生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

玉響の音

2019-09-13 02:44:19 | 日々の暮らし

「見えないものを どれくらい 信じることが できるだろう。

たしかなものを 探し続けて 旅すると 絶対見つけられない。

たしかなものなど   ひとつもないからだ ふと感じる玉響(たまゆら)の音 。

杖のように私の先を 導いてくれる。

たしかなものなど ないよと。」

 

よく仲間から言われる。そんな発想誰もしないよ。

どうしてそんな事に気づくのだろう? と言われます。  

それはかすかなひらめきの音を信じているからです。

かすかな、あるかないかといったことを玉響といいます。

 

「君が手と

わが手とふれし

たまゆらの

心ゆらぎは

知らずやありけん」  

  (太田水穂)

 

手を触れあった瞬間、ほんのかすかに胸がときめく。 恋の始まりにつながるかどうか自分にもわからない。

皆様もたしかなものなどない道を、玉響の音を信じて生きてください。        合掌

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