いま苦しい人いますか。 もう少し頑張ってみましょう。 私は以前仕事でグアム、サイパンの南東の島々まで船で行った事がありました。 日本の軍艦がたくさん沈没した辺りに来た時、全員で合掌しました。 花束やおにぎりをたくさん海に投げました。 私も仕事先の嘱託の初老の男性から話を聞いていました。 彼は東北大学から学徒出陣で海軍少尉となって軍艦に乗って南方に来た時、アメリカの潜水艦に被弾して沈没したそうです。 体中火傷をおい、丸太に捕まっていたそうです。 仲間の兵隊は力つきて次々に海に消えて行ったそうです。 何日も漂っていたら小さな島に流れ着いたそうです。 何人かの日本兵がいたそうです。 一隻の日本の駆逐艦がやって来て救われたそうです。 その仲間の霊に花をたむけて欲しいと頼まれたのでした。 その海に花束を投げました。 こんな何もない大海原に浮かんでいたら、さぞ寂しかったに違いない。 孤独と恐怖と怪我の痛みと絶望にどうして生き延びたのだろうかと考えていました。 とてもできない事です。 誰かの為に、先の楽しみの為に頑張ったのでしょうか。 それから考えたら、あなたの今の苦しみはどうでしょうか。 私は苦しい時、この海原を思い出します。 今は亡くなったあの方の話を思い出します。 諦めたら終わり。 神がみんながくれた丸太を離す分けにはいかないと。 今のあなたにもみんなからがんばれのエールを込めた丸太が届くはず。 しっかり掴んで耐えて下さい。 命の丸太を掴むのです。 合掌
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