雄・陸上金メダリスト)
私は精進とは「あきらめず常に前向きで精一杯努力して生きる事」だと思っています。
「言葉は心に思ったことを表現するために人間に与えられた。 言葉は心の代弁者であり、魂の姿である。」 (モリエール) しかし、恋をした女性に「ずいぶん綺麗になったね。恋をしたの」と尋ねると、顔を赤く染めて否定する。 言葉は思うところを隠す為にも使われている。 オレオレ詐欺など言葉を汚す者には厳しい天罰があるでしょう。 言葉は魂の姿なのだから。